2022/06/03
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チャミスル失踪
韓国の国民焼酎といわれる「チャミスル」や「眞露」など、焼酎(ソジュ)を中心とした酒類の製造・販売を幅広く手がける酒造会社「ハイト眞露」の京畿道利川(イチョン)工場が、貨物連帯の強硬ストライキにより、生産を中断したことが分かりました。
チャミスル、眞露など焼酎の出庫量は通常時の半分近くまで減少、酒類業界と一般消費者だけでなく、居酒屋などを経営する小商工人の経済的被害も懸念され、防疫措置緩和で期待が高まる景気回復にも水を差すことになりそうです。
水割りでいいですか?(笑)
さて、ハイト眞露の京畿道利川工場は2日、午前10時から生産ラインの稼働を止めました。
貨物連帯所属の貨物ドライバーは3月から2ヶ月間、ハイト眞露の利川工場と清州(チョンジュ)工場で計26回にわたり、ストライキ集会を行っていましたが、工場が停止したのは今回が初めて。
ハイト眞露は、「ストライキで製品出荷に支障が生じ、工場内に在庫が積み上がり、そのうえ工場進入や占拠の動きが出てきたことから、万一の事態に備えて生産を一時中断した」と述べています。
貨物ドライバーの相次ぐデモで工場前は激しい交通渋滞が生じ、近隣からの苦情が殺到、最近では工場への侵入、占拠を試みる動きが出ていました。
工場侵入を許せば、工場の生産設備の損壊や、在庫の略奪などの被害がでるとみられます。
長く続くストライキで、すでに利川工場と清州工場の生産量は落としていて、現状でも通常時の59%程度の出荷量にとどまっています。
両工場は、韓国で人気のチャミスルなどを生産していますが、両工場でハイト眞露全体の焼酎生産量の約70%を生産する基幹工場。
ストに参加している貨物ドライバーは30%ほどだとみられますが、ストに参加していない貨物ドライバーへの妨害行為も常態化、一部ではドライバー同士の争いも起きているようです。
これまでハイト眞露は「貨物連帯清浄地域」といわれ、特に貨物ドライバーとのいざこざは発生していませんでした。
契機になったのは、ハイト眞露と貨物運送委託を結ぶ水洋物流に所属していた貨物ドライバーの130人余りが今年3月、全国民主労働組合総連盟傘下の貨物連帯に加入したことです。
水洋物流に所属する貨物ドライバーは約500人、そのうち70%は今年2月、すでに今年の委託契約を終えています。
ところが30%程度の貨物ドライバーが、貨物連帯の後押しを受けて、「運送料30%引き上げ」「空瓶運賃引上げ」「アイドリング費用支給」「車両広告費月50万ウォンと洗車費支給」「待機費用支給」「休日勤務運送料150%支給」などを要求。
貨物連帯側は「2008年以降14年間、運送料が上がらなかった」とし、「油価の急騰で仕事をすればするほど赤字が発生する実情だ」と主張しています。
ハイト眞露は「今回のストライキは委託物流会社と車主(貨物ドライバー)間の契約に起因する問題」だとし、法的にも直接介入できないとの立場を示しています。
昨年末から今年にかけて行なわれたCJ大韓通運による不法ストライキの例でも「ごね得」的な結末を見たため、ハイト眞露や水洋物流が安易な妥結をしてしまうと、貨物連帯の影響力を強めてしまうことになりかねません。
これまで深刻な事態になったことのないハイト眞露までが、「貨物ドライバーが貨物連帯に加入しただけで甚大な被害が出る」という事実は、酒類業界に大きな衝撃を与えたようです。
「チャミスル」や「眞露」が正常に出荷されないなか、物流センターの在庫はほとんどカラの状態。
「せっかくのピークシーズン」に「チャミスル失踪事態」が起きる可能性が高いようです。
そういえば、日本のビールは不買中でしたっけ?
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
民主労総も最初は労働者を代弁する良い団体でした。
今の労組は代弁者ではなくて純真な労働者に仕事をさせてピンハネするハイエナのような集団だ。今の大韓民国の水準で労働組合の存在は、未開な国であることの証明だ。
飛行機のように燃料費を変動にすればいいのではないか?
言葉ではストライキ、実際の行動はテロ。これが韓国の労組法制度、弱者コスプレに国民が作った法制度だ。
加入しなかったドライバーたちに暴行して運送妨害しながら、運賃交渉して勝利すれば、果実は自分たちだけが食べるゴミ・・・。本当に救いようのないヤツらだ。
貨物連帯は国家と社会のがん的な存在だ。必ず無くさなければならない存在だ。
2008年から運賃凍結とは・・・、これは実話なのか?
貨物労働者同志の英雄的な闘争を応援します。
会社内に貨物運送部門を作って正社員を採用した方が良いのではないか?
違法ではない集会は絶対に保障しなければならず、もし違法な実力行使があるなら徹底的に懲らしめなければならない。これが国だ!
文在寅政府の5年間で、集会に対応する公権力がむちゃくちゃになってしまった。無法地帯を作った文在寅は反省しなければならない。彼が人間であるならば。
文在寅のときにストライキをしていないのはなぜなのか?
14年間価格凍結?これはひどい。すべての物価が上がっている実情を考慮してください。
貨物連帯をはじめとする民主労総のヤツらは、我が国の人ではありません。
ムン災害の5年間、政治論理により失踪した「法と原則」、尹錫悦政府が正しく立て直すだろうと信じています。
また民主労総か。こいつらは国のゾンビ、根絶するのは大変だ。共に民主党と運命共同体だから、一緒にいなければならないのだ。
共に民主党は民主労総の下部組織である。
ハイト眞露は20年1980億ウォン21年1741億ウォンの営業利益を出しながら貨物車の運送料は15年固定している。何度も交渉を要求したが拒絶されたのでストに至ったのだ。
ハイト眞露職員の平均年俸は1億だが、車主は1~2百程度が実情だ。むしろ不法ストを助長しているハイト眞露の不条理に抵抗する行動だ。
仕事が嫌いでストする労働者はいない。大企業資本の奴隷のように仕事をして、これ以上耐えられなくて炸裂したのだ。労働者が生きる国であって、企業が生きる国ではない。
外でやればいい。工場占拠をなぜやろうとするのか?
大韓民国社会の3大巨悪、共に民主党、全教組、民主労総。なかでも最も荒っぽくて手がつけられない状態の集団が民主労総だ。はやくえぐり取ってこそ我が国が元気になる。
とのことです。
産業界の関係者は今回のストライキについて「昨年から今年初めまで続いたCJ大韓通運の宅配ストライキに、政府の初期対応が遅れて企業被害が大きくなった」とし「政府が積極的に労使間対話仲裁に乗り出すとともに、不法ストライキには断固として公権力を投入しなければならない」と述べました。
政権が変わったことで、これまでとは異なる対応をして欲しいと望んでいるようです。
ところが地方選挙が終わった直後、貨物連帯は今月7日0時から無期限の総ストライキを行なうと予告。
さらに全国民主労働組合総連盟は7月2日、非正規職撤廃を掲げて全国労働者大会を6万人規模で開催する計画で、傘下の金属労組は7月中旬に20万人規模の総ストライキを計画しています。
与党大勝に終わった地方占拠で浮かれている尹錫悦政権に揺さぶりをかけようとしています。
貨物連帯本部は2日、「安全運賃制が廃止されると過労・過積載・スピード超過に追い込まれ、貨物労働者と国民の安全が犠牲になるだろう」とし「物流大乱を防ぎ、貨物労働者の生存権を保障するための新政府の実効性と迅速な対策を要求する」との記者会見を開きました。
安全運賃制というのは、過労・過積載・スピード違反などを防止するため、貨物ドライバーに適正運賃を保障する制度で、安全運賃より低い運賃の場合、荷主に過料が課せられます。
ただこの制度は2020~2022年の試験的な運用だったため、12月31日で期限切れとなりますが、貨物連帯は制度の継続や拡大、運賃引上げなどを要求しています。
貨物連帯は民主労総のなかでも指折りの「剛性労組」、組合員は2万人を超える規模。
6年ぶりとなる無期限総ストライキという晴れ舞台、組合員も気持ちが高ぶっているのでしょう。
あれ?文在寅政府の時は、なぜしていないのでしょうか?
一方、大韓商工会議所と全国経済人連合会、韓国経営者総協会、韓国貿易協会、中小企業中央会、韓国中堅企業連合会など6つの経済団体は共同声明を発表。
「最近のウクライナ事態と上海封鎖措置などで国際的な輸送・物流停滞が深化している中で、貨物連帯の陸上運送拒否は韓国企業にさらなる負担を強いる」と主張。
「輸出物品の輸送遅延は納期遅れの原因となり、損害賠償や信頼度の低下を招く」「企業の被害は計り知れない」と訴えました。
その上で貨物連帯ストライキは「正当な事由のない運送拒否」にあたり「違法性が高い」と批判しました。
韓国では「自分が正しい」ので、法律が正しいとは限りませんからね。
焼酎大乱から物流大乱に広がり、次は何「大乱」を起こしてくれるのかな?
のぞみのワンポイントニュース
韓国で6月1日に投開票を迎えた第8回統一地方選は、与党国民の力の圧勝という形で幕を閉じました。
まず、17の広域自治体首長選挙では、国民の力が12ヶ所で勝利。
保守系メディアは、「2010年以来12年ぶりに地方権力が保守優位に変わること」を意味するとし、「有権者は、発足から20日余りの尹錫悦政権を選択した」と述べています。
2018年の統一地方選では、共に民主党が14ヶ所を制し、国民の力の前身の「自由韓国党」がわずか2カ所、無所属が1カ所だったことから、5年で勢力図をガラッと変えた文在寅氏の影響はすさまじいものがあります。
なおソウル市長選は、国民の力の呉世勲氏が得票率59.05%を獲得し4回目の当選、民主党の宋永吉元代表に20ポイント近い大差をつけました。
ソウルの基礎自治体25区の区長選でも、国民の力の候補が、2018年のわずか1区から16区を奪還して17区で当選、民主党候補が8区をなんとか守りました。
また、同時に投開票が行われた国会議員補欠選挙で、大統領選に出馬しながら投票日直前で尹錫悦氏への候補一本化に動いた安哲秀氏、および李在明氏は共に当選。
李在明氏は、はじめて国会議員の座に着くことになりますが、この選挙では総括選挙対策委員長の立場。
民主党の親文在寅派を中心に、大統領選で敗北したばかりの李在明氏が「無理に出馬して2連敗を引き起こした」とし、「李在明責任論」が強くなっているようです。
民主党の議員は「1人が生き残り、全員が死んだ」「李在明チング(友)、傷だらけの栄光!おめでとう」「私欲と扇動で党を私党化した政治のみじめな敗北だ」などと皮肉を含めて批判しています。
その流れに乗ってしまったのが、文在寅前大統領。
李在明氏を批判するツイートに「いいね」を押していたことが発覚しました。
この事件(?)は、もともと民主党支持者とみられる人が「投票しながらこんなに腹が立ったのは初めてだ」「前の京畿道知事、大統領選挙時はこれほど腹が立つことはなかったが、李在明というクズのせいで、いったいこれはどういうことなんだ?」とTwitterに投稿。
民主党の惨敗ムードに気を悪くした支持者が李在明氏を批判したものと思われます。
それに対して「同感です。あのクズ(李在明)のせいで復活したクッチムのクズたちのせいかと思われます」とのリプライに、文在寅氏が「いいね」を押していました。
「クッチム」というのは「国民のお荷物」という意味で、民主党寄りのネットユーザーたちが国民の力をさげすんで呼ぶ時の表現です。
文在寅側の関係者は、この「いいね」は、「本人が直接押したのは間違いない」としながらも、「ツイッターをしている間に誤って押したようだ」と釈明、現在その「いいね」は取り消されたとのことです。
思わず本音が漏れてしまったようですね。隠さなくても大丈夫ですよ。
それにしても、引退してなお、自虐ネタを提供する姿勢、さすがですね。
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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