2022/01/11
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カカオのお年玉
韓国の「代表的革新企業」呼ばれたカカオグループが、今では「裏切り者」と言われ、株価が墜落しつつあるようです。
きっかけの一つとなっているのが、私の動画でも以前紹介した、カカオCEO内定者を含む経営陣の株式一斉売却で、リュ・ヨンジュンカカオペイ代表は昨年12月10日、1ヶ月前に上場したばかりのカカオペイの株式を売却制限期間が終わるのを見計らってすぐに売却。
主要経営陣とともに売却した株式は900億ウォン相当で、個人としては469億ウォンを現金化していました。
この「ストックオプション食い逃げ」騒動にカカオペイの株価は下落、23万8500ウォンまで駆け上がった株価は1ヶ月ほどで37.7%も下落し、今では14万8500ウォン程度。
リュ代表は、昨年11月25日、3月の株主総会を経たうえでカカオの共同代表として着任する予定でしたが、1月10日に代表辞退の意思を表明。
カカオ新体制が発表されてわずか47日後、リュ・ヨンジュン氏を加えた新体制発足をまたずに幕を閉じました。
彼は売却直後、「予定されていた株式売却」と批判を意にも介さない姿勢を貫いていましたが、国会で「カカオペイ食い逃げ防止法」が議論されるほど世論が悪化したことに加え、カカオ労組の退陣要求が強くなったことから、辞退を決めたようです。
ただこの余波はカカオペイにとどまらず、本体のカカオ、カカオバンクなどに飛び火、「国民株」だと信じていた個人投資家たちは、昨日の動画に続き、絶賛絶叫中のようです。
投資家のAさんは、「国民株だと思ってカカオ株式を購入して6ヶ月ぶりに口座を確認したところ、数千万ウォンが消えた」「そこに代表内定者は400億ウォンの食い逃げ論争だけ起こし、涙がでる」と語りました。
昨年の初め7万7200ウォンだったカカオの株価は、一時17万ウォン台に駆け上がりましたが、今年1月10日の終値は9万6600万ウォン、昨年4月以来9ヶ月ぶりに10万ウォンを下回りました。
カカオの時価総額は43兆745億ウォン、もっとも高かった75兆2461億ウォンから比較して、32兆1716億ウォンが蒸発した格好です。
またカカオ子会社の株価も連日下落、10日にカカオゲームズ株価は前週比で20.2%下落した7万4200ウォン、カカオバンクも一週間で13.5%下落した5万1100ウォンを記録、上場来最安値となりました。
ただカカオグループ株価の下落は、今回のような経営陣のモラルハザード論議だけでなく、事業部門を次々に子会社化して上場させるタコ足式事業拡張や、カカオトークで消費者を集めて美容室(カカオヘアショップ)や、花・お菓子の配達事業を行なったカカオモビリティが「路地商店街の侵害をした」との批判を浴びたことなどが、問題の根底にあるとみられています。
新年の株式市場が開けて1週間で、カカオグループ時価総額は約11兆ウォンが消えた計算、とんでもないお年玉になったようですね。
飛んだお年玉ですね。(笑)
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
カカオは泡企業。何の実態もなく、ただカカオトークというメッセージ機能から出てくる広告や派生商品が主流なのです。
カカオを購入した本人の知能が問題だ。
ふふふ・・・、代表が食い逃げか。カカオは本当の悪徳企業です。
李在明は株式をよく知っているが、尹錫悦は何もしらない。
こういうヤツらのおかげで大韓民国の株が低評価されるのだ。企業人として基本的な倫理意識がない。カカオは建国以来、最悪の悪徳企業だ。
本当にこれを見れば、外人がコスピで遊んでいくのが理解できる。ふふふ。本当に笑いしか出てこない。
歴史の長いサムスンと運で成長したカカオの違いではないか。サムスンは永遠だが、カカオは永遠ではない。
サムスンの李在鎔は監房に送ってカカオは推して、これが公正な社会なのか?
代表者と役員を拘束して、差益のお金を吐き出させなければならない。これは金融詐欺だ。
あまりにバブルではないか?どうしてカカオペイが20万ウォンもするのか。(笑)
路地商圏を侵害して、最大株主が食い逃げする、このようなゴミ企業は必ず不買運動して、上場を廃止させなければならない。
かつてメッセージ機能だけを使っていた時は、可愛いとも言われていました。(笑)
このような哀れなマインドを持つ企業は消えなければならない。
裏切り者とはどういうことか。株式やコインはギャンブル。勝手に投資しておいて株価が下がると裏切り者か?(笑)
カカオは民主党と左派の連中が恵み育ててきて、差益を実現した。
まだカカオを持っている人がいるのか。タコ足式経営をする悪徳店でしかない。
やはり韓国企業は詐欺が多く、頻繁に横領事件もでる。結論は、韓国投資するお金があったら米国投資をしよう。韓国で詐欺と横領は職業だ。
そもそも政権が育てた泡企業だということを知らなかったのか?何が国民企業だ。(笑)
国民企業だと思っていたら、中国資本だと知って驚いた。
これはボイスフィッシング詐欺師と何が違うのですか?
タコ足式上場の限界を示している。
サムスン、LG、今、韓国政府が圧迫する企業のみがキチンとした企業だ。
代表は400億を稼ぎ、時価総額は30兆が吹き飛んだ。これがオーナーリスクだ。
カカオとクーパンは本当に不買をしなければならない、庶民労働力の搾取株である。
政権交代を予見して、資金を回収して出国する予定だろう。ヤツらは外貨を一切稼いでいない。
ふふふ、面白いムン罪人。外貨を稼いでくる企業には規制して、国民から略奪する盗賊企業は放っておく。
とのことです。
カカオグループは、タコ足式事業拡張に伴って次々に上場させる戦略が、ついに限界を迎えてしまったと見られています。
もともとSNSプラットフォームの「カカオトーク」から始まったカカオは、ゲームや銀行、証券、エンターテイメントなど各分野に子会社を作って事業を拡大、これらの子会社の事業が軌道に乗り始めると、話題性を武器に、すぐにIPO(新規上場)するという戦略でした。
2020年9月にはカカオゲームズがKOSDAQに上場、昨年8月と11月にはカカオバンクとカカオペイがKOSPIに相次いで上場、競合のネイバーが子会社を上場しないことと、よく比較されていました。
カカオグループの親会社とともに子会社が重複上場することによって、親会社カカオの株式価値は薄まってしまうことになり、特に優良な事業が切り離されてしまうと、親会社の収益性などが著しく低下することになります。
また国際的な金融緊縮政策と金利引上げの流れは、将来価値が評価されていたカカオにとっては大きな逆風。
各証券会社もこれから出てくる昨年の第4四半期のカカオ実績には悲観的な展望を次々に出していて、目標株価を次々に引き下げている状況です。
それでもカカオは、今年もカカオエンターテイメントとカカオモビリティを上場する計画、情報に乗り遅れた投資初心者に狙いを定めているようです。
私の動画ネタとして飛びこんでくるのは、いつ頃になるのでしょう。
歩いて火に入る情弱アリってところかな?
のぞみのワンポイントニュース
韓国野党国民の力に所属し、尹錫悦氏と大統領予備選を戦って敗れた洪準杓氏が10日、李在明候補と尹錫悦候補の「ポピュリズム公約」合戦を皮肉って、「低質大統領選挙」と批判しました。
洪準杓氏は同日、自身のFacebookに「私を支持してくれれば、皆さんに鉛筆一袋ずつ差し上げます。」
「いいえ、私は皆さんにノート1冊ずつ差し上げます」と述べた上で、「小学校の班長選挙でもなく、大統領選挙がなぜこのように低級になったのか」と批判しました。
そして彼は、「国家百年の大計を論じなければならない大統領選挙が、小学校班長選挙に転落した」とし、「本当に国民の前に頭を上げるのが恥ずかしい低質大統領選挙を眺めるみじめな今日この頃」と嘆きました。
この発言は、李在明氏による「全国民への災害支援金」「脱毛薬の健康保健適用」や、尹錫悦氏による「兵士給与月200万ウォン」「女性家族部の廃止」など、2人が行く先々で軽々しく口にする公約らしきものが、大衆迎合だと批判しているようです。
この記事を見た韓国人からは、「正しい言葉だ」「今からでも洪準杓に変えてください」と支持をする声もありますが、「小学校の班長選挙にも落ちた人間が騒ぐんじゃない」「不満があっても尹錫悦を推すべきではないのか」「醜くなったお前の支持は撤回する」「まさにあなたが低質にしている張本人」と、洪準杓氏の発言に批判的な人の方が多いようです。
「あなたが出ても同じ事です」「2017年の弾劾大統領選挙も低質だった」とコメントされる韓国の大統領選。
なぜ「いつも」低質なのでしょうか?
韓国が誇るKドラマも、子ども向けとか大人向けとか2030世代向けとか、対象とする視聴者層によって内容が異なりますよね?
そういうことじゃないんですか?
いかがでしたか?
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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