2022/01/28
こんにちは
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やっぱり無理ゲー
韓国で超高層マンションの大規模崩落事故を起こしたHDC現代産業開発よりも、さらにこの1ヶ月で株価が暴落した企業があります。
その企業は、韓国のゲーム大手「クラフトン」。
同社は2021年8月10日、韓国でも当時、過去最大規模となる38億ドル(約4200億円)規模の大型上場を果たした注目株、一時は株価が58万ウォンを超えることもありましたが、27日のクラフトン株は4.52%下落した26万4000ウォンで取引を終えました。
クラフトン株価は今月に入ってからだけでも、なんと42%も下落してしまったことになります。
これはコスピ上場銘柄のうち、1月における下落率が1位となる水準。
昨年末に22兆5248億ウォンだったクラフトンの時価総額は、この日12兆9286億ウォンまで暴落。
新年を迎えてから1ヶ月も経たないうちに、時価総額が約43%、10兆ウォン近く蒸発したことになります。
これはマンション崩落事故で株価が暴落したHDC現代産業開発の暴落率マイナス40%よりも株価下落幅が大きかったことになり、韓国紙は「底だと思ったら地下があった」と表現しています。
ちなみにクラフトンの公募価格は49万8000ウォンで、27日終値の株価は公募価格より約47%急落したことになります。
クラフトンは複数のプレイヤーがネットに同時接続して楽しむことができるオンラインゲーム「プレイヤーアンノウンズバトルグラウンド(PUBG)」を世界で展開している企業。
2017年の発売以来、パソコン版とゲーム専用機版で7500万本以上を販売、スマートフォンアプリの累計ダウンロード数は10億回を優に超えている様子、世界各地でeスポーツの大規模なイベントも開かれる人気作だったようです。
世界でも注目された(?)巨額マネーを引き寄せたIPOを果たしながら、なぜこれほどまでに低迷しているのかと言えば、PUBGがあまりに人気作だったからです。
つまりクラフトンは売上高のほぼすべてをPUBGに依存している状態で、アナリストからは大型の知的財産権にのみ依存する「ワンゲームリスク」が指摘されていました。
さらにビッグタイトルが出た後に起こりがちな次期製品の不作。
クラフトンもバトルグランドの新作「バトルグラウンド:ニューステート」が「期待はずれ」との評価を受けてしまったようです。
またクラフトンは、共同創業者の蔣柄圭(チャン・ビョンギュ)氏が筆頭株主として16.4%を保有、
中国・騰訊控股(テンセント)グループが15.5%を保有する2位株主となっていますが、
テンセントがクラフトン株の一部の持ち分を売却するとの噂が出たことで、さらに投資家の心理を冷やすことになってしまいました。
よく話題に上る社内外の不正行為や経営者の売り逃げ行為などによる突発的な株価暴落ではありませんが、逆に中長期的に好材料がないというのも困りものです。
また、この企業の株価暴落がより一層深刻なのは、持ち株制度を使って自社株を取得している従業員に甚大な影響を与える可能性が高いからです。
というのは、持ち株制度で新たに株を入手した従業員も、株式取得資金を融資によって調達した人が多いとみられるからで、株価が公募価格の40%を下回ると担保としての価値を維持していない状態になるわけです。
ゲーム開発に携わるエンジニアの「心ここに非ず」という状態で作られる新作。
名作になるのか、駄作になるのか、どちらでしょう。やっぱり「迷作」かな?
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
年金基金はこいつらクラフトンだけで数百億の損害をみたのだ。国政監査に入って、みな捕えなければならない。
裏取引で公募価格を膨らませないと、これほどの下落にはならないのではないか。
いや・・・、ゲームがつまらないんだよ。
従業員の中途退社を防ぐために公募価格を高く設定したら、結果的に誰も退社できなくなりましたね。(笑)
公募価格が言葉にならないほど高かった。今は所定の場所に戻る途中。
みんな貪欲だね。
公募価格をディズニーと比較して出した。ゲーム1つで50万ウォンになるわけがないだろ。
自分の会社社員も自社株新生しないほどのポン菓子の会社は初めてみた。
ポン菓子公募価格に自社株を買った従業員と個人投資家をたたき壊して、ロックアップのない外人たちに何千億も与えるように国富を流出させた会社。何を信じろというのか?
上場1年も経たずに、持ち株組合株式の反対売買になったとしたら、コスピ市場初めてではないか?
新年に入り、ほぼ毎日3~5%ずつ下がっている。ゲーム業界1番だから買ったのにこんな株があるのか?クラフトンと公募機関の詐欺性があるのではないか?
これは面白い、従業員に給与を与えて、こうやって奪うのか。
終わってしまったパグ(PUBG)、当初公募したときに予想できたのではないのか。ロックアップが解けたら今の価格でも高い。
正直なところ、10万ウォンでも高いです。
国民年金が昨年一番多く買った銘柄がクラフトン、カカオバンク、カカオペイなど新規上場の高評価銘柄だ。狂ったように高値買収して今の収益率はマイナス40%。バカなのか?
本当にこれは稀代の詐欺師ではないのか?
なぜ文在寅政府は日本や米国と通貨スワップをせずにトルコとしたのか。リラは暴落中。世界の金利引上げ期に韓国為替レートはどうなるのか?
そこに大統領選で候補者が我先にと現金散布、国債の増発、市中金利引上げ。ローンを受けた人たちは、今年6月ごろの信用格付けの下落で、もう一度倒れてください。
私たちの株式市場が後進国よりも、より劣る市場だということを今回実感しました。
地下の下に霊安室がある。霊安室の下に地獄がある。
ゲーム1つしかなく、役職員のマインドが腐敗したゴミのゲーム会社。
こんな記事が出てきたから、今が買う時期だ。
カカオの底はまだですか?
とのことです。
クラフトンの上場時に公募株の20%を自社持ち株制度に配分したとすれば、公募売り出しされた株式のうち、35万1525株が持ち株制度を通じて従業員が購入した株式となります。
昨年5月末基準でクラフトンの従業員数は1330人と公表されていることから、1人あたり平均264株を手にしたことになります。
公募価格時点の株価で考えると、平均的に1人の従業員が保有する264株の価値は約1億3147万ウォン(約1258万円)。
これが27日の株価水準で考えると6970万ウォン(約667万円)となり、従業員1人あたり6177万ウォン(約591万円)の評価損を出していることになります。
また持ち株制度による従業員の株主は、株式売買の制限措置(ロックアップ)がかかっていることから取得後1年間は売却することすらできません。
そして先ほども述べたように、従業員の中には「融資によって調達した資金」で自社株を取得した人が相当数いるらしく、なかには数億ウォンの融資を受けて購入した人がいることも明らかになっています。
自社持ち株制度の融資の場合、契約上株価下落によって「担保維持比率」を下回った場合、強制的な「反対売買」が行なわれることになります。
その担保維持比率のバーは公募価格の「マイナス40%」となっていることから、完全に引っかかってしまっているわけです。
実際にはロックアップ期間のため、いきなり強制売買が行なわれることはないと見られますが、持ち株組合員の従業員の融資延長が閉ざされたり、追加の証拠金(追証)が求められたりすることは充分にあり得ます。
さらに悪いことに、来月10日から機関投資家と外国人投資家のロックアップが解かれることになります。
1月に入ってから、機関投資家と外国人投資家はそれぞれ3257億ウォン、1517億ウォンと売り越しをしていることから、ベンチャーキャピタル(VC)とともに売りを仕掛ける可能性があるようです。
この状況にクラフトンは、「持ち株組合は個人の参加のため、会社が無限責任を負うことはできないが、責任感を重く感じる」との文を社内掲示版に掲載。
「新作の未来は楽観的だ」「会社価値を上げることは自信がある」とし、「経営陣を信じて欲しい」と訴えました。
ここで、経営陣が株を大量売却するとか、粉飾決算がバレるとか、横領の事実が明らかになるとかが鉄板のネタですが、この会社はどうなるのかな?
株価が大きく下落する中、1月に4500億ウォンも買い越した個人投資家たちがいることも忘れてはいけないようですね。
「ゲームなんて見たくない」っていう本音がでてくるかもしれませんね。
のぞみのワンポイントニュース
韓国初の私立美術館である澗松(カンソン)美術館は1月14日、財政難を理由に所蔵している国宝文化財2点をオークションに出品すると明らかにしていました。
国家指定文化財「国宝」がオークションに掛けられたのは初めてで、発表当時はかなりの批判が出ていました。
Kオークションという会社が主催する1月27日のメジャーオークションに出品されたのは、国宝第72号の「癸未銘金銅三尊仏立像(きみねんめいこんどうさんぞんぶつ)」と国宝73号の「金銅三尊仏龕(こんどうさんぞんぶつがん)」。
「癸未銘金銅三尊仏立像」は東アジアで護身仏として流行した高さ17.7㎝の仏像で、光背裏側に刻まれた銘文で百済威徳王10年(563年)に作られたとみられています。
落札推定価格は32~45億ウォンとされていました。
また「金銅三尊仏龕」は、寺院内部に作られた仏殿をそのまま縮小したような形で、11~12世紀ごろに作られたと推定されています。
高さは18㎝、推定価格は28~40億ウォンとされていました。
ある韓国紙は「文化財がオークションに登場することはしばしばあるが、国宝は初めてのことで、
成立すれば文化財オークション史上最高額が記録される」と予測、注目されていました。
では、27日の結果はどうだったかと言えば、どちらの国宝も誰一人として手を挙げる人はおらず、「流札」という結果となりました・・・。
ちなみに「癸未銘金銅三尊仏立像」は32億ウォン、「金銅三尊仏龕」は28億ウォンと、推定通りの価格からスタートしましたが、誰も興味を示さなかったということです。
有力な落札候補とされた韓国ブロックチェーン企業は暗号通貨「クレイトンコイン」で寄付を募りましたが資金が集まらず断念しました。
今後は、2020年5月に澗松美術館が、国宝ではない所蔵文化財2点をオークションにかけた際、同じく流札となった仏像2体を後に直接買い取った、国立中央博物館が買い取るのではないかとの見方もありますが、1年間の購入予算は40億ウォンに満たないとのことで、今後も紆余曲折がありそうです。
そしてこの澗松美術館をめぐっては、受け継がれてきた国宝、宝物の46点は相続税の非課税対象で、他の非指定文化財1万点余りは財団が所有している形となっていることから相続税が課せられません。
そのことから、「相続税を払っていない子孫が所有している国宝を、なぜ税金で買い取らないといけないのか」との批判があるようです。
なお、Kオークションの主催するオークションに「国宝」を出品したのは、実はKオークションからお金を借りていて、その返済が滞っているからのようです。
でも、歴史がねつ造される韓国の歴史的文化財なんて、信じられるのかな?
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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