2023/07/30
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嘘か誠かねつ造か
韓国人の研究者たちが、30度程度の室内環境で電気抵抗が「0」となる超伝導性物質を世界で初めて実現したという「常温常圧超伝導体」に関する論文を公開し、世界の物理学会がざわついているようです。
超電導には「抵抗なく電気を伝送できる」「強い磁場を生成できる」といった特徴があり、日本のリニアモーターカーやMRIなどで、その技術が応用されています。
ただ「超伝導状態」を作り出すには物質を極低温状態まで冷却する必要があるため、冷却コストや重量の問題で大きな課題があり、物理学界では常温で超電導状態になる物質の研究が進められてきました。
今回、韓国人の研究者たちが発表した「常温常圧超伝導体」技術の実現が事実であれば、「革命的」「夢の物質」(韓国紙)といえるものですが、この論文で根拠としている理論が、現在の物理学会の定説とはかけ離れているため、物理学界は懐疑的に見ているようです。
今月22日、事前論文出版サイトの「アーカイブ(arXiv)」に、韓国の研究者らによって「世界で初めて常温常圧超伝導体の実現に成功した」と主張する2つの論文が公開されました。
著者は、高麗大学の量子エネルギー研究センター(Qセンター)のイ・ソクベ代表とその同僚ら、および漢陽(ハニャン)大学のオ・グンホ名誉教授が率いる研究チーム。
また、論文著者の中に韓国電子通信研究院(ETRI)に勤務していたキム・ヒョンタク博士も含まれているようです。
論文によると、彼らが開発した「常温常圧超伝導体は、改良型アパタイト鉛(LK-99)で、超電動現象が起きる臨海温度は摂氏126.85度(400K)」とし、「常温・常圧で超電動現象を具現することができる」ということです。
ある物理学者は「実験データが操作されたものでないなら画期的な成果だ」と述べていますが、現時点では同僚の研究者たちによる査読を受けておらず、学術誌への掲載も省略した状態。
アーカイブは誰でも簡単に掲載できるため、論文で提示したデータの信頼性に疑問を呈する意見も出ています。
世界三大学術誌の1つサイエンスは27日(現地時間)、今回の論文に対して「論文の細部事項が不足しているため、物理学者は懐疑的にみている」とし、米国アルゴン国立研究所などが検証作業に着手したと伝えています。
同研究所のマイケル・ノーマン研究員は「この論文の研究者らの示したデータの一部は怪しい」とし、「LK-99で使用されている鉛と銅原子は同様の構造を持っており、銅原子を鉛原子に置き換える研究チームのやり方は物質の電気的特性に影響を与えない」と指摘。
「鉛とアパタイトは容易に合成できる物質で実験を再現することはそれほど難しくない」「実験結果が事実なら、私たちは早ければ1週間以内に結果を導き出すことができるだろう」と述べています。
常温超伝導体については、2020年、米国ロンチェスター大学のランガ・ディアス教授が、「摂氏15度で超電動状態になる物質の開発に成功した」と国際学術誌のネイチャーに発表しましたが、実験結果を任意に操作したという疑惑で、2022年に論文を撤回。
今年3月には、同じくランガ・ディアス教授が再び「常温超伝導体」を開発したとネイチャーに発表しましたが、物質の製造方法なども明かされていないことから、「またか」と懐疑的にみられています。
世界の物理学界が「世界初」を競っている「常温常圧超伝導体」に、今回思わず、論文に「世界初」とつけてしまった韓国人チーム。
「またか」と思っているのは、海外の研究者だけでは無さそうですけどね。
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
ふふふ、詐欺犯罪OECD1位の韓国。会計不正指数もOECD1位。(笑)
研究結果が本当なら歴史的に名前を残す偉大な業績ですが・・・、研究が事実として証明される確率は希薄に見えますが、それでも宝くじを買ったときのように少しはワクワクします。
これが事実なら、これから文明が変わるほどの歴史的発見です。この技術を持つ企業は、中小企業から世界的な企業に生まれ変わることになるでしょう。
これが事実なら、我が国に全世界の軍隊が攻め込んでくることになる。米国に奪われれば、世界征服を狙うだろう。平和に解決すれば、全世界の原発を半分にすることができる。
私には(ES細胞をねつ造した)ファン・ウソクと重なって見える。
これが本当なら、大韓民国は覇権国になります。国民は生活を心配することも無くなるでしょう。
ノーベル賞など問題ではない。全ての分野で革命が起きる。文明が3段階アップグレードするほどの歴代級発見だ。ノーベル賞に代わり、発見者の名前の賞が新設されるだろう。
これは革命ではなく奇跡だ。スマートフォンなどと比較にもならない。事実かどうかは別にして、人類が文字を作り出した程度の発明だ。
そもそも期待するから失望するのだ。期待しなければ傷つくこともない。
みんな心の中では本当であって欲しいと願っているんじゃないのか?もちろん私もそうだ。しかし信じられないというのが、率直な心情だ。
常温超伝導体が出たら、ノーベル賞など問題ではなく人類の文明自体が変わる。これは産業革命級ではなく人類が初めて火を手にしたレベルだ。つまり、事実であるはずがない。
これが事実なら米国が我が国の顔色を見て、中国が求愛して、日本が戦々恐々とするような大韓民国になるってことなのか?大韓民国はもう一度、歴史に名を残すようだ。
1999年に現象を発見して20年以上研究してきたのだから、そろそろ発表してもいい頃合いだと思って発表したのだろう。
人類最大の発見を目撃するのか、ときめきを目撃するのか・・・、本当ならとても素晴らしいことです!
このようなことは自国民が過度に詐欺師扱いしてしまうが、半分でも真実だった場合、その技術が外国に流出する可能性が大きくなる。
その研究が真実ならば、超伝導体技術特許料1つで大韓民国の全国民が働かずに食べて生きることができる。人類の歴史はその技術開発以前か以後に分かれるだろう。
これが成功すれば、大韓民国の経済は世界2位まで急上昇が可能だ。
超伝導物質を常温で活用できるように新たに発見したのであれば、人工太陽に関する技術では韓国が圧倒的に先行すると期待される。これで世界征服だって可能になる。
口を開けば嘘をつく文在寅と同じレベル。高麗大学?いんちき科学者が、川の水が自然に山に登るのを世界で初めて発見したと主張しているようなものだ。
とのことです。
この韓国人研究チームの論文は、キム・ヒョンタク博士の理論を骨格としているものの、「キム博士が主張する理論は現在の物理学界の定説とは異なる」とのこと。
しかも、当の本人であるキム・ヒョンタク博士自身も、科学雑誌のニュー・サイエンティストのインタビューに「二つの論文には欠陥が多く、本人の許諾もなく掲載された」と主張している様子。
第1著者のイ・ソクベ氏が代表を務めるQセンターは、2008年に創業された高麗大学内のベンチャーで、1990年代にも高麗大学のチェ・ドンシク名誉教授がLK-99について同様の理論を主張したことがありますが、実現に失敗。
論文著者の一人であるクォン・ヨンワン研究教授も高麗大学-KIST融合大学院の所属、高麗大学にとって、LK-99は20年以上にわたって研究と実験を行なっている「期待の素材」なわけです。
イ・ソクベ代表は朝鮮日報のインタビューに「私たちは研究機関ではなく企業、そのため技術開発の結果として特許を出して収益も出さなければならない」とし、「ネイチャーやサイエンスは時間がかかり過ぎるため、論文を素早く出しやすいルートを選んだだけ」と説明、
特許も出願し、海外の有名大学から「共同研究の申し出が相次いでいる」と述べています。
ただある関係者は、「革命的な物質を開発したと宣伝することで、会社の価値を高めて投資を受けようとする行為のようだ」とし、「類似する事案は、科学者の間で頻繁に起こることだ」と語っているようです。
韓国内の研究者たちも、今回の研究チームが「韓国内の超伝導体学界との交流がまったくなかった」とし、「検証には慎重なアプローチが必要」との立場。
「ES細胞」の論文をねつ造したファン・ウソク博士の事件を教訓に、安易に「世界初」という言葉を使った研究チームに批判の声が高まっています。
批判の声が高まると、イ・ソクベ第一著者の発言は一転。
7月28日午後6時頃、聯合ニュースとの電話でイ・ソクベ氏は「他の著者の許可を受けずに、クォン・ヨンワン研究教授が任意にアーカイブに掲載したことで、アーカイブに下ろしてほしいと要請している」と主張。
「クォン・ヨンワン研究教授は4ヶ月前に理事長職を下りて、現在、会社(Qセンター)とは関係がない」と説明。
どうやら、Qセンターの最高技術責任者(CTO)は、7月28日付けでクォン・ヨンワン研究教授から、オ・グンホ名誉教授に変更された様子。
しかも、高麗大関係者によれば、クォン・ヨング研究教授は現在のところ、学校とも連絡がつかない状況にあるということです。
なんだか、韓国らしい展開になってきたと感じるのは、私だけかな?
のぞみのワンポイントニュース
韓国の酒類業界によると、コロナ禍で急激に伸びを見せていたクラフトビール市場のバブルが消えつつあるようです。
もちろん、日本製品不買運動が下火になり、日本ビールの人気が戻ってきたことも大きな要因ではありますが、若者世代の関心がウイスキーに移っていることも影響しているようです。
まあ、そもそも「味」に問題があるのかもしれませんけどね。
さて、韓国のクラフトビール市場を主導していたのは、韓国コンビニが提供するクラフトビール。
CU・GS25・セブンイレブンが手掛けるクラフトビールの売上伸長率は、2021年にそれぞれ、前年比で255.2%、234.1%、229%と急成長していましたが、2022年は、60.1%、76.6%、65%と停滞。
さらに今年上半期の売上伸張率は4.3%にとどまり、もはや成長しているとは言えない状況。
2021年、クラフトビール業界で初めてKOSDAQ市場に上場した済州ビールの今年第1四半期の売上高は47億ウォンで、前年同期比25.4%増となったものの、営業損失は39.3%増の21億ウォン。
昨年の営業損失は116億ウォンで、2021年の72億ウォンより60.2%も増加、売上は16.9%減少しています。
この状況に済州ビールは今月12日、全役職員(125人)の40%に対する希望退職者手続きに入り、それとともに代表取締役の給与は全額返却すると発表しています。
また大韓製粉とのコラボ商品、「コンピョビール」を製造するセブンブロイビールも状況は同じで、今年第1四半期の売上は、ほぼ半減した53億ウォン、営業利益は83.3%も急減した5億ウォンにとどまっています。
一方で、韓国関税庁の貿易統計によると、今年6月の日本ビール輸入量は5553トン、輸入額は456万ドル(58億ウォン)で、前年比でそれぞれ264%、291%増加。
輸入ビールのうち、日本ビールの占める割合は27.1%、つまり、輸入ビール4缶のうち1缶は日本ビールということになります。
銘柄は分かりませんが、韓国紙によると「最近、韓国で販売された日本の缶ビールが、『生ビールのような味わい』で大人気」だとのことで、数量限定にも関わらず、「いつ入荷するのか」「いつ買えるのか」との問い合わせがひっきりなし。
アサヒスーパードライも、コンビニで品切れ状態が相次いでいるようです。
CUでは、コンビニ店主がアサヒの缶ビールを発注できるのは、週に一度だけと制限し、今月11日に1銘柄で24缶、18日には6缶、25日には12缶のみしか発注できませんでした。
GS25も今月は10、12、19日の3回のみで、それぞれ24缶ずつしか発注できなかったようです。
「愛国心」がエクストラコールドばりに、冷え込んでいるんじゃないですか?
超伝導で広がった不買運動の情熱も、常温くらいに冷めてしまったようですね。(笑)
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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