豪州が買ってしまったK-9自走砲!カタログスペックに騙された?大爆発は忘却の彼方!

2021年12月

2021/12/13

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韓国の文在寅大統領は、12日午前から3泊4日の日程でオーストラリアを国賓訪問しています。

韓国の大統領がオーストラリアを国賓訪問するのは2009年以来12年ぶりのことで、新型コロナによるパンデミック以降、オーストラリアが招いた初めての外国首脳だとのことで、文在寅大統領もご機嫌の様子です。

13日午前には、首都キャンベラでモリソン首相と首脳会談が行なわれました。

文在寅大統領はその後の記者会見で、「域内安定と平和・繁栄のために、(両国が)戦略的協力を強化することにした」と説明。

「国防、防衛産業、サイバー分野をはじめとした安保協力を拡大する」とした上で、「特に、今日契約が締結されたK-9自走砲事業を皮切りに戦略的防衛産業協力を強化するだろう」と述べました。

韓国の国防科学研究所(ADD)とハンファディフェンスが開発したK-9自走砲は、昨年9月オーストラリア陸軍の自走砲導入事業において単独優先交渉対象装備に選定されていました。

実態は他に提案していた機種がなかったという話もありますが、どちらにしても、退任間近の文在寅大統領には、いいお土産となったようです。

オーストラリアは、K-9自走砲30門とK-10弾薬運搬装甲車15台を購入する予定だとのことで、取引規模は9000億ウォン台となるようです。

記事によると、オーストラリアが購入したことで、世界でK-9自走砲を運用する国は韓国を含めて8ヶ国目となるとのこと。

2001年にトルコが初めて導入して以来、2014年にポーランド、2017年にインド、2017年にフィンランドとノルウェー、2018年にエストニアが導入し、韓国を含め約1700門が運用されているとのこと。

最近では、エジプトが検討していることも報じられています。

K-9自走砲の52口径155㎜榴弾砲は射程距離40㎞、自動化された射撃統制装備、砲弾移送と装填装置により、砲撃開始以降3分間で毎分6発、それ以降は毎分2発の射撃が可能とされています。

ちなみにK-9自走砲は2009年以降に問題が相次いで噴出。

初の実戦となった北朝鮮による延坪島砲撃事件では、応戦した6門のK-9のうち2門が故障で動かず、応戦開始から最初の5分間で発射した砲弾は、カタログスペックの足元にも及ばないたった4発。

また2013年には納品された部品の成績証明書が200件近く偽造されていたことが発覚しています。

韓国の国産とはいえ、エンジンはドイツ企業、トランスミッションは米国企業、サスペンションは英国企業のライセンス生産、機動力は問題ないようです。

オーストラリアも自国でのライセンス生産をすると見られますが、怪しいところは自国で直す方が良いかもしれませんね。

経世済民の趣

この関連記事をみた韓国人の反応は

国民は病室もなく家で待機して死んでいくのに、君は嬉々として海外旅行か?刑務所に行く前の旅行である。

最後の華やかな外出。

20代の新婚夫婦ですか?どこでも腕を組んで歩き回って。今がどんな状況か分かっているのか!確定者が毎日数千人でまもなく1万人、国民は病室がなくて死んでいくのに。

防疫失敗しても豪州に行って遊んでいる。国民が右往左往しているときに、金正淑は飛行機に乗る時と下りるときに洋服を変えている。これが韓国の大統領と夫人なのか?

ふふふ、夜中に鏡をみてこれ着てみてあれ着てみて、夜が明けたらこのかわいい姿を見てください。あのほにゃららカップル!最悪の大統領カップル。

5年の短い間、経済外交的に大きな関係はなくても、観光で有名な国々を夫婦で訪れた唯一の大統領。オーストリア、チェコ、ハワイ、南米など。

数多くのコメントを読んでいると、文大統領が過去5年間、国政運営をどのようにしてきたかが赤裸々に現れますね。任期終了後が心配です。

この時期に旅行に行きましたね。とにかく働くふりは世界最強です。

今こんなことしている時なのか?確定者数は確認しましたか?

親中の文在寅が現在の中国の敵、AUKUSの一つであるオーストラリアに武器を売り渡す?中国を裏切ったのか文在寅????

とても良いニュースです、文在寅大統領!国民が大変なときに良いニュースをありがとう。

大統領のおかげで、主権国家の国民として生きることができました。外交セールス最高。

スペインも英国もオーストリア訪問の時も各国家の待遇がどうだったのか見ましたか?世界が評価する大韓民国の地位を自ら叩きつける、精神世界が疑わしい。

これを見ろ!私たちの国防武器は世界で好まれる名品武器が多い。文化・芸術も防疫も輸出も、すべてが先進国最高だ。

K-9の実力を証明したのは、延坪島の砲撃戦だから。(笑)

文在寅が行って成し遂げられたのではなく、成し遂げられてから行ったのです。おもてなしを受けようと。事実関係を明確にしましょう。

K-9砲兵出身ですがお願いです、K-9の中にエアコンをつけなければなりません。輸出K-9にはエアコンがついているのに、一体なぜ韓国はエアコンがないのか。

とのことです。

実はK-9自走砲は大きな事故も起こしています。

2017年8月18日、K-9自走砲が訓練中に爆発、20代の将兵3人が帰らぬ人となり、他4人が重軽傷を負う事故を起こしました。

この事故は2発目を打った後、3発目が発射待機状態の時に自走砲内部の閉鎖機から煙が発生、それを見た安全統制官が「待機」と叫んだ瞬間に装薬に引火して爆発、砲弾も飛び出し、砲内で火災が発生したというものです。

本来、砲身と砲内を隔離すべき閉鎖機に何らかの異常があった可能性があります。

軍当局は当時、「乗務員らの運用技術の未熟さによる人災」との立場を示していましたが、事故の8ヶ月後に「部品の誤動作が事故の原因だった」と結論づけました。

事故からちょうど4年が経った今年8月、本来であれば遺族・生存者の参加行事が行なわれる予定でしたが、コロナ事態を理由に軍当局はこれを中止、別の追悼式も行なわれませんでした。

その際、韓国紙が特集を組んでいますが、事故から4年を過ぎて、「忘れられた事故」になりつつあると指摘しています。

実はこの事故と同様の事故が、1997年12月の開発期間中にも起きています。

その事故でも2発目を正常に発射した後に3発目が発射されず、自走砲内で火災が発生、当時の開発企業関係者が帰らぬ人となる、痛ましい事故でした。

気になるのは、事故原因の捜査過程や資料が全く公開されず、改善された形跡がないこと。

生存将兵は今年8月に韓国紙のインタビューに答え、K-9自走砲が外国に輸出する「優秀な武器」であることが必要なため、「軍当局が真相究明に消極的という感じを受けた」と指摘しています。

輸出先で事故が起こっていないのであれば良いことですが、またいつものように「輸出用」は特別仕様になっているのかな?

のぞみのワンポイントニュース

英国のリバプールで開かれたG7(先進7カ国)外相会合は12日、2日間の討議を終え、閉幕しました。

日本の林芳正外相としては就任後初となる外国訪問となりましたが、11日夜(現地時間)に開かれた夕食会で、ジョン・レノンさんの代表曲「イマジン」を即興で演奏、居並ぶ各国の外相から拍手を送られたそうです。

夕食会が行なわれたのは、リバプールのビートルズ・ストーリー博物館、

ジョン・レノンさんの展示が並ぶ部屋で白いピアノに座るよう促された林外相は、3分の1ほどを演奏したということです。

林外相は国会議員らで結成しているバンド「Gi!NZ(ギインズ)」のメンバーで、たびたびビートルズナンバーを披露しているとのこと、なかなか印象深い外交デビューとなったようです。

外交も、結局は人と人とのコミュニケーションが重要、音楽という共通言語が得意というのは良いことだと感じます。

さて今回のG7外相会合の最大のテーマは、「中国やロシアなどの権威主義国家に民主義諸国がどう向き合うか」ということで、特に中国による東シナ海などでの一方的な現状変更の試みや香港やウイグル人への人権弾圧を自制させるよう警告を発することが必要です。

林外相も、これまで同様に「中国に責任ある行動を強く求めていく」との立場を示しましたが、欧米に比べて台湾と中国に近接する日本は、もっと強く中国牽制を強める必要があるとの意見も聞かれます。

アジア圏では韓国外相もゲスト代表として参加、すれ違いざまに話しかけられたようですが、中国寄りの国を相手にしている場合ではありませんからね。

音楽だけではなく、次は外交的なパフォーマンスを期待したいところですね。

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