ウルトラスーパー予算を超えた!5年で韓国負債4割増の1000兆!これが歴代最高額の選挙用バラマキ原資だ!

2021年12月

2021/12/04

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ウルトラスーパーの次

12月3日、韓国の2022年度予算案が国会を通過し、韓国の国家債務が史上初めて1000兆ウォンを超えることがほぼ確実となりました。

3日午前に行なわれた国会本会議では、2020年の本予算に関し、今年の本予算に比べて49兆7000億ウォン(8.9%)増加した607兆7000億ウォンで議決。

文在寅大統領の任期最後となる年度を迎えるにあたり歴代最大規模の予算を組んだことで、任期5年間で増大させた予算規模は207兆5000億ウォンに及び、韓国史上初めて600兆ウォンという大台を突破しました。

この予算規模は、政府予算案の604兆4000億ウォンよりも3兆3000億ウォン純増した数値、一般的に予算案は、国会審議の過程でより厳しく精査され減額されることになりますが、そこはさすがの文在寅政権。

昨年に続いて2年連続で政府案より予算を積み増す結果となりました。

2年連続で政府予算案よりも国会通過案が増えたのは、グローバル金融危機の影響を受けていた2009年のプラス1兆ウォン、2010年のプラス7000億ウォン以来で初となり、増加規模もこれまで経験したことのない水準となっています。

これほどまでに予算規模が膨らんだ最大の原因は、来年3月の次期大統領選挙および同年6月に地方選挙を控えているからです。

どういうことかと言えば、与党共に民主党は李在明候補が公約として掲げるばらまき政策を実現するための予算を主張。

一方の最大野党国民の力は、尹錫悦候補が公約として掲げる「別の」ばらまき政策を実現するための「別の」予算を主張。

これを上手くまとめるために、両者の「ばらまき政策」を織り込んだ予算規模となり、そもそも「ウルトラスーパー予算」と言われた来年度の予算に、さらにトッピングを加えた格好となってしまったわけです。

まず、いわゆる「李在明の公約(票集め)パッケージ」とされる「全国民災害支援金」「地域貨幣拡大」「損失補償拡大」のうち、国民の猛反対を肌で感じた李在明候補自身が撤回した災害支援金予算は削られましたが、残りは予算にふんだんに反映。

政府予算案では2403億ウォンだった地域通貨支援予算は6053億ウォンと大幅に増加、発行規模水準では6兆ウォンから30兆ウォンへ5倍に増えたことになります。

一部の韓国紙では、地域通貨予算の縮小案を主張する企画財政部に対して、李在明候補が度々圧力を掛けてゴリ推し、結局は企画財政部が折れることになったようです。

また李在明候補は、小商工人に対する損失補償下限額についても強硬に主張し、結果、政府案の10万ウォンから50万ウォンと5倍に増加、関連予算も3000億ウォン増やしました。

さらに自営業者の損失補償とオーダーメード型支援予算規模を政府案の8兆1000億ウォンから2兆ウォン増やして10兆1000億ウォンを反映。

加えて低信用・中信用自営業者に対する年1%低金利融資「小商工人希望貸出プラス」の支援予算を、8000億ウォンから2兆ウォンに増やしています。

みてわかるように、直接票に関係してしまう地域振興策には積極的に予算を厚くし、各地域の議員からの「苦情予算」とも言える国土交通部所管事業も大幅に増額、社会間接資本(SOC)予算が歴代最大の28兆ウォンとなりました。

その反面、文在寅政府が力説していた「韓国版ニューディール」関連予算は、相当部分が削減されてしまいました。

現大統領から次期大統領へ早々に乗り換える動き、韓国の方はなかなか現金ですね。

あれ?なんか直接的すぎたかな?深い意味はありませんからね。

経世済民の趣

この関連記事をみた韓国人の反応は

お金を振りかけて選挙をする国、地球上では大韓民国だけだ。

雇用予算に50兆を注いだがむしろ減少し、性認知予算に30兆を使ったが性別葛藤はさらに深刻になり、低出産予算に200兆を使い出産率は0人台に暴落。文在寅は何者だ?

事実上2030世代が選んだムン罪人は国を借金の杭に乗せ、青年たちを失業者にし、国債を返す奴隷にしてしまった・・・。青年よ、今度は大人の言葉を無視しないでください!

これは借金ではなく、より良い未来のための踏み台である。前政権より今の政権がはるかに良くなった。

電気はたくさん食うくせに、熱効率は5等級の政権だ。

人口減少で自然に消滅する国なのに、借金だけ増やす国。

民主党と民主党第2中隊の合作。大統領選挙も所詮、自分たちの権力争いのため、未来のことなど考えていません。

クレイジー政権が子どもたちに莫大な借金を抱かせることになる。

借金が何かがわからない無知な連中。私たちが着て食べて使うほとんどのものが輸入で、ドル取引だということを忘れてはいけない。

私たちの子孫が乞食になったのではなく、すでに私たちの世代が乞食になったのです。国債の利子だけで1年に20兆をつくった文在寅。弾劾する必要はありませんか?

負債が天文学的で、サムスンのような輸出企業が崩れたら、あっと言う間にベネズエラのようになる。

大丈夫です、これは他の国に比べると小さな方です。

公務員数を増やす時から予見された終末手続きだ。頭の良い男、ムン罪人、公務員を支援して職人も科学者もいない未来のない国を作っている。

これが、他人が勉強していたときに火炎瓶を投げていた民主党の実態です。

2017年の国家債務は660兆、文在寅政権に入り来年で1060兆・・・。たった5年で400兆増やしたのか!すごい。ここまで国を台無しにすることができるのか?驚くべき能力だ。

民主党が大韓民国の経済をダメにしてしまう。これまで保守が成し遂げた大韓民国漢江の奇跡を・・・、本当に無惨に一瞬で踏みつけられてしまった。

公企業の債務、公務員、兵士の年金負債を合わせると、実質債務は100%を超えます。

今後、税金と公共料金の引き上げが予想されます。次の政府は本当に大変で人気のない政府になります

権力維持にのみ狂った政権。これが国か?これでも李在明を支持するヤツは何なのか?

一体文在寅はこの5年間で借金をつくった事以外、何をうまくやったのか?朴槿恵は一体なぜ弾劾されたのですか?

朴槿恵のときに40%を超えると国が滅びるといった文在寅。自分の無能ぶりを認めてください。

国が台無しになって配給をすることになる。これが文在寅ケアか?

とのことです。

今回の予算案の国会通過、実は12月2日が法定期限でしたが、地域通貨と軽空母予算などで意見の溝は狭まらず、1日ズレ込んだ3日に、与党単独で修正案を処理しました。

「李在明の票予算だ」と修正案に反対や棄権票を投じた国民の力、実際には予算修正案にしっかりと「尹錫悦票予算」が組み込まれていて、韓国紙は「事実上、両党の合作だ」と指摘しています。

国民の力は、李在明候補が主張した「全国民へ対する20~25万ウォンの災害支援金」とは一線を画し、被害を受けた小商工人支援案を強調してきました。

それが反映されたのが、政府案8兆1000億ウォンだった小商工人支援予算が2兆ウォン増えて10兆1000億ウォンとなったことです。

率直にいうともはや誰の主張なのかはわかりませんが、予算が大幅に積み増しされた結果を、両党が互いに自分たちの都合の良い解釈をしているという、幸せな予算案となったようです。

反面、国防予算は6000億ウォン、R&D予算も300億ウォンがそれぞれ削られ、韓国版ニューディール事業のグリーンスマートスクール助成事業は、政府案の6075億ウォンから1757億ウォンが減額されました。

一応は、文在寅大統領肝いり政策であるカーボンニュートラルなどの環境分野予算も約100億ウォン増額され、これまた文在寅大統領がこだわりを見せる「韓国型軽空母事業予算」も、当初予算委員会に提出されたとおり、72億ウォンがそのまま復活計上されました。

文在寅大統領が意地を見せた格好ですが、より重要な既存兵器のアップデート費用は大幅に削られているのは内緒です。

増額された3兆3000億ウォンと比べれば雀の涙、どさくさに入れておいても誰も気づかないでしょう。

それより気になるのは、韓国の国家債務規模。

2022年の国家債務はいよいよ1000兆ウォンを超えた1064兆4000億ウォン。

今年の本予算時956兆ウォンよりも108兆4000億ウォン増えたことになり、GDPにおける国家債務比率は2.7ポイント上昇して、初めて50%の大台に乗りました。

文在寅政権は、初めて予算編成を行なった2018年に本予算を前年比7.1%増やした後、2019年に9.5%、2020年に9.1%、2021年と2022年には8.9%と予算を増やし続けた結果、国家債務はたった5年で400兆ウォン規模が増えたことになります。

文在寅大統領は歴史に名を残すとともに、大きな借金も残すことになりそうですね。

のぞみのワンポイントニュース

韓国人が排出するプラスチックごみは1人あたり88㎏で、世界で3番目に多いことがわかりました。

全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)が1日(現地時間)に発表した「世界の海洋プラスチックごみに対する米国の役割評価」によると、2016年の時点で韓国人が排出したプラスチックごみは1人当たり88㎏となり、これは米国130㎏と英国99㎏に次ぐ世界3位という不名誉な結果となりました。

続いて、ドイツ81kg、タイ69kg、マレーシア67kg、アルゼンチン61kgなどの順となり、日本は38kg、中国は16㎏でした。

ただ総量でいえば、中国が少ないわけではありませんから注意が必要です。

報告書によると2015年に全世界で排出されたプラスチックごみは3億8100万トンで、このうち海に流れるプラスチックごみは年平均800万トン。

これは1分ごとにトラック1台分のごみが海に捨てられている計算だと報告書は指摘。

さらに「この流れが今後も続けば、2030年には年間5300万トンのプラスチックごみが海に流入する」とし、「年間漁獲量の半分にあたる」と警告しました。

イギリスの日刊紙ガーディアンはこの報告書を引用し、「安い価格で多用途に使えるプラスチックの登場は、私たちが目にするあらゆる場所で世界的なプラスチックごみの氾濫を起こした」とし、

「米国は使い捨てプラスチック排出の主犯で海を汚染させ、生態系を破壊している」と非難。

でも英国は2位、米国を正面から非難できる立場ではありませんけどね。

報告書では、プラスチックごみの流出が増加する重要な原因の一つとして「不十分なリサイクル」をあげています。

日本経済新聞が12月2日に報じたところによると、ENEOSや三菱ケミカルなどが、プラスチックの廃棄物を原油に近い状態に戻す「ケミカルリサイクル」という手法を使い、再利用する事業を始めるとのこと。

この技術は理論上、廃プラを何度でも再生できるもので、油に戻すほか、アンモニアなどにすることも可能だとのこと。

記事によると油化技術の歴史は古く1990年代に実用化に向けた動きが出てきたものの、コストなどの問題から2011年ごろに撤退していたようです。

環境意識の高まりを受けて埋もれた技術を使い、事業化を目指すとのことです。

ただ、リサイクルするにもきちんと分別されていることが前提、消費者の私たちは、管理されていない「ただのゴミ」を排出しないよう、これまで以上に高い意識を持つ必要がありますね。

これは漁業ゴミに関しても言えること、漁具が海洋ゴミの半分に及ぶとの報告もあります。

プロ野球選手がグラウンドにゴミを捨てないように、プロであれば自分のフィールドを綺麗に保つように心がけなければいけませんね。

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