2023/02/04
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働けない40代
韓国で文在寅政権時代だった2017~2022年の5年間において、全年齢層のうち「40代」だけ、雇用率が悪化したことが分かりました。
韓国の雇用率は、OECD加盟38ヶ国のうち31位となり最下位圏を記録、今年も続く景気低迷、急激な高金利、終わりの見えないインフレなどの影響を受けて、一部の企業はリストラを断行するとみられ、ますます40代「家長」の雇用が脅かされるのではないかと懸念が広がっています。
全国経済人連合会(全経連)は最近、統計庁の経済活動人口調査データを基に、2017~2022年の世帯別雇用指標推移を分析した結果、40代の雇用率は1.3%ポイント下がり、全年齢層のうち唯一雇用率が落ちたと明らかにしました。
雇用増加率が高かった世代順でみると、60歳以上は4.6%ポイント上昇、15~29歳は4.5%ポイント上昇、30~39歳は2.0%ポイント上昇、50~59歳は1.8%ポイント上昇となりました。
5年間で全就業者数は、2017年の2672万5000人から2022年に2808万9000人に増加。
一方で40代の就業者数は、2017年の678万3000人から2022年は631万4000人に、46万9000人が減ったことになります。
全経連は「過去5年間、全就業者数が136万4000人増えている間、40代の就業者は逆に46万9000人減った」とし、「40代人口の半分以上(56.0%)が家計を支える家長で、彼らの雇用脅威は、家計所得減少と消費支出の萎縮、内需の悪化などの悪循環を引き起こし、結果的に国家経済の打撃につながる可能性がある」と憂慮しています。
同期間で40代就業者の減少幅が著しかった業種は、卸売業で21万2000人減少、続いて製造業(10万4000人減少)、宿泊・飲食業(9万3000人減少)、教育サービス業(8万2000人減少)、建設業(7万4000人減少)の順となりました。
ちなみに、製造業・卸小売業・教育サービス業・建設業は、昨年基準で最も40代就業者の割合が大きいとされる4大業種です。
全経連は「過去5年間で最低賃金の急騰、新型コロナ事態などの影響で、卸売・宿泊飲食業・教育サービス業などが打撃を受けた」とし「製造業の不振、工場の自動化、雇用の海外流出などで製造業の雇用も減り、原材料価格・金利急騰などで建設景気が萎縮した影響も反映された」と述べています。
また40代の雇用率は、今年の構造調整(リストラ)の余波でさらに悪化するとみられています。
「休・廃業」「名誉・早期退職や整理解雇」「臨時または季節的業務の完了」「事業不振」などを事由として退職した40代の「非自発的退職者」は昨年、17万7000人となりました。
これは40代の全退職者(38万8000人)の45.6%に達していて、2017年の38.5%から5年間で7.1%ポイント上昇しました。
自らの意志によらない退職が半数近くになる状況に、全経連は「40代の非自発的退職者数は、2020年の26万6000人でピークを迎え減少傾向に入ったが、最近の景気鈍化などで企業が相次ぐ構造調整に乗り出し、働き口を失った40代の家長が再び増えると思われる」と指摘。
全経連のチュ・グァンホ経済本部長は、「金融・建設・製造業などを中心にリストラ暴風が吹き荒れ、40代の中壮年層雇用がさらに脅かされる状況」とし「雇用硬直性の高い韓国労働市場では中壮年層の再就職が非常に難しく、税制支援の強化と規制緩和など雇用関連政策が必要だ」と主張しました。
文在寅政府時代のように、公務員雇用を増やせば良いんじゃないですか?これで、みんなハッピーですよね?
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
40代が就職する時はIMFのために働き口がなくて生活苦、やっと遅れて就職したとしても整理解雇の対象になる…。本当に疲れる世代だ。
いやIMFは50代だ。40代は檀君以来最大好況期の80年代に青少年期を送り、建国以来最も浪費した90年代に青春を送った祝福の世代。残念なのは大韓民国で最も脳が空の世代。
今の40代はIMF直撃弾で両親の大変さをそっくり引き継いだだろうし、社会に出る瞬間リーマン・ブラザーズ事態で本当に大変だっただろう。
民主党を支持した結果だ、望む職場は労組が作るものではない。40代の働き口がない?民主党を支持して良い働き口があるわけないではないか。自業自得だと思う。
尹錫悦がやろうとしている雇用の柔軟化は簡単ではありません。
ファクトは、李明博、朴槿恵の時、すでに40後半から50前半は名誉退職し、チキン屋をしている。
文在寅を問い詰めろ。考えもなく左派を盲目的に支持した結果だ。とんでもないのが李在明をまた支持するということだ!飢えて死んでも言うことはない。
特定の人物に責任転嫁したいという欲求は理解しますが、事実は、国民と社会がそうだから、このような現象になるのです。
文在寅のときに激しくなったので、40代の民主党支持勢力はこのような結果になることも分かって支持したわけだ。結果を受け入れて早く就職すればいい。
製造業不振、工場自動化などで雇用が減ったのではなく、法人増税、最低賃金引上げ、バイト休日賃金支給、労組の玉砕スト、民主党企業いじめで、米国、ベトナムに脱出したのだ。
左派政治が経済的成功を成し遂げた国はない。みんなで苦しい時期を耐えるしかない。
青年だけを支援せずに、結婚してお金が最も出て行く40~50代の支援をしてください。
40代の民主党支持率は70%です。飢えて死んでも仕方がありません。
住居から教育まで青年支援があって、老人は基礎給与がある。中間に挟まれた40代だけ被害を受けるのか?政治経済の犠牲世代である。
職場をクビになれば退職金と借金でチキン店かカフェをするしかないが、なぜ人件費がこれほど高いのか?一日に12時間ずつ働いても残りは150万、これが現実だ。
だから結婚をしないのだ。1人であれば失業しても怖くはない。ちょっと休めばいいだけだ。
放課後講師を、誠意を込めて最善を尽くして10年頑張ったが、若い人に押されて失職しました。借金もたくさん残り、子供を大学に送らないといけないのに心配です。
本当に不思議な国だ。2030代の若者たちには雇用がなく、40代の中年は名誉退職し、高齢化は急速に進み、子供はいないから人口の崖が来ている。
これは自業自得だ。40~50代が文在寅を崇拝していた時、すでに国がベネズエラに向かっていることを知らず、それでも李在明を救世主にしようとする。まともな精神ではない。
40代は歴史観から味噌かたわごとか分からない世代。全教組に洗脳された代表的な世代。全教祖が40代の主体派思想を教育して、社会主義革命をしようとしたのは事実だ。
とのことです。
経済協力開発機構(OECD)の統計によると、2021年基準の韓国の40代雇用率は77.3%で、OECD加盟38ヶ国平均(82.5%)より5.2%ポイント低く、その順位も31位となり、最下位圏にとどまりました。
ちなみに日本の40代雇用率は86.5%、ドイツが86.3%、英国が84.8%、フランスが84.2%となっていて、韓国紙は「韓国の40代雇用率は、世界の主要国よりも低い水準だ」と嘆いているようです。
2016~2021年の5年間で、韓国の40代雇用率は2.0%ポイント下落していますが、コロンビア(-6.5%ポイント)、アイスランド(-5.7%ポイント)、チリ(-4.4%ポイント)、エストニア(-2.4%ポイント)に続き、OECD38ヶ国のうち5番目に減少幅が大きくなりました。
もちろん、雇用率が低下した国の方が少なかったことは内緒です。
さて、昨年の雇用動向によると、昨年の全就業者増加数81万6000人のうち、55.4%にあたる45万2000人が「60歳以上」となっています。
対して40代の増加数はわずか3000人、30代の増加数ですら4万6000人程度にとどまっていて、事実上「高齢者のみ」の雇用が増えているという状況です。
今年の韓国経済成長率は1%台に落ち込むとみられ、それに伴い企業の採用も萎縮するとみられています。
すでに大企業を中心として採用の人数縮小や停止が相次いでいるほか、高金利の影響でベンチャーやスタートアップ企業の採用が滞れば、40代はもちろん2030世代の雇用も維持できなくなります。
韓国政府は今年、就業者10万人増加を見通していますが、韓国銀行をはじめ韓国研究院(KDI)、シンクタンクなどでは8~9万人にとどまるとみていて、「雇用寒波」の到来を予想しています。
不動産寒波に建設寒波、金融寒波に輸出寒波、雇用寒波に…、暦の上では春を迎えましたが、韓国の寒波はまだまだ続きそうですね。
そういえば、IMFからのカンパは訪れないようですよ。
のぞみのワンポイントニュース
日刊SPAは1月28日、「月収13万円でも貯金200万円、実家暮らしを満喫する40代『子供部屋おじさん』のリアル」という記事を掲載しました。
記事は「成人してからも子供部屋に居座り続ける中高年の『子供部屋おじさん』が社会問題として取り沙汰される」としながらも、「暮らしに満足している人たちだっている」と述べています。
この記事は韓国メディアでも取り上げられ、韓国人のコメントも多く寄せられているので、この動画の前半「40代雇用が減少する韓国」と比較しながらご覧になってください。
まずは記事の概要を少し。
記事で取り上げられたのは「3人姉弟の末っ子」の42歳の男性で、彼は一人暮らしの経験がなく、日雇い労働で趣味生活、気分が乗らない時は仕事を入れず、「子供部屋おじさん」をエンジョイしているとのこと。
彼の月収は平均13万円で使い道はほぼゲーム課金、両親は年金を貰いながらアルバイトもしているらしく、家賃、食費、携帯代は親持ちで、彼自身は月3万くらい貯金し、200万円くらい貯まっているようです。
彼は「テレビで私のような人々を情けない存在として扱っているが、私はただ結婚や就職をせずに故郷に住みたいだけだ」「家族も問題視していない」と語っています。
また「勉強もスポーツも成績は普通」「女性と付き合ったことはあるが恋愛に関心がない」「収入が少ないと感じたこともない」と語り、「むしろ強制的に就職したならばストレスで犯罪者になったのかもしれない」。
「もちろん褒められた生き方ではないし、薦めることもしないが、うまくいっているのは我が家だけではないだろう」と述べています。
記事は、「本人や家族がそれで幸せというならば、他人が口出しすることではないのかもしれない」と締めています。
この記事(韓国紙)を見た韓国人からは、
法律違反行為でなければ、他人の人生を評価する必要もなく、他人の視線を意識する必要もない。
家賃節約、食費節約、ひとまずアルバイトでもすれば、親との関係はそんなに悪くない。自分の仕事を少しして、趣味生活することの何が問題なのか?
我が国で結婚して子供を産み、自分の趣味もなく働き、楽しくない暮らし、子供教育費のため老後の準備はおろか、借金だけ背負っている数多くの人より、はるかに良い人生だ。
お父さんお母さんと一緒に暮らせばいいんだ。他人の人生を評価しないでください。多様性を尊重しよう。
すごく面白い。少しでも受けるストレスを避けるのが幸せだと思う若者たちがますます多くなるようだ。過渡期ではないか?
こんなことを調べて統計を出して、報道して人間ごみとして扱う国は日本と韓国だけだろう。ただ働かせて生きようと扇動しているだけだ。
といった肯定的な意見が多いようです。
なかには、韓国の状況と比較して、
韓国は1人世帯1000万達成が目前に迫っているが、結婚はさておき、一人で生き残ることも大変な現実だ。
あのように生きれば年を取って後悔する?療養院・療養病院に行ってみろ。家族なしでお金もなければ国が無料で世話をしてくれるが、家族がいれば互いに早く逝けと争っている。
あの人は情けないかもしれないが、失業給付を受けながら、そのお金で酒を買って飲んで、親の背中を蹴るヤツらよりはよほど良い。
私はむしろ日雇いでも誠実にできる価値観と文化が良いと感じます。韓国社会が同じかというと心配です。
私の人生に一番後悔するのが結婚だ。子供を産んで生きているが、子供に申し訳ないと思う心だけ…、私の子供は結婚せずに人生を楽しみながら生きてほしい。
と語る人。
また、「日本の最大の問題点は賃金上昇がないということだ。給料が80年代と現在の差があまりなく、会社員とバイトの月給差が少なく、職場でも進級への熱望がない」と分析する人もいました。
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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