2023/04/08
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連続経常赤字
韓国の経常収支が、今年1月に42億1000万ドルという史上最大赤字を記録したのに続き、2月も5億2000万ドルという経常収支赤字を記録したことが分かりました。
2ヶ月連続で経常収支が赤字となったのは、2012年1~2月以降、11年ぶりのこと。
当時、ギリシャから発した信用不安がスペイン・イタリアに広がるという南欧財政危機で、韓国の輸出が停滞していた時期です。
今年の経常収支赤字も、半導体をはじめとした主力品目の輸出が30~40%の大幅減少となったことが響いています。
この深刻な状況に、韓国政府と韓国銀行は、「下半期の回復」を強調し、今年260億ドルの経常収支黒字予測を覆していないようです。
4月7日、韓国銀行によると、今年2月の経常収支は5億2000万ドルの赤字となりました。
今年1月の経常収支赤字は、歴代最大規模となる42億1000万ドルだったため、わずか2ヶ月で累積した赤字は47億3000万ドルに達しました。
特に注目すべきは、2月の商品収支が13億ドルの赤字となり、5ヶ月連続で赤字を脱していないこと。
経常収支に占める商品収支の割合が高いため、商品収支が赤字を出すと、他の部門で補うのは難しいという状況にあります。
商品収支は、73億2000万ドルだった1月より赤字幅は大きく改善されていますが、半導体輸出(-41.5%)の減少が続いて13億ドルの赤字となり、昨年10月以降5ヶ月連続で赤字となりました。
また、サービス収支も32億7000万ドルの赤字だった先月よりも赤字幅が改善された20億3000万ドルの赤字で、10ヶ月連続の赤字収支となりました。
もともとサービス収支は慢性赤字体質で、コロナ禍では海運運賃の暴騰、海外渡航制限などで一時的に黒字になったことはありますが、海運運賃も落ち着き、海外旅行が活発化したことで再び赤字幅が拡大しています。
特に旅行収支は、10億1000万ドルの赤字となっています。
韓国の経常収支は、ほぼ商品収支に依存する脆弱な構造的欠点を抱えていて、2015年に年間1051億ドルという史上最大の経常収支黒字を記録した際も、商品収支黒字のみで1203億ドルを稼いでいる状況。
つまり、貿易収支赤字が大きく改善されないことには、韓国の経常収支が以前のような水準には回復しないということになります。
韓国の経常収支は2015年をピークに徐々に黒字規模は減少、昨年の経常収支黒字は298億ドルで、2015年の1/3にも及ばない水準。
韓国政府と韓国銀行は、「今年下半期には、中国のリオープン効果が本格化し、需要反騰が起きる」と述べていますが、政府予測通りでも260億ドルの黒字水準にとどまります。
秋慶鎬副首相兼企画財政部長官は7日、「半導体は産業のコメというが、コメを越えて命綱のような産業だ」「半導体なしに韓国の経済・産業は回らない」と危機感を示していますが、半導体不振が主因の貿易赤字は13ヶ月連続。
IMF通貨危機以降で最悪の状況に陥っています。
サムスン電子が7日に発表した今年第1四半期の実績は市場予想よりも悪く、さすがのサムスン電子も「減産」を行なうと発表しました。
減産判断が遅れたサムスン電子の過剰在庫が解消されるには、他社よりも時間がかかるような気がするのは私だけかな?
日本旅行は赤字を助長するだけなので、ご遠慮いただいても良いですよ。
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
尹錫悦になってすぐに先進国から後進国になり、国家不渡りを心配しなければならない。最悪で最長の貿易赤字・・・、これも能力だ。こんな短期間で急激に国を食べた。
1号営業社員が本当に頑張りました。売ったのは国の経済と民族のプライド・・・、受け取ったお金はありません・・・。
あなたは一つの国家が滅びることを目撃する歴史的証人です・・・。
展望がすべて花畑である。「経常収支回復する」「物価は下がる」「米国金利は下がる」、こうして自負する。減税して「税収失敗に終わるが心配ない」という。
脱中国を叫んで中国の貿易黒字を期待するのはどういう論理なのか?現実は対中国12ヶ月の赤字なのに。
どうぞ前政府よりは少しでも経済指標を良くしてから、悪口を言ってください。前政府よりはるかにひどい成績表なのに、前政権の悪口に何の意味があるのか?
尹錫悦就任以来ずっと貿易赤字、経常収支も赤字となった。歴代級無能政府なのに何を期待するのか?貿易赤字が200億ドルにでもなれば良い方だ。
海外旅行のせいで経常収支赤字?また国民のせいですか?
IMFの時と同じように、再びお金を集める運動をしなければならない。2026年に大韓民国は滅びてしまう。
1997年IMF直前の赤字額は13億9500万ドル、2008年経済危機8月の赤字額は38億4500万ドル。一にも二にも民生というが、民生とはみんなで乞食をしようという意味か?
半導体市場の40%以上が中国消費だと小学生も知っている。全世界の生活必需品80%、部品産業70%が中国産なのに、全世界で脱中国を宣言した唯一の大統領が韓国の尹錫悦。
国が滅びるのは1年で充分だと分かる。国民たちはさらに4年で地下1万メートルに降りて行かなければならない。その後はみな、地上の日差しを再び見ることはできないだろう。
これはおそらく大統領の能力の違いだ。文在寅大統領は、本当に能力があったということだ。
経済がこんな状況なのに、刺身料理屋に集まって酒を飲んで政治報復にだけ没頭するとは本当にゴミ政権だ。米国と中国と一日もはやく実利外交をしなさい。
昨日、S&Pなどが韓国の外国為替危機を警告した。国家経済は近いうちに爆発する。IMF危機も釜山貯蓄銀行の危機も直前まで誰も知らなかった。とんでもない経済寒波が来る。
他のOECD国家は貿易経済上昇の雰囲気なのに、輸出で食べて暮らす韓国だけが、なぜ今後が真っ暗なのか?この状態がずっと続くなら、国家不渡りも無視できないのではないか。
世界が経済不況なので韓国産半導体が売れないという。ところで、TSMCの売上はなぜ増えるのか?どこにも経済不況のシグナルは探しにくい。韓国商品だけが売れていないのだ。
在庫が29兆もあるなら、生産を中断しても構わないのではないか?
サムスンが滅べば大韓民国も滅びるのだ!サムスンを何とか生かさねばならない!
とのことです。
サムスン電子は7日、今年第1四半期の暫定実績(連結ベース)を公示、売上高は前年同期に比べて19%減少した63兆ウォン、営業利益はなんと同95.8%も急減した6000億ウォンにとどまっていました。
先日お伝えしたコンセンサスによる営業利益推定値が7201億ウォンでしたから、市場予測よりも悪かったことが分かります。
なお、サムスン電子の営業利益が1兆ウォンを下回ったのは、2009年第1四半期の5930億ウォン以来、14年ぶりのこととなりました。
営業利益率も、前年同期の18%から1%にまで下がっています。
足を引っ張ったのは半導体(DS)部門、市場では同部門で4兆ウォン台の大規模赤字を出したとみていて、第2四半期にも同程度の赤字がでるものとみられています。
SKハイニックスから「囚人のジレンマ」との批判を受けながらも、「減産はしない」と堅持していたサムスン電子の半導体部門の在庫資産は、昨年末基準で前年比77%も急増した29兆576億ウォン。
今年第1四半期にほとんど売れなかったと言われるDRAMをはじめ、サムスン電子のメモリ在庫は、この第1四半期に史上最大規模にまで膨れあがったとみられ、さすがに「意味のあるレベルまでメモリ生産量を下方調整中」と、公式に減産することを認めました。
ただ、サムスン電子はDRAMの減産はしつつも、NANDは減産しない方針とみられ、競合他社が滅びるまで低価格競争を仕掛ける「チキンゲーム」を展開しようと考えているようです。
DRAMは1996年のDRAM不況で在庫が飽和、低価格競争の「チキンゲーム」で、サムスン電子が優位性を確保したという実績があります。
サムスン電子はNANDでも「チキンゲーム」を仕掛け、優位な立場を確立したいと考えているようです。
韓国の「チキン店」が、本場で「チキンゲーム」を仕掛けた結果、共倒れになりつつあるようですけどね。
のぞみのワンポイントニュース
今月5日午前9時45分ごろ、韓国京畿道城南市盆唐区の亭子(チョンジャ)橋の歩道部分が崩落、40歳の女性1人が亡くなり、28歳の男性1人がケガをするという事故が起きました。
この事故に関連し、「歩道が傾いている」ということで、通行止めとなった仏亭(ブルジョン)橋と薮内(スネ)橋の受注・施工・設計をすべて同じ業者が行なっていることが分かりました。
城南市によれば1990年代初め、盆唐新都市造成と共に炭川(タンチョン)に設置された亭子橋など3つの橋梁は、すべて盆唐造成事業を引き受けたLH(韓国土地住宅公社)の前身である韓国土地開発公社が受注。
施工はすべて光州高速が担当し、設計はサムウ技術団が担当していますが、サムウ技術団は1995年に資金難等を理由に倒産しています。
歩道が崩壊した亭子橋と、通行止めになっている仏亭橋・薮内橋は、いずれも車道の下だけを橋脚が支えていて、歩道には支持台がないカンチレバー工法で施工されています。
水泳の「飛込競技」で使う「飛び板」のような構造になっているわけで、良く言えば「しなりやすい構造」です。
歩道の下には支持台がない状態のため、ただでさえ脆弱な構造となっていましたが、「(30年しか経っていない橋梁が)老朽化し、雨で(鉄筋コンクリートの)地盤が弱まった」(韓国紙)との見方がある様子。
108mほどの橋梁のうち、50m余りが一気に崩落してしまいました。
しかも、この橋はわずか2年半前の2020年12月、3億8282万ウォンをかけて耐震補強工事を行ない、さらに事故半年前にも外部業者による定期安全点検を受け、良好とされるB評価を得ていましたが、このような惨事を生んでしまいました。
京畿南部警察庁捜査専門担当チームは、城南市と盆唐区、橋梁点検業者など5ヶ所に対し家宅捜査に入るとともに、城南市と盆唐区も、炭川に設置された20の橋梁のうち、サムウ技術団が設計し、光州高速が施工した橋梁がないかを確認しているとのこと。
ただ、7日午後に城南市が明らかにしたところによると、炭川に設置された20の橋梁のうち、カンチレバー工法で施工された歩道は16ヶ所。
つまりこの工法は、韓国の橋梁工事の現場では一般的な工法だったというわけです。
また橋梁点検業者は「車道中心」に安全点検を行なっていて、崩壊事故がおきたカンチレバー工法の歩道部分は点検対象に含まれていませんでした。
もちろん、すでに瑕疵担保責任は満了しているわけですが、誰かのせいにしないといけないのが韓国社会。
韓国の建築物としては、異例にも15年も橋の姿を保っていた聖水(ソンス)大橋の崩落事故でも、施工した韓国の東亜建設産業(日本の東亜建設工業とは無関係)は責任を問われ、数百億ウォンもの損害賠償を負っています。
まあ、不良施工だったってことですけどね。
韓国では、ハシを渡らずに、真ん中を渡れば安全なのかな?
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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