2023/08/13
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匙を投げた社長
今年4月、韓国の仁川黔丹（コムダン）マンション地下駐車場が崩落した事件を受け、韓国土地住宅公社（LH）は、無梁版構造（フラットスラブ構造）を採用した全国91のマンション団地に対し「全数調査」を実施。
7月31日に、「せん断補強筋が欠落したマンション団地が合計15ヶ所存在する」と発表していましたが、今月9日になって、「無梁版構造が採用されて、さらに調査が必要なLHマンション団地が別に10ヶ所あり、そのうち鉄筋が欠落したマンション団地が5ヶ所ある」との事実が明らかになりました。
また、11日には「全数調査」において、マンション団地1ヶ所が漏れていたことも発覚。
結局、無梁版構造が採用されていたLHのマンション団地は計102ヶ所、不良工事があったのはそのうち20ヶ所に増えたことになります。
「全数調査ですべての不良マンションを公表した」はずでしたが、わずか数日で覆すことになったLHのイ・ハンジュン社長は11日に記者会見を行ない、「最も基本的な統計すら、社長が対外的に発表する資料から任意に差し引いたという事実に、惨めで失望を禁じ得ない」と謝罪しました。
イ社長は自らLHについて、「組織が壊れていて、危機感もなく、体系もなく、基本的なことさえ喪失している」と評価、「LHは自ら革新することは不可能な組織」と断じ、「警察、公正取引委員会、監査院など外部機関の調査をもとに構造調整を含む組織刷新を進める」と説明。
「壊れた組織を革新するための最初の措置として、常任理事5人全員の辞表を提出した」とし、イ社長自身の去就も「国土交通部長官を含む政府の意志に従う」と匙を投げた格好です。
ちなみにイ社長は昨年11月に任命されたばかり、文在寅政権時代の尻拭いをさせられたようなものです。
イ社長は、5ヶ所が報告から漏れていたことについて、「理由を確認すると、多くの柱のうち3～4つ程度の（鉄筋抜け）瑕疵があり、先月31日の発表以前にすでに自己補修した状態だったことから報告しなかったということだ」と説明。
「私は、柱一つでも問題があれば、安全性に問題があると考えるが、担当職員同士が集まって、発表資料から抜くとは、あまりにも安易で有り得ないことだ」と強調。
しかもその報告は「（内部からでなく、外部の）第三者を通じて知ることになった」とし、これで「この組織は、自助努力では革新できない」と確信したようです。
LHは2009年、韓国土地公社（Land）と大韓住宅公社（Housing）が統合されてできた組織ですが、組織は肥大化、2つの派閥が明確に分かれている状況で、イ社長も「現在もなお、内部的に組織が統合されていない状況で、責任の所在も明確ではない」と説明。
「土地公社と住宅公社出身幹部職員を中心に『分け合って食べる』文化が蔓延して、組織間の分裂が酷く、コミュニケーションまで断絶していて、業務態度も安易だ」と指摘。
「例えば、LHに無量版構造が正しく設計されて施工されたのか調べる「構造見積もり団」があるが、これを建築図面も分からない土木職が受け持っている」とし、「統合自体は正しいが、これが『無能な統合』の端的な事例」と述べています。
マイナスとマイナスを足しても「プラス」にはならなかったようです。
マイナスとマイナスを掛けたら、とんでもない組織が生まれちゃったってことですね。
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
辞職を受け入れてはなりません。これは監房に行かなければならない問題です。
粛清される前に辞職しようとしているのです。監察が入って不名誉退職で追い出されれば退職金や年金が出ないので、その前に辞めようというのです。そこに良心はありません。
下請けに出す時に抜き、また下請けが抜いて入札するから、鉄筋とセメントが抜けてしまうのです。ところで建設民主労総は、どうして一言も声を発しないのですか？共犯ですか？
LHは政府が許可した詐欺集団なのか？前官礼遇利権カルテル不正腐敗組織。
土地は土地投機で、建築は鉄筋を抜くことで利益を得ようとする役職員たち･･･。LHを見れば、なぜジャンボリーがあんなことになったかがよく分かる。LHは解体が答えだ。
土地公社、住宅公社と合わせて誕生した恐竜LH･･･、発展的解体が答えらしい。
一般市民は選挙の時クッパ一杯だけ貰っても50倍も取られるが、公職や高位職にあるヤツらは500倍や5000倍が適切ではないか？なぜ一般国民だけ清廉を要求して強要するのか？
LHの最大の問題は、権力ある公企業だと全従業員が認識していることだ。土地投機で処罰された人も責任を負った人もいない。組織刷新システムが全く働かないという点だ。
社長本人は間違っていないと言っているわけだな。職員だけが悪いのだと･･･、責任は社長にあるのではないのか？
あの社長自身が創業した会社でもないから、社長は辞任するというのではないか？職員も自らメシの種を切る責任ある姿勢は見せなければならない。
文在寅政府の時、強制的に非正規を正規職にしたため組織がより大きくなったせいもあるようだ。やはり民主党政権は国を滅ぼす政権だ。
古い水は腐敗します。腐った水をどうやって綺麗にするのですか？すべての従業員をクビにして新たに始めましょう。
大韓民国すべての分野で、前官礼遇を取り除くという一大改革が必要ではないか？
職員が本人、親戚、友達の名前で、開発する土地をあらかじめ買い、退職したやつらが建設業者に入って工事受注を受けて下請させて、現職は前職を見習う。LHは腐敗して崩壊した。
初めからDNA自体が小中国であり、民主主義や地方自治が機能するような国ではなかった。朴正煕のような独裁君主が首根っこを捉えて、鞭を打って引っ張るのが理想的な国だ。
法曹界と企画財政部、国土部に広がる前官礼遇ができないようにすべきだ。なぜ判検事出身弁護士を選任すれば無罪になるのか？全世界にこのような法治国家がどこにあるのか？
セルフ改革？通り過ぎる犬が笑う。これは韓国味噌かたわごとか？まずは空中分解させ、新たに組織しなければならないのではないか？
文在寅の時に建てられたマンションを絶対に買ってはいけません。ムン災害が、大韓民国を災難の塊にしたのです。どれほど腐ったらここまで腐るのか？
韓国の建設会社は国民の信頼をぶち壊した。LHだけでなく、大手の建設会社を含むすべての建設会社が、安全不感症と不良施工。ワンアウト制を導入して不良会社は解体が答えだ。
この国はなぜ責任を負う文化が全くないのか？大邱地下鉄、セウォル号、イ・テウォン惨事、花亭アパート･･･。責任を負う姿を見せてから退け！命を絶つ心情で懺悔する姿を見せろ！
地下駐車場の天井は、その建物の基礎になるのに、なぜあのように不良な状態にしておいて、その上に20階以上を積み上げようとするのか？クレイジーとしか言いようがない。
日本が第二次大戦に敗北したが、戦後の日本を見た米軍幹部が日本は再起すると言った。なぜなら、日本には不正腐敗がなかったためだ。
20世紀以降に日本の信用組合が倒産した事例がたった一回あったが、まさに在日韓国人の信用組合だった。同じ民族同士を騙して食いものにするような事はしないでくれ。
とのことです。
LHのイ・ハンジュン社長は会見で「LHの権限が組織規模に比べて過度に大きい」とし、「権限と組織を縮小し、小さいが強い組織に変えなければならない」と指摘。
「（構造調整などで）本社組織を減らし、地域本部内勤職も改編後現場に投入する」とし、「LHで住宅給与（支援金）を担当する職員600人余りを地方自治体に移管すれば、人員の縮小に繋がるだろう」と述べました。
ただ、2年ほど前にLH職員による不正な土地投機疑惑が発覚して以降、LHは2022年末までに1万人規模の職員を20％以上削減すると発表していましたが、3年間で減ったのはわずか8.2％に過ぎません。
住宅給与の担当職員600人の地方自治体への移管も当時と同じ内容ですが、未だに移管は行なわれていません。
それより、そもそも文在寅政府時代の2017年、「非正規職の正規職化」などで、LH本社職員は1700人余りが増えています。
ただ、このような事態が無くならないのは、LHを中心とする利権カルテルが暗躍しているということ。
「退官当時と同じ待遇を受ける元官職」、いわゆる「LH前官礼遇」の人たちが、LH周辺の建築業界に多く流れこんでいるからです。
崩落した黔丹（コムダン）マンション地下駐車場の監理をしていたM建築会社事務所には、LH前官礼遇20人余りが在籍していて、この会社は最近5年間でLHから管理業務を36件受託、業界1位の地位を築きました。
なお、鉄筋欠落マンション15件中（修正前）のうち、4ヶ所の監理を手掛けていました。
また、LH常任理事出身が代表理事を務めるS建築会社事務所は、同15ヶ所のうち1ヶ所の設計と3ヶ所の監理を受注、この6年でLHから受注した設計・監理の契約額は603億ウォンに達しています。
先日の動画でも、2021年より関連企業への就職審査基準を2級以上に引き上げたと伝えましたが、就職審査対象企業は資本金10億ウォン以上などの業者に限られるため、ほぼすべてのLH退職者がその抜け穴を利用しているような状況。
その結果、LH退職者が建設利権カルテルを形成して不良工事を黙認するという、素晴らしいスパイラルが出来上がっているというわけです。
文在寅政府のせいにしている人も多いようですが、それほど最近のことでは無さそうですけどね。5000年の歴史かな？
ちなみに、これで尹錫悦政府の「公共分譲住宅50万戸供給」公約の達成は、事実上不可能。
共に民主党が仕掛けた罠にまんまとはまってしまったようですね。
のぞみのワンポイントニュース
韓国では、刃物などの凶器を街なかで振り回すような事件が相次いでいますが、最近ソウル地下鉄2号線弘大入口（ホンデイプク）駅に護身用スプレーが入れられたバスケットが登場し、話題となっているようです。
バスケットには、「小さな助けになることを願う気持ちで護身用スプレーを持って行けるようにしておきます」とし、「必ず危険な瞬間にのみ使用してください」「一人当たり一個ずつだけ持っていってほしい」と書かれていました。
バスケットいっぱいに入っていた護身用スプレーは、数時間のうちにみるみる減っていったようで、かなりのニーズがあったことが窺えます。
オンラインコミュニティには、「個人が置いて行ったようだ、2つ持っていこうと思ったが1つだけ持って来た」「何のロゴもないのを見ると、他の理由もなく本当に人助けのためのようだ」「容器一つ一つに（スプレー液を）入れたようだ」「失った人類愛が再び蘇った」「心が温まる」などの反応が寄せられたとのこと。
一方で、誰が置いたか分からないことから「中味が分からないので使用は控えた方がいい」「別のテロの可能性もある」「逆に犯罪者が利用したらどうする」「大峙洞（テチドン）麻薬事件を忘れたのか、絶対に持っていってはならない」との声も寄せられました。
大峙洞（テチドン）麻薬事件というのは、今年大峙洞駅近くの学習塾街で、「集中力が高まる薬」と高校生らを騙して麻薬成分が入ったドリンクを飲ませ、親に口止め料を要求したという事件です。
「善意を善意として受け入れることができず、疑うことになる状況に心が痛む」という投稿もあったようです。
詐欺師が最も多い国ですから、仕方がありませんけどね。でも、本当に無許可で置いているのかな？だとしたら、不審物扱いが正しいと思いますけどね。
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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