2022/10/09
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カモネギ職員

かつて韓国の国民株として持てはやされたカカオグループ「カカオ4兄弟」(カカオ・カカオバンク・カカオペイ・カカオゲームズ)の株価が7日に暴落、「カカオショック」に陥りました。
人口5200万人の韓国で、4300万人が会員だとされるカカオグループですが、証券界では「これ以上の成長動力が見られない」「成長性の見えない成長株」と酷評され、目標株価を引き下げる動きが相次いでいます。
10月8日韓国証券取引所によると、前日の7日、下落幅が最も大きかったカカオペイは前日比14.4%下落した4万100ウォンで取引を終え、終値基準で歴代最低価格をつけました。
上場直後の昨年11月30日の最高価格24万8500ウォンから比べると84%暴落、上場1年もしないうちに、6分の1の水準になったというわけです。
またカカオバンクも前日比9.38%下落した1万8350ウォンで取引を終え、これも終値基準で上場以降の最低株価となりました。
カカオバンクは昨年8月の上場直後につけた最高値9万4400ウォンに比べ80%下落、カカオバンクの株価も上場1年あまりで5分の1の水準になっています。
そしてカカオゲームズも前日比5.15%下落した3万9600ウォンとなり最低値を記録、昨年11月の最高値11万6000ウォンと比べると3分の1の水準になっています。
長兄格のカカオも負けてはおらず、前日比7.12%下落した5万900ウォンで取引を終えました。
カカオは昨年6月の最高値17万3000ウォンと比べると71%暴落、4万ウォン台への突入も時間の問題とみられています。
もちろん、高値で購入した一般投資家(東学アリ)たちが損失を被っているのは想像に難くありませんが、ひっそりと悲惨な目にあっているのは、「ストックオプション(自社株購入権)」に群がった従業員たち。
ストックオプションを申し込んだ従業員の多くは、上場時の公募価格で購入しているケースが多く、「千載一遇のチャンスだ」と感じた従業員は申請枠を最大限に活用、「ヨウンクル(魂までかりる)」借金で購入した人は、軒並み「信用不安者」になるという事態に陥っています。
カカオペイの公募価格は9万ウォン、7日の終値基準で55%下落、カカオバンクも公募価格は3万9000ウォン、7日の終値換算で半値以下になった計算です。
カカオバンクの従業員は昨年8月6日の上場当時、1人当たり平均4億9014万ウォン(約5000万円)を申請しています。
株価が急落したことで、従業員は平均2億5000万ウォンに達する損失を被った計算で、一部の従業員は8億ウォン分のストックオプションを申請し、損失が4億ウォンを超えてしまっているようです。
カカオペイの従業員も同様で、1人当たり平均3億9045万ウォン(約4000万円)分を購入、損失は平均1億5000万ウォンに達している計算です。
「値上がりした時に売ればいい」と思ってしまいますが、カカオペイの当時の経営陣が、売却禁止(ロックアップ)期間が終った直後の昨年12月10日に44万株を高値で売却。
900億ウォン相当の差益を出したことが猛批判を浴び、カカオグループ全体で関係者が株式を売却しづらくなってしまいました。
ストックオプションは、会社に寄与した従業員にボーナスを与えるように活用されるケースが多いようですが、カカオグループの従業員にとってはマイナスボーナスになってしまったようです。
多額の借金があれば退職することもままならず、馬車馬のように働くしかないようですね。

経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
米国のように重複上場を禁止しなければならない。このように子会社に分けて上場すれば、最大株主だけが莫大なカネを稼ぎ、アリたちはすべて死ぬ。
国家次元でカカオ調査が必要と考える。文在寅政権で売上がさほどでもない会社がタコ足上場するようになった。カカオは文政府主導株で退任時期に滅びると言われていた。
私は国内企業を信じていません。国内企業へ絶対投資をしない理由です。
事業をしてお金を稼ぐのではなく、会社をいくつかに分けて売ってお金を稼ぐのか・・・。公認されたポンジ詐欺である。実業家ではなく、詐欺師!
分けてまた分けて、1株当り100ウォンを17万ウォンにするあきれた詐欺術。それにもてあそばれたかわいそうなアリ。
カカオは本当に詐欺です。アリから搾り取って経営陣だけ私腹を肥やす会社を国民株と言えるのですか?
こんな泥棒会社、なくても大韓民国に何の支障もない。カカオ経営陣は本当に歴代最悪のようだ。無能力に道徳性までゴミだ。
カカオは空売りの標的になった。外国人と機関投資家が休むこと無くずっと売り浴びせているのに、どうしたら株価上昇に成るのか?空売りを禁止しないとアリはすべて死ぬ。
カカオ10年の間に系列会社、子会社合わせて174社あるという。これがタコ足でなく何なのか?またカカオゲームズは有償増資するが、0.05%の配当利回り。これが正常か?
上場後に退社して売却した従業員が勝者だ。
正直なところ、公募では株の物量をすべて裁けないから職員に買わせたんです。
大きなお金を稼ごうとして貸出しを受けて株を買っておいて、誰を責めるのか?自業自得だ。
役員は全部売って数十~数百億ずつ手に入れたが、職員は退職しなければ売ることもできない。大企業に苦労して入ったのに辞められるのか?
自業自得だ、ふふふ。大当たりが出たら社会に寄付することができたのか?
これからもっと暴落する。反対売買が出切ってこそ暴落が終わる。
左派系の企業株式ははやく食べて逃げるのが正解です。長く持っていけば敗北決定だ。
物的分割でカカオのアリ株主が涙を流すようにさせていたら、ブーメランになったんだな。
平均年俸がすべて億台なのに、誰が心配しなければいけないのか?私たちのような庶民は投資するようなお金ではなく食べて生きるお金もない。
特にカカオの下落が激しいのは分割の名手、役員の食いもの、膨らませた公募価格など、非倫理的経営だからだ。ジャンク水準の企業に堕落したイメージ。
私は個人投資家ですが、年初の8000万ウォンが500万ウォンになりました・・・。
これまで生きてきてこんな害悪なゴミ企業は初めて見る。
カカオは職員食堂も職員トイレも上場しろ。カカオレストラン、カカオレストルームでどうか。
自社株で儲かったと自慢していた時は良かっただろう。自分自身が有能だと思っただろう。ソウル駅でダンボールを敷いて寝ている人々も、みな同じ過程を経た人々だ。
とのことです。

カカオグループの従業員がストックオプションを得たことは当時大きな話題になり、羨望の眼差しで見られていました。
というのも1000人ほどしかいない従業員に、自社株「数千億ウォン」が割り当てられたからです。
カカオバンクは自社株の4970億ウォン分を1014人の従業員に割り当て、カカオペイも3600億ウォンもの自社株を922人が受け取っています。
そのため従業員の多くは、株式担保ローンを使って投資資金を調達していて、株価が下落して担保割れを起こすと「反対売買」の対象になります。
自社株の担保ローンの場合、担保維持率は60%とされ、公募価格より40%以上株価が下がると担保割れ。
カカオバンクとカカオペイの従業員の株式担保ローンは担保割れに陥っているとみられ、追加担保を求められている可能性が高いと言えます。
なお、カカオグループの中で時価総額が最も大きく減ってしまったのはカカオバンクで、今年7月7日の同社の時価総額は15兆1219億ウォンから、10月7日時点で8兆7461億ウォンに減少。
わずか3ヶ月で42.2%減少、6兆ウォン以上蒸発したことになります。
またカカオペイも、8兆9216億ウォンから5兆3184億ウォンになり、時価総額は40%(3兆6000万ウォン)が蒸発しました。
そしてカカオは同期間32兆4720億ウォンから22兆6668億ウォンとなり、カカオゲームズも3兆9113億ウォンから3兆2566億ウォンに減少、2社で10兆ウォン以上が吹き飛びました。
カカオグループはいわゆる「タコ足上場」で、カカオから事業部門を次々に独立上場させて子会社の株価を吊り上げるかわり、カカオ本体に有望な事業部門がなくなるという空洞現象を引き起こしています。
カカオは2020年9月カカオゲームズ、2021年8月カカオバンク、2021年11月カカオペイと、わずか2年で次々と上場させています。
やっていることはLG化学と同じで、本体の成長性を期待して株式を購入した投資家からすると、有望事業を次々と抜き出された実態のない会社の株式が手元に残るという事態になっているわけです。
カカオグループの場合、分離独立した事業の成長性もなかったということのようですけどね。
さらにこの状況で、カカオグループはカカオゲームズの子会社「ライオンハート」の上場を強行しようとしています。
ライオンハートは、カカオゲームズが資本投入して子会社化した法人ですが、カカオゲームズの代表作「オーディン」の開発会社で、カカオゲームズの営業利益の相当部分を叩きだしていると言われています。(割合は非公開)
当然カカオゲームズは空洞化が進み、株価がさらに下落する事は必至です。
従業員が干上がってしまい、フリーズドライのカモとネギになっちゃうのかな?

のぞみのワンポイントニュース

韓国の自動車メーカーで経営が行き詰まっていた双竜自動車を買収すると表明して、関連会社の株価操作をしたとの疑いで捜査されていた、電気バスメーカーのエジソンモーターズのカン・ヨングォン会長が証拠隠滅、逃走の可能性があるとして7日に逮捕、拘束されました。
ソウル南部地検は資本市場法違反などの疑いで5日、カン会長ら3人の逮捕状を請求、裁判所はカン会長とエジソンモーターズの関係者1名の拘束令状を発行しました。
エジソンモーターズは昨年10月、双竜自動車買収の優先交渉対象者に選ばれ、M&A契約を締結し、注目を浴びました。
エジソンモーターズはコスダック市場に上場しているエジソンEV(現スマートソリューションズ)を買収した後、同社の社債を発行し、調達した資金で双竜自動車の買収を目論んでいました。
エジソンモーターズによる優先交渉件の獲得やM&A契約など双竜自動車の買収過程で、カン会長は積極的にメディアに登場、世間の耳目を集め、資金調達の受け皿だったエジソンEVの株価は暴騰しました。
ところがエジソンEVの大株主である投資組合は、株価上昇後に株式の大部分を処分して莫大な差益を得たとの事実が発覚、わざと株価をつり上げ、食い逃げをしたとの論議を呼び、今年7月から検察が本格的な捜査を行なっていました。
エジソンEVの株価は昨年5月に6000ウォン台でしたが、昨年11月には一時8万ウォン台まで急騰しています。
エジソンモーターズは昨年1月、契約金305億ウォン(約31億円)を支払い、買収手続きを進めていたように見えましたが、買収資金の調達に失敗。
残金2743億ウォンを期限までに支払えず、3月28日に双竜自動車の買収契約は解除され、現在双竜自動車は、化学・製鉄事業を手掛けるKGグループが買収手続きを進めています。
また、カン会長らのマネーゲームに利用されたスマートソリューションズ(旧エジソンEV)は、不十分な会計処理で監査報告書意見拒絶を受けたことで、会社は上場廃止寸前にまで追込まれ、株価は今年3月に1万ウォン台にまで下落、株式取引は停止しました。
スマートソリューションズ小額株主の被害者は約10万人余り、被害総額は7000億ウォンに達するとみられ、少額株主団体は、カン会長を特別背任の疑いで告訴しています。
ただ、エジソンモーターズによる双竜自動車の買収劇は、「エビがクジラを飲み込む」と言われ、かなり無理があった計画で、当初から株価操作のための詐欺取引だと言われていました。
大儲けに目が眩んでエビをエサにクジラを釣ろうとしていた人たちが、まさか自分がエビのエサだったという笑えないオチ。
それにしても懲りない人たちですね。
いかがでしたか?
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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