2021/12/11
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とっとと逃げよう
韓国のフィンテック企業カカオペイは10日、コスピ200指数に新規編入されましたが、その日の株価はむしろ6％以上下落しました。
これはカカオペイの経営陣が一斉にカカオペイの株式を多量に売却したというニュースが市場で駆け抜け、一気に投資心理を冷やしてしまったからです。
10日、金融監督院電子公示システムによると、カカオペイのリュ・ヨンジュン代表は同月8日、時間外売買を通じて保有中のカカオペイ株式23万株を売却しました。
1株当たりの売却価格は20万4017ウォンで、総売却価格は469億2300万ウォン程度だとみられています。
一部の報道機関は経営陣の持ち分の全量売却と報じていましたが、どうやらリュ代表の売却量は、保有持ち分の30％程度だったということです。
韓国取引所は３日午前に、ソウル汝矣島社屋でカカオペイの有価証券市場新規上場式を開催したばかり、リュ代表は現在、新任共同代表に内定している状況です。
同社株式を大量売却したのはリュ代表だけではなく、技術総括副社長が3万5800株、企業戦略総括最高責任者が3万株、ブランド総括副社長が3万株、事業総括副社長が7万5193株、経営企画副社長が3万株、経営支援室長が5000株、サービス総括副社長が5000株など、多くのカカオペイ株を時間外売却しています。
これらカカオペイの経営陣が売却した株式数は合計44万993株で、売却益は889億4600億ウォン。
経営陣の株式大量売却は当然、株価が高値圏にあるとのシグナルとみなされることから、10日の株価は一時7.19％下落、投資家に動揺が走ったようです。
カカオペイは今年11月3日に韓国証券取引所に新規上場をしたばかり。
上場初日に公募価格の9万ウォンの2.5倍を超える急上昇を見せ、初日は19万3000ウォンで取引を終えていました。
また11月26日にはコスピ200への特例編入ニュースが伝えられ、この日だけでも18.31％上昇、話題が先行した株価高騰が続いていた状況です。
ただ12月3日には、一定期間創業者などに株式の売却をしない「ロックアップ期間」が過ぎたことで、下落傾向にはあったようです。
カカオペイ側は「1日に公示されたように保有するストックオプションの一部を行使したもので、全量を行使して売却したものではない」と説明。
そんな説明で納得いくはずのない個人投資家は非難囂々。
「実績も不透明だが、経営陣が会社の成長より株式差益の実現で私腹を肥やした」「上場１カ月でアリ地獄に変わった」「経営陣が上場してわずか1ヶ月で株式を売ったというのは信頼を裏切る行動だ」と批判しています。
まあ、不正でもない様子、経営陣が信用できないなら、買わなきゃいいんですけどね。
でも株価操作が疑われる事件も多いので、仕方がないのも事実。
どっちもどっちかな。
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
本当にゴミ企業。経営陣のマインドをみると確実に滅びる企業だな。
全量を売ったのか？責任感もなく、経営陣が一斉に差益を取りに売るなんて本当なのか？株主だけが損をする、我が国の上場企業バブル･･･。
政府の連中は、これでもアリ達が米国にいく理由をなぜ分からないのか？
SKは幹部が買いとるのに、カカオは売り逃げる。内需用企業は政権が変われば終わりだ。
1株あたりの収益率ゼロ、配当金が100ウォンにもならない会社が20万ウォン。サムスン証券の配当は約4千ウォンで5万ウォンもしない。カカオペイがどれだけ高いか分かる。
カカオペイとカカオバンクは先に売った方が勝者だ。あまりに高評価された株式は、今でも抜け出せれば成功だ。過去のサムスンバイオを思い出す。
経営陣が急激に売却した後、弾けるのが正常な企業なのか？大韓民国は根本からなっていない。
金融監督院は何をしているのか？
コスピ200に編入され、空売りで株価が下がることを予想して逃げるなんて。（笑）
会社の成長性を信じて投資するのに、経営陣は現在に満足して全部売ったよ。将来価値しかないのがこの業種なのに。
何と言うか･･･。最近のカカオは無実なのに攻撃されることが多いようです。
カカオは中国の企業です。正気であれば、カカオはすべて不買しなければならない。
若い経営陣、完全に詐欺だね。
カカオを擁護する人がいることは正直理解できない。これは何と言うべきか。株価操作？経営陣辞退？
これがまさにK企業です。
今は公募価格より3倍以上上がった状態なのに、まだ売っていないのか？私もバブルだと思っているが、経営陣も今の株価がバブルだと思っている。
カカオは国民のポケットからストローで血を吸う犯罪集団だ。この機会に韓国から退出させなければならない。
残念ながら詐欺をしたわけでもなく、自分の権利行使をしただけだ。何度言えばわかるのか？
自称投資家という連中が無知性で株価を上げるのに、売るのは当然ではないか？持ち分が必要であれば、バブルが消えた後にまた買い戻せばいい。文句があるならやめなさい。
韓国企業がなぜその価値を認められないのか、典型的な事例。
カカオバンクと同じでもおかしくない事業部をわざわざ分けて上場させ、役員たちは上場1ヶ月後に売り抜ける。最小限の良心はあるはずだが、なぜ堂々とこういうことをするのか？
経営陣もこれ以上企業価値が上がることはないと思って判断したわけだ。
現在のカカオペイの時価総額は25兆ウォン、世界中の数十万もある企業の中でもっともバブルな株です。テスラよりも10倍高価だと知っていますか？
どんな銘柄でも、経営陣が売り飛ばす株式を買ってはならない。
とのことです。
ただ、経営陣が急騰した株価を利用して保有株式を売却して利益を得る一方で、株価が急落するような場面は、韓国にとどまらず、米国などでも起きています。
12月9日（現地時間）、米国のニューヨーク証券市場で代表的な「ミーム株（はやり株）」とされるAMCエンターテインメントで同じようなことがおきています。
米国の映画館大手のAMCは新型コロナの影響で一時は破産説が出ましたが、ミーム投資熱で今年5月以降に株価が急騰、揺り戻しはあったものの、10年来の高値圏をキープしていました。
その高値圏で同社の株式を売却したのはアダム・エランAMC最高経営者（CEO）とショーン・グッドマン最高財務責任者（CFO）で、それぞれ保有していた31万2500株と1万8316株を時間外取引で処分したようです。
そのためAMC株価は前日比6.86％急落、一時は10％以上下げる局面もあったとのこと。
AMC株は最近2日間で18％も暴落していることから、下落する前に処分を早めたとの見方もあります。
アランCEOは先月にも株式を大量売却しているようで、ブルームバーグは「公開的に個人投資家に求愛し、会社の未来見通しを誇ったが、彼自身は保有持分を売って利益を取った」と批判。
また「新型コロナのソーシャルディスタンス強化により、AMC実績が3年連続で赤字に向かっていく状況」にもかかわらず、「AMC役員などは株価急騰を利用して今年のみの株式処分で7000万ドル以上利益を上げた」と指摘しました。
カカオペイのことをK企業と卑下しなくてもよさそうですね。
ただ、このAMC経営陣の動きを真似たのではないかと言われているカカオペイ経営陣。
海外株式市場へ投資する韓国個人投資家「西学アリ」も、ちょっと巻込まれちゃったかな？
のぞみのワンポイントニュース
岸田文雄総理大臣は10日、参院本会議の日本維新の会からの代表質問において、台湾の環太平洋経済連携協定（CPTPP）への加入申請について「歓迎している」と語りました。
加えて「我が国にとって基本的価値を共有し、緊密な経済関係を有する極めて重要なパートナーである台湾は（TPP）加入申請に向けてさまざまな取り組みを公にしている」と評価しました。
一方で、同様に加入への意思表示をしている中国については、「貿易慣行に関してさまざまな意見があり、TPPの高いレベルを完全に満たす用意ができているのか、まずはしっかりと見極める必要がある」と慎重な立場を強調。
同時に「戦略的な観点や国民の理解も踏まえてTPPの議論を主導、積極的な役割を果たす」と述べました。
また韓国紙が報じたところによると、「韓国政府は13日にTPPへの加入申請を進める方針を発表する」とのこと。
韓国政府の中では、洪楠基経済副首相兼企画財政部長官が、将来の韓国経済発展のためにはTTPの加入が不可欠という立場で、10月中旬には10月中にも結論を出すべきと焦りを隠しませんでした。
ところが押しに弱い（？）洪楠基氏、10月末に予定されていた対外経済閣僚会議が2度にわたり延期、やっと今月13日の開催にこぎ着けました。
ただ、政府内には慎重論も強く、加入申請に向けた同意が得られるかどうかは不透明。
日本が主導的な役割を担っているTPPだけに、「親日は反逆罪」と叫ぶ大統領候補が勢いを増す中、一筋縄ではいかないようです。
でも、どうせ歓迎しませんから、焦らなくても大丈夫ですよ。
そういえば、現大統領は民主主義サミットで、言論の自由に言及する際、「フェイクニュースが防疫とワクチン接種を妨げている」と発言。
次期大統領候補の李在明氏も11日、「大韓民国の政治家が終戦宣言に反対するのは親日を超えた反逆行為」と述べています。
TPPとかの前に、大事なものが足りていないように感じるのは、気のせいかな？
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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