令和の幕開け!受け継がれる三種の神器の謎

2019年4月

2019/05/01

今日は「令和の幕開け!受け継がれる三種の神器の謎」について話していきたいと思います。

令和の幕開け

2019年5月1日の午前0時をもって新時代「令和」が始まり、新天皇が即位しました。午前10時半より「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」が行われ、三種の神器のうち剣と曲玉、および国璽(こくじ)と御璽(ぎょくじ)を受け継ぎました。

三種の神器とは

古事記や日本書紀に記された日本神話に由来する3つの宝物のことで、「八咫鏡(やたのかがみ)」「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」を指します。これらを所持することが正式な皇位の証しであるとされます。ただし、このうち「八咫の鏡(やたのかがみ)」は伊勢神宮内宮にあり、天照大神の神体とされています。

草薙剣は海の中

平安時代末期、壇ノ浦の合戦で源氏に追いつめられ敗退した際、安徳天皇が三種の神器とともに入水しました。鏡と曲玉はその後引き上げられましたが、剣はそのまま失われてしまったとされています。その後、伊勢神宮より献上された剣を「草薙剣」としたとされています。

神器のレプリカ

三種の神器のうち、草薙剣は熱田神宮に、八咫の鏡は伊勢神宮に保管されていますが、いわゆる霊のこもった分身としての複製品が祀られています。よってテレビなどで放映された草薙剣はこの形代(かたしろ)です。レプリカと聞いて少しがっかりしましたか?

現存するかも不明

ただ、この三種の神器は直接見てはならないとされていて、天皇陛下でさえも見てはいません。実物が何で出来ているのか、大きさ、色など、多くの謎に包まれていて、存在そのものを否定する声もあります。だれも見たことがないのですから、深く考えても意味がありません。それよりも、受け継がれてきた歴史に思いを馳せ、新しい「令和」を素敵に過ごしていくことに力を注ぎましょう!


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