2021/10/02
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韓国製はイラン!
イラン政府がLG電子とサムスン電子などの韓国の家電製品に輸入禁止措置を下しました。
9月30日(現地時間)、現地のイラン官営言論によると、イランの最高指導者ハメネイ師は9月5日、エブラヒム・ライシ大統領などに書簡を送り、韓国製家電の輸入禁止を指示したと報じました。
ハネメイ師は「韓国企業2社」と表現し、具体的な社名までは言及しませんでしたが、イラン市場で積極的に活動していたサムスン電子とLGエレクトロニクスを指していると思われます。
その書簡には「韓国企業2社の輸入再開は、今まさに両足で立ち上がった国内家電企業の骨抜きに繋がる」「この問題は、真剣にアクセスしなければならない」という懸念が書かれていたようです。
かつてイランは韓国にとって、中東最大の友好国。
2010年代はじめ、イランにとっての韓国は4大貿易国で、両国の貿易規模は2011年に174億3000万ドル(約19兆ウォン)となり、過去最大値を記録しています。
当時は「韓流熱風」の真っ最中だったようで、2007年に現地で放映された韓国ドラマ「チャングムの誓い」は90%の視聴率を記録、2009年に放映された「朱蒙(チュモン)」も、85%の視聴率を記録したと言われています。
また当時「メード・イン・コリア」は、イランで最高の人気だったらしく、昔を知る人は「イランでは、数十年前はヨーロッパの製品、十数年前まではソニーが最高の人気だった」とし「それ以降は韓国ブランドが断然1位だった」と述べるほど。
特にサムスン電子とLGエレクトロニクスの電化製品は、現地で組み立て生産して販売していたことから、過去20年にわたりイラン市場で稼いでいたようです。
ところが、2018年9月に対イラン関連の輸出入と金融取引を全面禁止したことから、中核部品の持ち込みができなくなるとともに、セカンダリーボイコットのリスクも高まったことから、生産を停止し、イラン市場から撤退しました。
当時、イラン外務省の報道官はTwitterに、サムスンの店舗の看板を撤去する写真とともに「米国の嫌がらせによって、一部の企業がイランを離れたが、これら(の企業)が復帰するのは難しいということを知るべきである」と、ハングル語で投稿。
それ以降、イランは「SAM」や「Gplus」などの自国企業を育成してきました。
ところが最近、イラン国内はインフレに見舞われたこともあり、電化製品の価格が大きく上昇したことから、韓国メーカーの再進出の説がにわかに浮上。
韓国の商工会議所会長など一部から、韓国内に凍結されたイランへの原油代金70億ドルを処理するために、韓国製の工業製品・電子製品・生産機械・技術設備などをイランに輸出して、その費用を凍結資金と相殺する方法が提起され、米国がそれを認めたといった報道も出てしまいました。
それを聞きつけたハメネイ師が激怒し、今回の書簡に繋がったものとみられます。
イランは今年8月3日から、穏健派といわれたロウハニ大統領に代わり、ハメネイ師に近い保守強硬派のライシ大統領の新体制に移行したばかり。
現在の体制化でハメネイ師の政治的影響力は絶大で、韓国企業の再進出の芽は完全に断たれてしまったようです。
事情に詳しいとされる活動家は、Twitterに「この問題はそれほど複雑ではない」「韓国は、家電製品でイランに借金を返し、イランの家電市場を征服し、我々(イランの)業界を麻痺させようとしている」とし、「最高指導者(のハメネイ師)はこれに反対している」と投稿しました。
翻訳すると、「しのごの言わず、『現金』で耳を揃えて早くカネを返せ」ってことですね。
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
既存のユーザーは韓国製品の品質を知っているが、彼らはそれなりの品質の製品をその価格で提供することができるかな?少しだけでも再輸入をすれば良かったのに。
イランはかなり大きな市場だ。輸入が禁止されて本当に被害がないのか?正しく情報を伝えてください。
なぜこの親中親北政権はこれほど外交ができないのか?中国から韓国製が押し出され、米国も半導体やバッテリー情報を要求し、日本問題もぎっしり詰まっていて、イランまで。
以前はうまくいっていたことが、何一つさっぱりうまく行かなくなってしまった。
放っておけば良い、彼らの産業が韓国産と競争するレベルと思っているのか?
SAMという家電メーカーらしい。サムスンを真似てつくったのだろう。
制裁が終わってもイラン産原油は絶対に輸入しないようにしよう。友情があふれる時代もあったが、イランが正常な国家になることを祈ります。
さようなら、原油供給国を別の場所に切り替えよう。高くても共産国家との取引は良くない。
(ソウルの)三成洞(サムソンドン)のテヘラン路をすぐに無くせ。イランとの交易も禁止して、原油の輸入はサウジと米国からの物量をさらに拡張させろ。
米国兄さんの指示でイランを困らせた代償を味わうと考えればすべて理解できる。国家は主体性が重要で、商売は米国の顔色だけ見ていては大きな怪我をするという教訓だ。
米国に寄生してGDP10位をなんとか維持しているのに、米国の顔色を見ない?中国ですら米国を気にしているのに。イランにどれだけ売っても、米国の足元にも及ばない。
ふふふ、イランには中国産のニセモノがよく似合っている。
イラン人の入国を禁止して断交しても何の影響もない国ではないか?栄養価が1すらない国。
中国と手を組んで何かを言いたいみたいだが、船を公海上で拉致するような常識を越えた国とは断交して、テヘラン路の名前を変えるべきだ。
国内市場だけでは日本のように淘汰されることになる。発展するためには、常に新しいものに接していかなければ、良いか悪いかが判断できない。競争がなければ発展もない。
分かりました、国交断絶しましょう。BTSムービーも見られないようにしよう。
国家間の貿易が最高指導者の一言で輸入禁止になる国、だからあんな国に米国が制裁したのだ。
韓国産が買えなければ、ヨーロッパ産買って使うのではないか?
どうせ国内製は低コストモデル、サムスンやLGはプレミアムモデルである。価格帯から顧客層が異なる。サムスン、LGが無くなっても金持ちが低価格ブランドを買いはしない。
経済協力してくれないからすねたようだ。
とのことです。
コメント覧には、イラン人からと思われるコメントも載っていました。
それには、「他の国の知識もなく、イランがアラブ諸国ではないことも知らない人は口を閉じてください。
韓国が5年前に私たちを去ったとき、そして私たちのお金を返さない、今のあなたたちは口を開くに値するものを持っていないと思います。」
これには韓国人と思われる返信コメントがありました。
「韓国人として申し訳ありません。イランがしたことはイランにとって正しく、独自の技術と会社を開発する必要があります。
米国のせいで韓国はイランにお金を返す機会を逃しました。」
「サムスンとLGの撤退は韓国、私たちの政府の過失。会社の過失ではない。企業は撤退を望んでいなかったが、政府は後押しした。
お金は私たち韓国政府の過失です。イランの行為は正しいと思う。」とのことです。
好き勝手に投稿されたコメントに、イラン人もイラッとしたようですね。
さて9月30日、韓国の鄭義溶外交部長官とイランのホセイン・アミール・アブドラヒアン外相は電話会談を行いました。
どちらから電話会談を要請したのかは定かではありませんが、韓国側は「韓国製電子製品の輸入禁止措置」に関し、「両国関係に悪影響を与えないようにしなければならない」と主張。
「(事実であれば)両国の関係に役に立たない」とし、「そうならないように懸案をうまく解決し、管理していこう」と伝えました。
一方イラン側は、韓国銀行内のイラン資産凍結を迅速に解除するよう要請、「イランはそのお金を医薬品等の重要な用途に使用したい」とし、「(資金凍結問題、貿易の中断、人道支援の制限など、)両国間のこの状況に国民は強く不満に思っている」と強調。
イランの外交部公式ウェブサイトに「(韓国側を)強く非難した」と掲載しました。
ところが韓国側には暖簾に腕押し。
鄭義溶長官は、「その凍結資金を活用して、イランの国連分担金を納付して人道的交易に活用している」とし、「可能な限り最善の努力を、今後も続けていく」と述べました。
またイランの核合意復帰交渉についても、韓国は「支持を表明」、関係国と緊密に協議しながら側方支援をしていくと約束しました。
ところで、IAEAの議長国に選出されたことは報告したのかな?
また韓国の産業通商資源部は10月1日、イランによる韓国製の家電製品に対する「輸入禁止措置が実施されても、私たちの企業の直接的な被害はないと見ている」と発言。
ただ「今回の措置は、両国間の信頼関係の構築に否定的な影響を与える」と指摘、イラン側に問題提起していると述べました。
先に伝えたように、すでにサムスン電子とLGエレクトロニクスは撤退していて、現時点で輸入を禁止されても痛くもかゆくもないということのようです。
ただ、イランの凍結資金70億ドルを使い両社が再進出をするとの都合の良い噂が出されてから、イラン国内では韓国企業に対する風当たりが一層強くなり、議会でも韓国を「裏切り者」と呼び、「再進出を容易に許してはならない」との主張が大勢を占めているようです。
業界では「イランは8500万人の人口がある世界でも有力な市場」「再進出するには、両社の関係改善が急がれる」と指摘していますが、イラン人の「世論」が許してくれるかな?
メディアのいう「世論」なんて当てになりませんから、思い切って踏み込んでみたらいかがですか?
思いのほか、永住権(?)が与えられるかもしれませんからね。
のぞみのワンポイントニュース
韓国の康京和元外交部長官が国際労働機関(ILO)次期事務局長に挑戦することを決めたようです。
韓国外交部は10月1日、駐ジュネーブ代表部を通じて、「候補者登録期間の最終日」にILO事務局に登録書類を提出したと発表しました。
韓国人がILO事務局長に立候補するのは初めてで、もし康京和氏が当選した場合、アジア初、女性初のILO事務局長が誕生することになります。
この日までに南アフリカ、トーゴ、フランス、オーストラリアから4人が立候補していて、今後、選挙運動と公式聴聞会を経た後、28カ国の政府代表と労働者代表ら計56人による理事会投票で選出されることになります。
ILOは、国際労働基準の制定を通して世界の労働者の労働条件と生活水準の改善を目的としている国連傘下の国際専門機関で、1919年に設立され加盟国は187ヶ国、韓国は1991年に加入しています。
韓国政府は、外交部、雇用労働部などの関係省庁が参加するTF(タスクフォース)を結成し、康京和氏の選挙活動を全面的に支援すると表明しています。
外交部は康京和氏について「わが韓国政府および国連内での長年の多様な経験をもとに、コロナの状況で雇用回復、経済危機克服、政労使の三者主義に基づく共生と連帯精神の拡大など、ILOの核心議題を主導するリーダーシップ、資質と力量を備えている」と評価。
「これまで国際舞台で開発途上国支援および女性人権保護のために努力してきた康京和候補者の経験と専門性を活用し、女性を含む全世界の脆弱労働者などに対する差別解消と暴力・いじめの根絶、コロナ状況での共生と包容的回復などにも大きな貢献をするものと期待する」と述べました。
韓国内で猛威を振るう労働組合のデモスト「韓流熱風」が沈静化しない状況で、ILOの事務局長を狙うとは、なかなか勇気ある行動です。
ただ世界にとってはいらんこと、絶対に応援はしませんけどね。なーんてね。
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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