2022/03/13
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大統領コイン
韓国の暗号資産（仮想通貨）市場では、尹錫悦当選人のテーマコインといわれた『アイコン』が暴落、投資していた個人投資家たちに衝撃が走っているようです。
コイン投資家のAさんは「昨年から計5000万ウォン（約474万円）分を購入したアイコン、大統領テーマコインだから反騰すると思い最後の期待をかけて投資したのに475万ウォン（約45万円）になってしまった」。
投資家Bさんは「投資した直後にマイナス10％となった」と語っているようです。
韓国の仮想通貨取引所のアップビットによると、アイコンは3月11日現在983ウォンで取引されています。
アイコンは大統領選投票日の翌10日、尹錫悦氏の優勢が伝えられてきた午前1時頃から上がりはじめて30％以上上昇、最高値で1355ウォンを記録していました。
これは前日の781ウォンから比べると、わずか1日で73％急騰した格好です。
なぜアイコンが「大統領テーマコイン」と呼ばれるかといえば、アイコンの発行会社アイコンループが昨年12月、コリアスタートアップフォーラムのイベントに尹錫悦氏を招いて政策トークを実施。
その際に尹錫悦氏の直筆サインが書かれたゲストブックが、アイコンブロックチェーンを基盤とするNFT（代替不可トークン）マーケットプレイス「クラフト」を使って発行されたことで、「尹錫悦大統領テーマコイン」として脚光を浴びた訳です。
実際には、アイコンと尹錫悦氏には何の関連性もありませんが、尹錫悦氏が当選を決めた後、アイコンプロジェクトがTwitterに当選のお祝いメッセージを投稿したため、個人投資家は「大きな関連がある」と勘違いして購入を加速。
さらに暴騰した後11日に入って急落、1日で27％暴落し、上昇分の半分を飛ばしてしまった格好です。
ちなみにこのNFTは、公職選挙法などを考慮して販売はされていません。
ビットコインに代表される仮想通貨は昨年下旬から急落しているので、アイコンが特別というわけではありませんが、ネット情報などで乱高下を繰り返す、いわゆる「ミームコイン」の危険性にまんまとはまってしまったようです。
アイコンも昨年11月下旬には2500ウォンを超える価格で取引されていました。
先出のコイン投資家Aさんは「平均単価3200ウォンで5000万ウォンを購入したが、今は475万ウォンになってしまった」「今回の上昇局面で期待をかけたが、1320ウォンに戻り大きく損をした」と語っています。
彼のいう3200ウォン単価は、昨年の最高値圏での購入か、2018年の暴騰時期の購入とみられますので、彼の損失のほとんどは「大統領テーマコイン」といわれる前のもののようです。
「大統領選」に便乗して稼ごうとしたのは、投資家ではなく、この記者だったのかもしれませんね。
大損しちゃったかな？
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
誰が買おうが背中を押したわけでもなく、本人が選択して買ったことだ。すべての責任は本人にある。
もともと期待感で上がって、それが確定すると落ちるのだ･･･、不動産のように。
お金が人生ですか？欲を捨てると人生が見えてきます。
大統領選のメインテーマは当然、当選者の発表。そのあとの暴落は当然ではないか？（笑）
哀れなコイン争い、尹錫悦はまったく関係ない。
率直に言って、投資という言葉すらもったいないほどのコイン賭博だ。
これはブログの記事なのか？個人的な考えをなぜニュースにしているのか？お前は民主党員か？
文在寅政権の時はコインが下がれば民主党が国を滅ぼすと騒いでいたのに、今は個人のせいなのか？
これを書く記者が本当に問題だ。記事のタイトルを見れば尹錫悦のせいだが、記事を見ると尹錫悦とはまったく関連がない。
韓国の大統領選挙結果を日本が最も喜んでいるので、嘆きだけが出てくる。
文在寅が掌握したメディアの最後のあがき。
これが記事か？この記者はおそらくビットコインで損をしたのだろう。
同じ記事が文在寅大統領だったら、大騒ぎだったと思います。
こんな時は「これは国なのか？」と言わないのか？（笑）
コインでお金を稼ごうとする人々は、上がれば自分のおかげ、落ちれば国が悪いという。熱心に仕事をして儲けろ、そうでなければ静かにしていろ。
何ですか？この創造的な発想は？コイン投資失敗が大統領選挙と何の関係なのか？
尹錫悦が原因で、民主主義、経済は10年遅れてしまいます。移民したいと思います。
とのことです。
韓国の証券市場で外国人投資家が保有する株式の時価総額の割合が、6年ぶりとなる最低水準にまで下がっているようです。
ロシアのウクライナ侵攻の影響で、リスク資産への回避心理が強くなり、ウォンの為替レートの下落から外国人投資家に為替差損が発生し、韓国株式の売却を急いでいるようです。
韓国取引所によると、3月11日時点の韓国有価証券市場全体の時価総額は2091兆ウォンで、そのうち31.86％の666兆ウォンが外国人投資家保有の時価総額。
これは2016年2月11日の31.77％以来、6年1ヶ月ぶりに最も低い数値となりました。
2020年初頭に40％近くあった外国人投資家の保有分ですが、新型コロナや個人投資ブームなどで2020年末には36.50％、2021年末には33.55％に減少、さらに韓国株式を積極的に売却しているようです。
報じた韓国紙は、外国人の売り先行理由として「ウクライナ侵攻と西側諸国の対ロ制裁」に触発された「リスク資産の回避とウォンの弱さ」にあると指摘。
ドル高が加速し、相対的にウォンが下がっているとし、ウォンの為替レートは「2020年5月以来、1年9ヶ月ぶりに1230ウォン台を突破した」とし、「ウォンの急落は外国人の投資抑制に作用して株価を引き下げ、再び為替レートの急落に繋がる悪循環に繋がる」と警告しています。
専門家は、「外国人の国内株式売上税、韓国内のコロナ確定者数が連日増加し、内需回復が遅れていることもウォンが弱含む要因」と指摘。
米国連邦準備制度（FED）の金利引上げ予告も「韓国をはじめとする新興国証券市場に負担を与える要因」と述べています。
おや？誰かが基軸通貨になるって言ってませんでしたっけ？
ウォンも仮想通貨にすると暴騰するかもしれませんね。
のぞみのワンポイントニュース
韓国の慶尚北道蔚珍郡と、同郡と接する江原道三陟市で発生した大規模な山火事は、発生から10日目となる13日午前に鎮火しました。
3月4日に発生してから約213時間43分後の鎮火となりましたが、韓国の山火事の「継続時間」としては、史上最長となりました。
ただ、大きな火は消し止められましたが、火がくすぶっている場所があるとのことで、完全に消火するまでにはもうしばらく時間がかかるようです。
この山火事で住宅319棟、農畜産施設139ヶ所、工場・倉庫154ヶ所、宗教施設など31ヶ所の計643ヶ所が焼失したものの、幸いにも死傷者は出ませんでした。
また森林被害も歴代級で、山火事による被害影響区域は蔚珍郡が1万8463ヘクタール、三陟市が2460ヘクタールの計2万923ヘクタールに達します。
記事によると、「この影響区域はサッカー場の2万9304個分に相当し、ソウル全体面積の３分の１を超える規模」とのことで、いかに大きな規模だったかが分かります。
また、同時多発的に江原道寧越郡と東海市、江陵市、大邱市で山火事が発生していますので、その被害面積4千ヘクタールを含めば、これも歴代最大規模となるようです。
なお、近隣のハンウル原発、三陟LNG生産基地、蔚津邑住宅密集地域、仏影寺などの文化財、森林資源保護区である金剛松群生地などの被害は食い止められたとのことです。
この大規模な山火事の出火原因は分かっていませんが、道路周辺で最初に発生していることからたばこが火種になった可能性があり、発火地点付近を通貨した車両4台について追跡調査を行なっているようです。
もし原因が特定されて捕まったとしたら、とんでもない賠償金を負うことになりそうです。
また、韓国のBTS（防弾少年団）のSUGAさんと北京冬季五輪のスピードスケート・ショートトラック男子5000メートルリレーの銀メダリスト郭潤起さんが、今回の山火事の被災地復旧のため寄付をしたようです。
寄付は救援団体「希望ブリッジ全国災害救護協会」宛で、それぞれ1億ウォン、300万ウォン、他にも市民ら55万人から9日午後3時の時点で343億ウォンの寄付が集まったとのことです。
早く復旧が進むといいですね。
私ですか？私はウクライナには寄付しましたよ。
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