さらに生活が苦しくなるぅぅ!大企業の賃上げがめぐりめぐって庶民を苦しめる結果に!Kインフレスパイラルに突入!

2022年6月

2022/06/08

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ボーナス祭り

韓国では今年、「MZ世代(1980年代半ば~2010年前半生まれ)」を中心に、SNSを通じて成果給情報を頻繁に自慢しあっているとのこと。

どうやら、今年の韓国における大企業の成果給が「史上最大」となったようです。

会社員の匿名SNS「ブラインド」では、今年1~2月に支給された成果給が1000~6000万ウォンだったという、サムスン電子やSKハイニックス、LG化学など大企業の職員と思われる投稿が相次いでいる様子。

6月8日、雇用労働部の「事業者労働力調査」によると、300人以上の大企業労働者の今年第1四半期の特別給与総額は775万4000ウォン(約82万円)となりました。

特別給与には賞与金と成果給、賃金引き上げ遡及分、学資金等が含まれますが、四半期ベースの特別給与としては歴代最大となり、昨年同期に比べて34.1%増加した金額となりました。

韓国ではこのような「ボーナス祭り」が賃金引上げに貢献し、今年第1四半期の大企業労働者の賃金上昇率が4年ぶりに2桁を記録しました。

ところが、この賃金引上げが、さらなる物価上昇を誘発する「賃金インフレ」を現実化していると専門家は指摘しています。

韓国の雇用労働部が6日に明らかにしたところによると、300人以上の大企業労働者の今年第1四半期の月平均賃金総額は694万4000ウォン(約74万円)で、前年同期の613万2000ウォンに比べて13.2%増加しました。

賃金上昇率が2桁を記録したのは、半導体景気の好況で成果給支給が急増した2018年第1四半期の16.2%以来となっています。

賃金統計には基本給と各種手当、賞与金、成果給、学資金などが含まれています。

また、全体の労働者の第1四半期の月平均賃金も408万4000ウォン(約43万円)で、昨年第1四半期に比べ7.2%増加。

この数字も、2018年第1四半期で記録した7.9%以降で、最も高い水準となりました。

特に大企業系列メーカーの賃金上昇幅が顕著で、LGエネルギーソリューションやサムスンバイオロジックスなど、時価総額上位15社の人件費は6兆7833億ウォン。

昨年第1四半期の5兆4615億ウォンより、24.2%にあたる1兆3218億ウォンの大幅増額となりました。

なお、今年第1四半期基準の時価総額上位15社の従業員は23万7185人で、前年同期比0.2%減少していることから、これらの企業の一人あたり人件費負担は、25%ほど増加したということになります。

ちなみになかでもLGグループの成果給は大盤振る舞い。

LGイノテックは基本給の1000%、LG化学は同850%を成果給として支給。

ただこれは、「歴代級実績にふさわしい成果給を支払え」と要求した労働者側の要求を使用者側が受け入れたことで支払われたもの。

文在寅政権下で、民主労総をはじめとした労働組合が強硬な賃上げ要求を行なった成果が遺憾なく発揮されているようです。

経済界ではこの状況に、「生産性の向上が伴わない人件費の上昇は、企業の競争力を弱める」と指摘。

高い物価が、労組による強い賃上げ要求に繋がり、賃金引上げを誘発、さらに物価上昇を招くという「賃金インフレ(wage inflation)」の悪循環に嵌りつつあるようです。

韓国銀行も4月の「最近の労働市場内賃金上昇圧力の評価および示唆点」という報告書で、「最近賃金上昇圧力が大きくなっている」とし「今年下半期以降の賃金上昇率がさらに高まり、『物価上昇→賃金上昇→物価追加上昇の悪循環』に陥る可能性がある」と指摘しています。

専門家は基準金利の引上げスピードを速めるなど、インフレへの積極対応をしなければ、「スタグフレーション(景気低迷の中の物価急上昇)に成りかねない」と警告していますが、金利引上げによる影響は先日お伝えしたばかり。

世界1位を誇る家計負債爆弾の導火線に点火することになるわけです。

もうとっくの昔に、火はついているのかも知れませんけどね。

経世済民の趣

この関連記事をみた韓国人の反応は

私は中堅企業に入ったが、大企業に入った友達は必死だった。大企業は成果が出なければ席がない。その程度は受け取ることが正しいのではないか。

努力しなかった人間が、努力をして得た人間を羨ましがっている。

下請け業者は背骨を曲げるように働いても3千万ウォン未満だ。大企業は下請労働者の背中にストローを差し込んで吸い腹を満たす。

こういう世の中で月給190万ウォンの公務員試験を目指す若い青年たちが理解できない。その頭で企業に就職してはどうか。

だから一生懸命勉強していい大学出てきなさい。

私はもう1週間で120時間働いていますが、遠くにエデンの園が見えます。

最低賃金を上げる時、経済学者が数えきれない程警告していた。物価が上がる、所得主導成長などない、国家借金がとても多いと。もう現実に戻るんだ・・・恐ろしい、怖い・・・。

日本は何年も賃金を凍結・削減し、国は没落している。賃金を高めてこそ、人は考えて発展するようになる。北朝鮮をみても分からないのか?

最低賃金のせいで小さな企業がダメになった。米国が5年間で0%だった時に文在寅は44%上げた。OECD最高の引上げ率で犬豚が生きられなくなった。

これは民主労総と民主党、文在寅のせいだ。物価上昇には明らかに人件費の引上げが含まれる。

賃金が上がり物価も上がって、大企業が難しいのに中小企業はどうするのか?特に公企業は賃金を引き下げなければならない。結局大韓民国は大企業、公企業、公務員だけになる。

中小企業は年俸3000万にもならないところが多いのに、物価はずっと落ち着く隙がない。

経営陣の給料は多いが社員の給料が多いというのか?私もLGだが、あきれる記事だ。給与水準が低くてネイバーやカカオで社員が離脱して大騒ぎなのに、現実を知らない記事だ。

富めば益々富を作り、貧は益々貧になる、文在寅政権5年の業績だ。滅亡の基礎を固めておいたようだ。

大企業の従業員が何%だと思っているのか?全体の経済人口の10%にもならないのに・・・、ほとんどは月200~350の間で受けている。

本当に深刻なのは、大企業の月給が上がることではなく、会社員の大部分を占めている中小企業の職員たちが大企業の30%の月給だということだ。こんなに貧富格差が広がった。

大韓民国の大企業になぜ組合が必要なのか?企業がお金を稼げば、落水効果があるはずです。

結論は中小企業労働者だけが死ぬのだ。努力をしなかったのが罪だと?それでは他の国を見てください。努力しなかったと、こんなに人を干す国もない。

一生懸命勉強して国の発展に資する大企業は、もっと月給を上げ、毎日遊んで寝ている公務員の月給は凍結せよ。

とのことです。

韓国の金融監督院の調査によると、LGエネルギーソリューション、サムスンバイオロジックス、LG化学、現代起亜自動車など、時価総額上位の非金融上場会社15社の人件費は、今年第1四半期基準で6兆7833億ウォン。

これらの企業の人件費は昨年同期と比較して24.2%増えていますが、職員数は同期間で0.2%減少しているため、前述したように一人当たりの人件費支給額が25%程度増えたことになります。

調査対象企業の中では、LGエネルギーソリューションの人件費増加率が最も高く、今年第1四半期の人件費は3445億ウォン、前年同期比でなんと65.6%(1365億ウォン)も増えています。

これは今年第1四半期末の従業員数が、前年同期より1701人(21.2%)増えた9721人になったことに加え、基本給の450%を成果給として支給したからです。

他にも人件費が昨年同期比で50%前後増えた企業は、ハンファソリューション55.3%、LG化学54.3%、LGイノテック49.1%。

スマートフォン事業から撤退したLG電子は従業員が12.1%も減りながら、名誉退職者への慰労金などが嵩み、全体の人件費は20.3%も増えてしまいました。

記事では「MZ世代」がSNSで賃金、成果給などの会社情報をリアルタイムで共有し、賃金引き上げを要求する動きがある」と紹介していることから、賃上げ要求に積極的なのは、労組員だけではないようです。

先日もお伝えしたように、労組は「賃金引上げ」を「労働の対価」「収益向上への対価」と考えるのではなく、「生活水準の補償」という視点を重要視して交渉をしています。

ということは、今年5月の消費者物価上昇率は前年比で5.4%、13年9ヶ月ぶりとなる最高値を記録した今年は、約14年ぶりとなる賃上げの追い風が吹いている状況。

労組員たちの動きも活発化しそうですね。

そういえば昨日7日、民主労総貨物連帯総ストライキが始まりました。

まだ1日目、組合員の37%にあたる8200人余りが参加したようですが、セメントの出荷量が90%以上減り、セメント業界だけで推定153億ウォン(約16億円)の損害が出たようです。

2日目の8日は、セメントの全量が出荷停止となった様子。

無期限ストライキですから、これからお祭りは盛り上がってくるんでしょうね。

そういえば、人件費の負担増が響き、今年4月の設備投資は前年より7.5%ほど減少している様子。

インフレ抑制のための緊縮モードに入ったようですね。

のぞみのワンポイントニュース

韓国のラッパー「PSY(サイ)」が、新型コロナ感染症の影響で中止されていた夏コンサート「サイびっしょりショー2022」を開催すると発表。

ただ、韓国のネットユーザーたちの間で激しい賛否が湧き上がっているようです。

PSYは4日、公式インスタグラムを通じて「サイびっしょりショーSUMMER SWAG 2022」の公演開催を発表、今回の公演は、2019年夏以来3年ぶりとなります。

ただ、この「びっしょりショー」は、膨大な量の水を会場に降り注ぎ、歌手と観客がずぶ濡れのなかで行なう公演で、暑さを吹き飛ばすというコンセプトのイベントです。

PSY自身も「コンサート1回あたり300トン程度の飲料水を使う」と発言しています。

ところが韓国は今、歴代級の大干ばつ中。

農家では農業用水が不足して政府が給水対策まで行なっている状況で、コンサートに膨大な量の水を使うのは「不適切だ」との批判が噴出しています。

韓国の気象庁によると、6月5日基準で直近6ヶ月間の全国の累積降水量は166.8㎜で、平年の344.8㎜の半分にも満たない水準、全国的に気象観測網が整備された1973年以降、同期間の降水量では最も少ない数値となりました。

しかも5月の降水量はわずか5.8㎜を記録、平年の6%に過ぎませんでした。

特に嶺南(ヨンナム)地域の干ばつ被害が深刻で、大邱、慶北一帯に飲料水を供給する雲門(ウンムン)ダムと嘉昌(カチャン)ダムは貯水率が危機的水準まで下がり、農作物と飲料水への供給不足が懸念されている状況です。

この歴代でも「最悪」と言われる干ばつ状況で祈雨祭を行なう地域もあり、さらに物価上昇局面で5月、ジャガイモ価格 32.1%上昇、ニンニクも5ヶ月連続で二桁の上昇率が続いています。

その状況下で、今年のびっくりショーは7月9日から8月27日まで行なわれる予定で、7週間にわたり週末ごとに開かれるとすれば、公演回数は10回を超えるとみられます。

大学生のときからびっくりショーに行っているという就職準備生のAさん(25)は、「大学1年生の時に行って歌手のエネルギーにびっくりした記憶があるだけにコンサートは魅力的だが、今年はスキップしようと思う」と回答。

「一方では干ばつ被害を受け、一方では水を数百トン使って公演するというのは恥ずかしいと思う」とし、水を使わないなど、別の方法を考えるべきだと指摘しました。

Bさんも「干ばつした米国では草に水を与えるのも規制する」とし、「干ばつの状況で多量の水を公演に使うのは自制すべきだ」と批判、「びっしょりショーの開催は不適切だ」との意見が多いようです。

ただ擁護派もいて、「対価を払って水を使うのに何が問題なのか」「農業用水と飲用水は違う」「その理屈なら全国のゴルフ場、プール、浴場なども全て閉じなければならない」「PSYがショーをやめれば干ばつが解消されるのか」「自分の生活で節水をしているのかふりかえれ」と主張しています。

常識的に考えると、歌手自身の世間的評価も考えて対策を講じるような気がしますが・・・。

まあ、(韓国では)お金と水は天から降ってくるモノですからね。

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ではまた 次の動画でお会いしましょう

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