2022/09/17
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しでかしちゃった!
韓国国民の血税を財源とする外貨準備資産を運用する国家ファンドである韓国投資公社(KIC)が、今年上半期において、史上最悪の収益率を記録し40兆ウォン近い損失を出したことが明らかになりました。
韓国のソウル経済は、ドル1強の影響は認めながらも、「KICの収益性向上と安定性確保のため、投資政策と運用戦略全般に対する再評価が避けられない」とし、「国家ファンドの運用能力のチェックを緊急に行なわなければならない」と指摘しました。
これは、共に民主党の議員が16日、KICから提出された資料を元に公表したもので、それによると、KICの今年上半期の総資産に対する収益率はマイナス13.83%となりました。
昨年末基準でKICの運用総資産規模は2050億ドル(約284兆ウォン)、つまり6ヶ月間で39兆ウォンを超える損失を発生させたことになります。
記事によると、KICの今年上半期の収益率は、KICが設立された2002年以来、歴代最悪の成績。
特に2017年以降、最近5年間において2018年のマイナス3.66%を除けば、年間10%内外の収益率を記録していましたが、今年上半期に叩きだした大損失のおかげで、最近2年間の収益の大部分を消失してしまったとみられています。
KICは韓国政府によって2005年に設立された営利目的の公社で、韓国銀行の外貨準備金と企画財政部の為替安定基金を、ドルなどの外貨で海外資産のみで運用しています。
ところで、韓国の外貨保有高は今年8月末基準で4364億3000万ドル、1ヶ月前より21億8000万ドル減少し、昨年末と比べると266億9000万ドル減っています。
韓国の金融当局は今年の第1四半期だけでも83億1100万ドルの為替介入を行なっていて、1ドル1400ウォンを伺うウォン安レート防御のためには、喉から手が出るほど、ドル資金が欲しい状況です。
ドルもネタも切れかけた韓国大統領室は16日、「韓米首脳会談で通貨スワップが議論されると予測する」と、「希望的観測の口先介入」を行なうレベルにまで追い込まれています。
今回明らかになったKICの損失は、ドル換算で約280億ドル規模。
この時局に「何をしでかしてくれちゃってるんだ」と思っている政府関係者も多いでしょう。
野党の共に民主党議員が、この時期に暴露したのもうなずけます。
記事はまた、「単純比較は難しい」としながらも、海外への投資額がKICより多い国民年金基金の上半期の収益率マイナス8.0%に比べても、「海外投資が専門のKIC」の収益率が「はるかに低い」と指摘しました。
なお、KICと国民年金の外国株式による収益率は、それぞれマイナス21.17%とマイナス12.59%、外国債権による収益率もそれぞれマイナス14.04%とマイナス1.55%と、「とびきり低い」(ソウル経済)とバッサリ。
なお、KICの運用総資産のなかで株式は約40%、債権は約35%を占めています。
また運用総資産の18%を占める不動産およびインフラ、プライベートエクイティ投資などのオルタナティブ投資でも損失が発生したようです。
KICは歴代最大級の損失に関し、「国際的なインフレと金利上昇にともなう景気低迷の懸念で、株式と債券が共に下落した」とし、さらに「強ドルの影響で、『ドルベース』の投資機関であるKICがより大きな損失を被った」と説明しました。
ただソウル経済は、海外の国家ファンドと比較しても、「KICの運用利回りはかなり低い」と指摘。
「カナダ年金委員会(CPPIB)のマイナス7%や、オランダ公的年金(ABP)のマイナス11.90%と比較しても、「少なからず劣っている」と主張。
ノルウェーの国家ファンド(GPFG)のマイナス14.40%に対してのみ、辛うじて収益率で勝ったとのことです。
無理に海外投資をしなくても、サムスン電子にオールインで良いんじゃないですか?
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
上半期40兆失った韓国ファンドKIC社長ジン・スンホ:共に民主党政策委員会首席専門委員、大統領直属国家均衡発展委員会企画団長、21年文在寅がKIC社長にパラシュート任命。
ここでも国をかき混ぜて食べる人間がまたいたのか。はやく辞任しろ、辞任しない時は解任せよ!
上半期は1~6月だから、龍山の尹錫悦の当選が確定したときに、国家ファンドも一緒に墜落したのだ。
今年の上半期だというのに尹錫悦のせいだというヤツがいる、ふふふ。いつから任期開始だ?KICの社長は誰だ?文在寅人事のジン・スンホ!
文在寅の第2の不動産、国家ファンド・・・、経済政策など何一つ正しくしていない。それでも歴代大統領の人気3位・・・、牛が笑う。
あんなに大きなお金を失ったのに何もしないのか?粛正しなければ。あそこも特検を入れよう。
税金を払うのが本当に嫌です!
ファンドマネージャーというやつら、口だけで実力が伴わない者たち。なぜこういう者たちに高額年俸与えて国の金を任せているのか?
果たしてそれが真の投資損失なのか、政権末期に公社に任命された連中が巧妙に後ろポケットに入れたのか、細かく監査しなければならない。
国家ファンド・・・、これは文在寅が投資したのではありませんか?
責任者を処罰しなさい。国民の血税を浪費した罪を償わなければなりません。
またムン災害が、本当に国を20年前に戻した。アカ共産主義者の文在寅。
文在寅のパラシュート効果・・・、すごい!
何の責任も問わずに過ぎ去るにはあまりにも大きい金額だ。さらに言えば、国民の血のような税金でおさめた国の金だ。
民主党で掌握している団体がすべて罪だ。去る5年間、左派が国を滅ぼした余波がとても大きい。
国民年金77兆ウォン、国家ファンド40兆ウォン、合計120兆ウォンが蒸発・・・、いったい誰を監獄に入れるべきなのか?
だからアカが政権を握ると国を台無しにすると言っているのだ。
40兆を銀行に入れておけば利子はいくらになったのだ?彼らに給料を与えながら、働き続けさせるべきなのか?
マヌケなムン罪人がマヌケな落下傘人事をずっと繰り返していた結果だ。40兆・・・、文在寅は責任を負わなければならない。
外貨で投資するなら今年3月からドル強だったのに13%の損失とは、ほとんど大庄洞級の詐欺ではないか?
国民年金はウォンで収益率を出すので為替上昇効果が反映されるがKICはドル基準収益率で為替レート効果がない。刺激的に金額を強調して、記事が扇動しすぎている。
文在寅が一度も経験できなかった国にすると言ったが、このようになるとは分からなかった。マスコミを掌握して口を開けばウソ、現実は最悪の状態だ。
とのことです。
ソウル経済は、グローバル金融市場の影響を受けたとはいえ、KICの収益率はベンチマーク指数と比較しても低く、運用能力に「抜け穴があると認めなければならない」と主張。
投資割合が18%程度であるにも関わらず、累積収益額の30%近くを稼ぎ出すオルタナティブ投資の割合を増やす必要があるとの専門家の意見を紹介しました。
オルタナティブ投資とは、「代替投資」とも言われ、不動産やインフラ、プライベートエクイティのようなものへの投資を指します。
ボラティリティ(価格変動幅)が低い代わりに複雑な投資商品とも言え、運用者にも専門的な知識や情報が必要となってきます。
やはり記事も、容易にオルタナティブ投資を拡大できないのは、「頻繁な専門人材流出が原因」と指摘。
実際にKICでは、昨年の1年間で18人が退職、今年も8月までにさらに16人が退職したとのこと。
総従業員(288人)の12%にあたる人材が辞めたことになりますが、中には昨年アジアインフラ投資銀行に転職した私募株式投資室長、アブダビのPEF最高投資責任者となった不動産投資室長の実例があり、今年も私募株式投資室長、インフラ本部第1次長などが相次いで海外の運用会社に転職したようです。
業界では、KICからの人材流出は、業界平均に及ばない年俸が影響していると指摘。
民間の資産運用会社では1億ウォン台の年俸を稼げるにも関わらず、KICにおける2022年の平均基本給が7531万ウォンという低水準、KICで長期間働く魅力がないということのようです。
そういえば、平均年俸が1億ウォンを超える金融機関労働者が所属する金融労組の総ストライキが16日に行なわれました。
5.2%の賃金引上げを要求しているようですから、民間の金融機関に転職したとしても、心は満たされないのかもしれませんね。
果たして、韓国の人達の心を満たしてくれるものは、何なのでしょうか?
のぞみのワンポイントニュース
韓国の「最も信頼する元大統領」という世論調査において、文在寅前大統領が、盧武鉉元大統領、朴正熙元大統領に続いて、3位になったことが分かりました。
世論調査のケースタットリサーチ(KSTAT RESEACH)が15日に公表した「最も信頼する元大統領」調査において、1位は盧武鉉元大統領が29.8%の得票率、2位が24.3%を得票した朴正熙元大統領、3位に15.1%を得票した(我らが)文在寅前大統領が入りました。
文在寅大統領が退任して初めてとなるこの世論調査でしたが、現役時代の実績が見事に評価された結果となりました。
なお、調査は先月19日から21日まで、(韓国)全国の満18歳以上の男女1005人を対象として行なわれた調査です。
回答率が10.1%と低いのが気になりますが、韓国では1ケタの回答率もザラのようなので、高いほうだと考えておきましょう。
さて、4位は金大中元大統領で僅差の13.5%の得票率、5位は李明博元大統領で3.6%の得票率となりました。
文在寅前大統領は特に女性からの支持が高く、18~29歳女性の28.4%、30代女性の34.1%が1位に挙げました。
政治志向的には、進歩系が29%、中道系が14.1%、保守系が7%と、意外に保守層からも慕われていたようです。
なお、この世論調査で盧武鉉元大統領は2014年に朴正熙元大統領を僅差で抜いてからずっと1位をキープ中。
一方の朴正熙元大統領は、2007年の第1回調査では52.7%の得票で圧倒的1位を記録しましたが、2016年以降は20%台の得票にとどまっているとのこと。
記憶が薄れてきたことと、娘の朴槿恵元大統領の弾劾事件などが影響しているのかもしれません。
この記事を見た韓国人は「歴代最も嫌悪する大統領の間違いではないか」「わいろ疑惑で極端な選択をした人を最も信頼しているとはコメディか」「2位が独裁者の国も韓国くらいだ」「国民はそもそも大統領を信頼していない」「文在寅は憲政史上最悪だ」「これが世論操作だ」「どこの国で調べたのか」というコメントを寄せています。
日本で調査していれば、文在寅前大統領が圧倒的な1位だったかもしれませんね。
1度も経験したことのない国を目指すという夢を見せてくれた大統領ですからね。
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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