日・米は諦めたのかぁぁ!安値更新を続けるウォン・ドルスワップをやむにやまれず国民年金と締結!さらに外貨準備金が追い込まれる状況に!

2021年10月

2022/09/24

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国民年金参戦

ソウル外国為替市場の時間外にあたる24日午前4時20分現在、ウォン・ドル為替レートは金融危機当時の2009年3月31日(高値基準1422.0ウォン)以後、13年6ヶ月ぶりに1420ウォンを突破しました。

投資同調効果が激化し、相場が乱高下しやすくなる「ビッグフィギュア(大きな節目)」と呼ばれる1400ウォンラインを軽く超えてしまった格好です。

韓国の外国為替当局は、今月15日と16日、口先介入と27億ドル規模のドル売り介入を実施し、なんとか1400ウォンラインを保っていました。

ところが21日(現地時間)、米連邦公開市場委員会(FOMC)において、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75ポイント引き上げたことから、22日の為替レートはあっけなく1400ウォンラインを突破して、一時1413.4ウォンまで上昇。

1409.7ウォンでソウル市場での取引を終えました。

1400ウォンを超えたのは、1997~1998年の韓国の国際通貨基金(IMF)の通貨危機、2008~2009年のグローバル金融危機など2回だったため、金融当局に与えた衝撃も大きかったとみられます。

現在、米国のFF誘導金利は3.00~3.25%、一方韓国の基準金利は2.50%で、その金利差は0.75ポイントにまで拡大。

韓国銀行が0.5ポイントの引上げを行なわない場合、または米国が残り2回に0.75ポイントずつの引上げを行なった場合、米韓の金利差は今年のうちに1.75ポイントにまで広がります。

なお、韓国銀行が集計した8月末基準の外国為替保有額は4364億3000万ドルで、今年に入ってから267億ドル減少。

国際決済銀行(BIS)基準の韓国の適正外国為替保有額は7830億ドルで、今現在、3400億ドルほど不足している状況にあります。

さらに韓国の貿易赤字は9月も継続することが確実視されていて、そうなると1997年のアジア通貨危機(韓国IMF危機)の直前以来、6ヶ月連続の貿易赤字を記録することになります。

ウォン安が続けば貿易赤字傾向に歯止めはかからず、海外資産の乏しい韓国にとってドル調達がより困難になるとみられます。

為替介入、貿易赤字、さらに先日私の動画で紹介した外貨準備資産を運用する韓国投資公社(KIC)の為替損失など、外貨準備資金が目減りするイベントが目白押しの状況にあります。

そんななか、韓国外国為替当局(韓国銀行・企画財政部)と国民年金公団(保健福祉部)は、10月中に100億ドルの限度内で、為替スワップ契約を締結すると明らかにしました。

韓国銀行と国民年金は2005年に為替スワップを締結していましたが、2008年のグローバル金融危機で韓国銀行が外貨不足に陥り、早期清算権限を行使して契約を解除しました。

約13年6ヶ月ぶりとなる為替スワップ(ドル資金の融通)となりますが、満期は6ヶ月もしくは12ヶ月でロールオーバー(満期延長)は行なわれません。

ウォン安が加速するなか、あくまで非常事態を乗り切るための短期的な措置と言えそうです。

これにより国民年金は、海外投資に必要なドルを、韓国銀行の保有する外貨準備資金から調達できるようになり、為替リスクをヘッジすることができるようになります。

一方で金融当局からすれば、外貨保有高をさらに減らすことに繋がります。

外貨準備高に余裕がない中、どうしてこのような契約を締結するのでしょうか?

動画の後半で、考察していきたいと思います。

経世済民の趣

この関連記事をみた韓国人の反応は

米国がダメだから国民年金とは?自国の機関同士で通貨スワップをして、それが為替レートの安定に意味があるのか?

今の政府は国民年金まで飛ばして食べる。ダメージを与えるつもりです。

クレイジーだ。年金が海外投資で失われれば、国民の損害になる。

通貨スワップは契約時点で約定した為替レートで両国貨幣を交換し、一定期間後に再び返すものだが、1400ウォンを突破した今、何の実効性があるのか?

まやかしか?妻に数百万ウォン借りれば負債が減るのか?寝室の金庫ではなく、リビングの金庫から持ち出すのか?

今韓国の経済危機が非常に深刻な水準だ。米国に通貨スワップどころか人間とは思えない悪口まで言ったのに。しかも日本企業の現金化を強行にすれば、日本企業も撤退する。

これで20ウォン以上は上がる。月曜日が怖い・・・。

これではなくて金利を上げなさい。今はジャイアントステップでも足りない、ウルトラステップをしなければなりません。何を恐れているのですか?

無いものを有るようにする魔法か?結局、国内のドルが減って必要な時にドルが持って来れない状況を作る。国民年金が損害を出しても回収するのか?大統領は経済の勉強をしろ。

ドルを持っている国と通貨スワップをする必要があります。

どうやら為替レートにはあまり影響がないようだ。ウォンが弱いのではなく、ドルが強いのだ。

米国と通貨スワップを延長しなかったのは以前の政府だったということがファクト。

文在寅は韓米通貨スワップを延長しなかっただけでなく、トルコリラの通貨スワップを結んで損害が倍増したのがファクトだ。

悲観的に言いたくはないが、私たちは国家不渡りに向かっています。貿易赤字から為替レートまで、すべての材料が韓国にとって悪材料。もうすぐ臨界点、前のIMFより深刻だ。

発表してから急騰して、域外で今1424ウォンだ。米国の利上げが終るのを待つつもりか?

同じ国で通貨スワップは意味がなく、国民に見せるショーに過ぎず、もうどうしようもないことを意味する。外国為替危機は実際に今の状況であり、来年は家計負債も爆発する。

何をしているのか?今1423ウォンになった。今年に入って18.88%も上がった!これは世界1位か?

これが政府のすることか?文在寅の時は1200ウォンで国が滅びると、米国と通貨スワップをして危険をヘッジした。国民年金とスワップしたら危機が解決されたというのか?

文在寅政府以後、韓国政府はずっと経済的に無能だ。IMFが爆発する準備をしなければならない。

米国と通貨スワップできないから、国民年金と通貨スワップ?

知らずに見れば韓米通貨スワップになったと思う。国民年金?誰のアイディアか知らないが、笑わせる!米国、日本などと通貨スワップできないので、こうしたのか?

恐らく逆効果、否定的な効果だけがものすごく出てくると思うが、本当に小学生レベルの政権だ。すでに韓国ウォンはズボズボと落ちて1424ウォンだ。

米国と通貨スワップをすれば為替レート安定に大きな助けとなるが、大統領がバイデンと米国議会をバカにした。本当に国の役に立たないヤツだ。

とのことです。

先ほども述べたように、韓国銀行と国民年金の為替スワップによって、国民年金が韓国銀行にウォンを提供して、海外投資に必要なドル資金を外貨準備資金から調達できるようになります。

毎年300億ドルの海外投資を行なっている国民年金の立場では、ドル調達の際に発生する為替リスクを無くし、安定的に海外投資資金を調達することができるようになります。

また国民年金は最近、海外投資割合を高めていることから、ドル高基調の今、調達時の為替レートで固定されるというのは大きな魅力です。

一方で韓国銀行の立場から見ると、海外投資を増やすといっている国民年金に、為替市場で巨額のドル買いをされてしまうと、いくらドル売り介入をしても、その効果は相殺されてしまいます。

国民年金が昨年調達したドルは約280億ドルですが、今年は7月の時点ですでに320億ドルを超えているとみられ、「ウォン安を煽っている」主犯と言われている国民年金のこれ以上のドル買いを防ぎたい意向です。

もちろん、これは韓国の金融当局が市中銀行に、「利益確保のためのドル買いを自制しろ」と要求したことと同じ脈絡で、「ドル資金の首根っこをつかむ」ことで、国民年金にも「ドル投資の自制」を要求している可能性も高いのではないでしょうか?

なお、今月15~16日の市場介入で27億ウォンの外貨準備金を溶かしてしまいましたが、100億ドルの為替スワップで、国民年金という大口投資家を6~12ヶ月間抑えられるのであれば安いものでしょう。

また、国民年金の損失が見逃せない規模にまで膨らんでしまっていることも関係しているかもしれません。

今年上半期基準における国民年金の純損失金額(保険料収入金を除く)は、76兆7000億ウォンにまで増加。

利回りを見ると、国内株式がマイナス19.58%と最も低調で、海外株式マイナス12.59%、国内債券マイナス4.85%、海外債券マイナス1.16%で、オルタナティブ投資のみ7.2%のプラス。

海外投資の割合を高めてはいるものの、韓国内投資の割合が依然として高く、米韓金利差が拡大するほど韓国から海外投資家は離脱し、さらに国民年金の損失が拡大することは必至です。

少しでも損失を抑えたい思惑がありそうです。

また「為替スワップ」は韓国紙で「通貨スワップ」と区別せずに報じられるため、韓国人のコメントにもあったように「米韓通貨スワップ」が熱望される今、「通貨スワップ締結」という言葉だけでも欲しかったということもあるかもしれませんね。

これも口先介入の1つと言えるのでしょうか?

のぞみのワンポイントニュース

韓国の慶尚南道昌原(チャンウォン)市で、水道水を利用する屋内プールで幼虫が多数発見され、原因究明のための調査をしていることが分かりました。

昌原市によると、昌原施設公団で管理する感慨福祉センタープールで今月20日、スタッフが幼虫25匹を発見。

感慨福祉センターは独自に幼虫除去作業を行ない、二日後に水質研究センターに確認依頼、その後昌原市に報告があったとのことです。

昌原市はプールへの流入や流出経路、近隣アパートなど12ヶ所を緊急調査したものの、幼虫の流入経路は分からなかったとのことで、この地域に供給されている水道水は「きれいだ」と暫定的に結論づけています。

昌原市によると、この地域に供給される水道水は大山(テサン)浄水場から供給されているもので、中間保存施設の貯水池も地下化されていることから、幼虫が流入する経路がないと説明。

プールの水質管理に問題があったのではないかと見ているようです。

ただ、昌原市といえば今年7月、鎮海(チネ)区一帯に水道水を供給する石洞(ソクトン)浄水場や一般家庭水道水から幼虫が発見されて、大騒ぎになったばかり。

鎮海地域6万5300世帯、15万人余りに水道水を供給する石洞浄水場周辺からは5日間で203匹の幼虫が発見されています。

その後、一般家庭や公共施設でも幼虫が発見されましたが、昌原市が「水道水を煮沸消毒してから飲用するよう」通知を出したのは、浄水場で幼虫が発見された38時間後の夜10時40分。

市民への通知が遅れたことはもちろん、市民が認知しにくい深夜の公表になったことから、この時も大きな批判を浴びています。

この後、環境部は全国485ヶ所の浄水場を緊急点検した結果、原水11ヶ所、浄水過程15ヶ所、浄水処理後1ヶ所、計26ヶ所の浄水場から幼虫が発見されています。

幼虫が発見された浄水場では、防虫網の破損、薬品の不適量注入、オゾン発生器の老朽化による故障など、衛生管理状況に不備があったとのことです。

水道水への幼虫の流入は2020年7月にも、仁川地方を皮切りに各地で発見され全国的に問題になったこともあります。

韓国の風物詩として定着しているってことですね。

ちなみに今年7月に行なわれた緊急点検で発見された幼虫には、「国内未記録種」が含まれていた様子。

新たな発見ができて良かったですね。(笑)

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ではまた 次の動画でお会いしましょう

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