2023/02/01
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単月最大赤字
先月(2022年12月)、韓国の貿易収支赤字が126億9000万ドル(約15兆6000億ウォン)となり、単月実績として歴代最大の貿易赤字を記録したことが分かりました。
韓国経済の支柱である「輸出」が大きく減少したことが主因で、二大輸出先の対米・対中輸出額が揃いも揃って大幅に減少し、輸出品目15個のうち10個が「マイナス」を記録。
特に半導体輸出は、1年前よりなんと45%も減少したことが分かりました。
韓国の産業通商資源部は2月1日、こういった内容の「1月の輸出入動向」を発表しました。
それによると、2022年12月における輸出額は1年前より16.6%減った462億7000万ドル、輸入額は2.6%減った589億6000万ドルを記録、貿易収支は126億9000万ドルの赤字を記録。
これで貿易収支は11ヶ月連続の赤字収支となり、単月基準で歴代最大の赤字額となりました。
なお、貿易赤字が11ヶ月以上続いたのは、IMF為替危機直前の1995年1月~1997年5月で発生した連続赤字以来、25年ぶりのことですが、記録はまだまだ伸びそうです。
また15大主要輸出品目のうち、自動車・石油製品・無線通信・船舶・二次電池など5品目を除いた10品目の輸出額が、前年同月比で減少していたことが分かりました。
輸出減少品目は、半導体がマイナス44.5%、石油化学がマイナス25%、一般機械がマイナス15.8%、鉄鋼がマイナス25.9%、ディスプレイがマイナス36%、車部品がマイナス16.2%、バイオヘルスがマイナス33.5%、コンピュータがマイナス63.8%、繊維がマイナス27.6%、家電がマイナス19.9%となり、軒並み2桁台の減少を記録。
輸出が増加した品目はわずか5品目で、自動車21.9%、石油製品12.2%、無線通信19.5%、船舶86.3%、二次電池9.9%に限られています。
特筆すべきは半導体の輸出減少幅で、先月の輸出量は1年前より44.5%も減少した60億ドルを記録、この減少幅はグローバル危機当時の2008年12月に記録したマイナス49.9%以来、14年1ヶ月ぶりとなりました。
半導体のうち57.1%を占めるメモリ半導体価格が、需要低迷と在庫過多の影響で急落したことが響いていますが、順調に見えたシステム半導体も25%減少しています。
また韓国の二大輸出先である米国と中国への輸出が揃って減少。
対中輸出額は1年前より31.4%減少した91億7000万ドル、対米輸出額は同6.1%減少しました。
さらに9大主要輸出地域のうちEUが0.2%、中東が4%の微増をした以外、7つすべての地域でマイナスを記録してしまいました。
半導体輸出の4割を占める中国では、昨年9月まで16ヶ月連続で40億ドル台の輸出規模を維持してきましたが、昨年10月にマイナス22%、同11月にマイナス35.6%、同12月にマイナス36.8%と立て続けに急減、32億ドル台にまで落ち込んでいます。
なお、同じく半導体が最大輸出品目のASEANでも19.8%減少。
他、日本マイナス12.7%、中南米マイナス25%、インドマイナス0.7%、CIS(旧ソ連独立国家共同体)向けもマイナス17.6%となりました。
サムスン電子の半導体実績が衝撃の悪化具合だったことは前回の動画でご紹介しましたが、SKハイニックスまで赤字に転落しています。
サムスン電子もSKハイニックスも今年下半期にはメモリ価格の反騰を期待しているようですが、その願いは神様に届くかな?
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
G8先進国だった国がわずか1年で、毎日毎日毎日、地獄へ行く急行ニュースだけ溢れでている。(笑)
中国輸出が減ったと正直に書きましょう。
尹錫悦はさっそく押収捜査しなければならない。米国・日本・欧州も捜査すべきだ。なぜ韓国の半導体を買わないのか検察で捜査しなければならない。(笑)
世界経済は良くなっているようですが、これは何ですか?
IMFもOECD国家のほとんどがプラスに回復するが、唯一ヘル朝鮮だけが悪くなると見込んだ。
これも前政権のせいにするのか?
11ヶ月連続であれば、文在寅の時から始まったというのがファクト。
発足早々、北朝鮮への先制攻撃発言で安保は不安、最大貿易国の中国は敵だと発言、イランは敵と発言してホルムズ海峡の不安を造成。これはすべて尹錫悦のせいだが反論できるか。
今年の成長率見通しは、世界の主要国ですべて上がっていますが、韓国だけが落ちています。ふふふ、すごい業績だ。
OECDの中で経済成長率が最も低いと予想される国家として、IMFは韓国を選んだ。理由は対中貿易赤字の拡大だがメディアで全く報じない。これほど偏っているのか・・・。
尹錫悦が昨年3月9日に当選してその翌日から11ヶ月連続赤字、これは偶然だろうか?経済は政治の先行指標、大韓民国は奈落に落ちて日本は上がっている、これは偶然だろうか?
大韓民国セールスマン1号と豪語していた尹錫悦、今は何をしているのか?
国益と国格を下げる営業員を切りましょう、今すぐに。
尹錫悦は前政権のせい、ロシア戦争のせいで赤字になったと言っているが、半導体が赤字の主要品目であればロシア戦争と関係ありません。想像を超越した無能政権です。
RE100を知らない大統領の下で半導体輸出が上手くいくことはない。世界的に再生エネルギーで作った半導体だけ使うのに、原発をさらに作るという無知で無能な政権。
RE100を知っていたヤツは、ウォンを基軸通貨にすると息巻いていたが?(笑)
まだ残っている4年という任期がさらに恐ろしい。戦争が起きなければという希望、経済が後進国に戻らなければという希望、庶民支援も切れなければという希望。
今年の終わりに何が起こるのかとても楽しみだ。幸いにも世界経済は少し落ち着くと思うが、韓国の時代は終わったとみなければならない。
結局は脱中国するしかない。中共は韓国を属国に見ているが、習近平が台湾侵攻まですることになれば、米国の中国規制は今よりも何倍も強いものになる事は明白だ。
無条件に輸出企業を全面的に支援しなければ国が滅ぶ・・・。
犬豚によって世界8位圏の経済大国だった大韓民国が、あっという間に15位圏に急落してしまう・・・。
夢から覚めると我が国が先進国から墜落したようだ。ウソつき尹錫悦のせいで・・・。
国がめちゃくちゃになったのは、政敵を捕まえて処分するのに血眼になっているからだ・・・。7鉱区はどうするのか?日本に上納するのか?
とのことです。
SKハイニックスは、昨年第4四半期に営業損失1兆7000億ウォンを記録、約10年ぶりに四半期ベースで赤字転換したことが分かりました。
SKハイニックスはサムスン電子に比べてメモリ半導体の比重が大きく、世界的なメモリ半導体の過剰在庫が直撃弾となった格好です。
2月1日にSKハイニックスが公表した昨年第4四半期実績によると、当期売上高は7兆6986億ウォンで、1兆7012億ウォンの営業損失となりました。
四半期実績としての赤字は、2012年第3四半期の240億ウォンの営業損失以来10年ぶりとなり、証券会社コンセンサスだった1兆2105億ウォンの営業損失よりも、約5000億ウォンも多く損失を叩き出しました。
サムスン電子の半導体部門の売上のうちメモリは60~70%の割合で、非メモリ部門が売上をカバーすることができますが、SKハイニックスはそうもいきません。
昨年買収したソリダイム(旧インテルNANDフラッシュ事業部)の売上も昨年下半期からは減少し、買収初年度に発生する経費を反映したことも利益圧迫に繋がったようです。
証券会社コンセンサスによると、今年もSKハイニックスの赤字は続くと予想。
第1四半期は1兆9189億ウォン、第2四半期は1兆8567億ウォンの営業損失を記録、昨年第4四半期と同等もしくはより大きな赤字額になるとみているようです。
サムスン電子とは異なり、SKハイニックスは今年、昨年比で50%以上の投資削減計画を発表、減産基調を維持し需要回復を待つ戦略ですが、「もし半導体の業況が今年下半期に反騰した」とすれば、一歩遅れを取ってしまうことにもなりかねません。
韓国銀行が1月31日に発表した「2022年12月貿易指数及び貿易条件」によると、昨年の年間ベース純商品貿易条件指数は85.11となり、1年前より8.1%下落しました。
この数値は、1988年の指数作成以来で最低値となり、下落幅は2011年のマイナス11.0%以降で最も大きくなりました。
この指数は、2015年を基準(100)とし、「輸出代金で買える輸入品の量」を図るもの。
これが100を下回り低くなればなるほど「貿易条件が悪化している」ことを意味し、輸入品に比べて輸出品が適切な価額を受け取っていないということになります。
誤解を恐れずにめちゃくちゃ簡単に言えば、「価値の低いものを輸出して、価値の高いものを輸入している」という状態です。
半導体・化学製品などの輸出価格が下落し、エネルギー原材料価格が上がったことを指していますが、これ以上超簡単に言うとディスってるみたいなので、やめておきますね。
のぞみのワンポイントニュース
韓国科学技術情報通信部が2月1日に明らかにしたところによると、先月31日午後3時25分、全羅南道高興の羅老宇宙センターで爆発・火災が発生したとのことです。
科学技術情報通信部によると、次世代ロケット上段10トン級ターボポンプの試験中に爆発。
次世代ロケットのエンジンに燃料を供給するターボポンプに実際の燃料を注入して性能をテストしていたところ、実験開始から42秒後に爆発しました。
火災発生後、直ちに推進剤の供給を中止、非常停止手順に突入。
続いて羅老宇宙センター内の消防隊が出動し、爆発から1時間10分後に鎮火しました。
科学技術情報通信部によると、爆発・火災でターボポンプ実験装置が焼損しましたが、幸いにも人的被害はなかったとのこと。
科学技術情報通信部のオ・テソク第1次官によると「当該試験は次世代ロケット上段エンジンの先行技術開発過程で行われたもの」で「(試験中に)爆発の危険性があるため、事前に安全管理措置が取られている」と釈明。
「ターボポンプ実験装置が損傷したとみられる」ものの、「3回目のヌリ号打上げとは無関係」で「3回目の打上げは問題なく進められる予定だ」と説明しました。
なお事故原因については「確認中」で、ターボポンプ実験装置の損傷程度も詳細な確認が必要だと述べています。
韓国型ロケット「ヌリ号」プロジェクトをめぐっては、昨年末、韓国航空宇宙研究院(航宇研)の組織改編に反発した主要人物が、相次いで職務を辞退するという騒動が起きています。
その組織改編は、250名が関与した韓国型発射体開発事業本部を事実上解体、本部長1人と事務局行政要員5人だけは残し、他のメンバーは新設する「発射体研究所」傘下の「韓国型発射体高度化事業団」「次世代発射体事業団」「小型発射体研究部」などに振り分けられるというもの。
本部長と事務局行政要員すべてが辞退、さらに発射体事業を担当した全部長クラスも職責を放棄するというこの内紛劇で、今年5月に予定されていた3回目のヌリ号の打上げは絶望的とみられていました。
ところが科学技術情報通信部は1日、韓国型発射体開発事業本部長のコ・ジョンファン氏のみが業務に復帰したと明らかにしています。
今回の火災や内紛劇が韓国の宇宙開発にどう影響するかは分かりませんが、今年6月の航宇研組織改編は予定通り行なわれ、ヌリ号事業は民間のハンファエアロスペースに移管されることが決まっています。
民間主導で「韓国版スペースX」を目指す考えですが、商用化への道は険しく、韓国政府の宇宙事業予算も決して多いとは言えません。
内部に火種を抱えている宇宙事業、盛大な打ち上げ花火に終わらないことを祈っています。なーんてね。
いかがでしたか?
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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