2022/02/05
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韓服は私のモノ
2022年北京冬季五輪の開会式が4日に行なわれましたが、その際に「韓服」を着た女性が登場したことから、「文化東北行程」ではないかとの議論が湧き上がっています。
東北工程というのは、「東北辺疆歴史与現状系列研究工程」の略称。
1997年から始まった中国東北部（旧満州）の歴史研究を目的とする中華人民共和国の国家プロジェクトのことで、高句麗と百済と渤海などを古代中国の少数民族による地方政権と位置づけ、「中国史の一部」との見解を出しています。
韓国側は強く反発し、2006年頃には中韓の外交問題に発展しましたが、政府レベルでは「政治問題にしない」と合意。
ただ、ことあるごとに韓国で話題となります。
ある韓国紙は、中国による「歴史歪曲プロジェクト」だと説明しています。
今回の北京冬季五輪は、「一緒になる未来」（Together for a Shared Future）をスローガンとして掲げ、開会式の国旗掲揚では五星紅旗を手渡しで掲揚台まで運ぶ演出が行なわれました。
このイベントの列に加わったのは中国に暮らす56の民族の代表たち。
韓国の議論はこのときに噴出したとのことで、韓国紙は「白いチョゴリにピンクのチマを着用し、テンギと呼ばれる髪飾りをつけた」女性が登場、この服装が「韓服」ではないかと指摘されたわけです。
これに韓国人は「韓服がなぜ出てくるのか」「中国がオリンピックさえ利用する」と怒り心頭、「中国がまた韓服を盗もうとしている」と批判しています。
韓国紙によると、「韓服」に関して、中国は「漢（汉）服」と呼び、「中国漢族の伝統衣装」と主張しているとのこと。
また「中国は冬季オリンピック広報映像でも韓服を着てサンモを回すという映像を流し、韓国伝統民謡のアリランまでバックミュージックで使い議論を巻き起こした」と指摘しました。
またそれだけではなく、「太陰暦の正月（旧正月）」が「中国の正月」と紹介されたことを批判しています。
これは開会式が始まる際「ハッピー・チャイニーズ・ニュー・イヤー（HAPPY CHINESE NEW YEAR）」という英語のフレーズが、ステージに設置された巨大LED画面に映し出されたことを捉え。
「韓国、マレーシア、ベトナムなど、太陰暦の正月を祝ういくつかのアジア諸国と対立している問題」で、中国だけが「中国の正月」に固執していると説明しています。
また韓国紙では、「アップル、テスラ、グーグルなどの海外企業の多くが、ここ数年『チャイニーズイヤー』という言葉を使っていることも問題だ」と指摘しています。
記事によると韓国のネットユーザーは、今回の開会式の映像が出てくるYouTube動画を見つけては、「韓服は韓国固有の衣装」「伝統を盗むな」などとコメントしているとのこと。
YouTubeチャンネルの運営者は関係ない場合のほうが多いので、大変迷惑な話だとは思いますが、これも文化なのかな？
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
大韓民国の選手団に韓服を着せたのか？
しかしこれを日本がやれば、口に泡を吹いて大騒ぎするが、なぜ中国には何も言えないのか？中国の属国だ、中国夢だという文在寅のせいだ。
厳然と私たちの文化を盗んでいるのですが、政府は口を閉じていますよね？あのリハーサルの時からすでに言われていたことです。
韓国の選手たちがメダルを首にかけてテレビ中継をするとき、韓服を着て授賞式にあがらなければならない。
ノージャパンのように、なぜノーチャイナはしないのか？
文在寅はなぜ中国と日本に対する温度差がこのように違うのか？これが国家のすることか？奪おうとするものから守るのが国家の義務ではないのか？なぜじっとしているのか？
一体中国は、自ら自慢できる彼らの文化はないのか？技術などをすべてコピーするだけで哀れだ。この地球上で乞食根性を持っている国だ。
過ぎ去った時代の親日派より、今の大きな問題は親中派だ。
李在明になれば、親中植民地になることでしょう。
中国夢に陥った未開の共産主義者ムン災害が、これを正すことはない。
中国でのオープニング公演のとき、サンモ回しから韓服まで準備するという噂がまわったのに、それを知らなかったのか。実は大韓民国は中国に属しているのではないか。
どうやら大統領を誤って選んで、大韓民国の国格は地に墜ちて、隣国から見下される身分になったんだな。どんな外部侵略にも堅固だった大韓民国が5年で世界の笑いものになった。
政府は即時、中国大使を呼んで強く抗議すべきではないか。そうしないと韓服は本当に中国のものになってしまうだろう。
このような大型イベントの行為はすべて政治的意味が込められている。中国の覇権に入って朝鮮族になれということだ。反米扇動して中国の属国になるという、情けない･･･。
沈黙する文在寅、民主党･･･。これが国か？
中国は本来、韓国を属国あるいは少数民族と考えている。それは民主党が認めているものです。
大統領候補がこれについてどう考え、行動するか見てから投票する。
文在寅の目だけが夢を見る。こんな屈辱大統領があるか。本当に恥ずかしい。
民主党がオリンピックをボイコットしなければならない。民主党の支持者として尹錫悦を批判してきたが、ボイコットしなければ尹錫悦を選ぶことになる。
何が問題なのか理解できない。中国は56の少数民族で構成されていて、その一つが朝鮮族ということではないか。朝鮮族の服装なのではないか。
文在寅は何も言わず、李在明は声を出すことは出したが、その主体が誰なのかは絶対に言わない。
とのことです。
この韓服問題に関し、大統領候補からも批判の声があがっています。
李在明候補は、4日夜に「文化を貪ってはいけない文化行程反対」とFacebookに投稿。
ここでは中国と直接言及しませんでしたが、5日の記者会見で「中国政府が過去に歴史行程を通じて大韓民国国民の自尊心を傷つけたことがある」とし、「最近、再び文化行程という到底納得できない政策が施行されている」「大国がこれでいいのか」「容認できない」と強調しました。
また尹錫悦候補は、高句麗と渤海は大韓民国の誇らしく、きらびやかな歴史であって他人のものではない」と批判。
国民の力は、北京五輪開会式に出席した朴炳錫（パク・ビョンソク）国会議長、黄熙（ファン・ヒ）文化体育観光部長官のことに触れ、「直接見たのではないか」「最小限の国民の自尊心、怒りを取り除くほど楽しく開幕式だったのか」と皮肉を込めました。
ちなみに韓国の国会議長というと、大統領に次ぐ序列2位の立場、文在寅政府としては、西側諸国が外交的ボイコットを進めるなか、中国側に大きく配慮した形をとっています。
日本経済新聞は5日、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が北京で首脳会談を行ない、米欧との対立姿勢を鮮明にしたとし、両国が五輪で蜜月関係を築いていると報じています。
その記事内で、北京五輪の開会式に出席したのは「強権的な政治体制の国が目立つ」と指摘。
英エコノミスト誌の「民主主義指数による順位」をあげて図示しています。
そこには124位のロシア、156位のサウジアラビア、128位のカザフスタンの他、エジプト（138位）、パキスタン（105位）、ポーランド（50位）。
アジア圏では、カンボジア（130位）、シンガポール（74位）、そして23位の韓国が入っています。
本当は、49位くらいじゃないのかな？
ちなみに中国は151位。
また、忘れてはいけないのは、「漢民族」ではない55の少数民族の中には、人種的な迫害を受けるチベット族やウイグル族が含まれているということです。
そして今回の最終聖火ランナーには、ウイグル族の女性、ジニゲル・イラムジャン選手が選ばれています。
「一緒になる未来」というスローガンからして、徹底して政治的な道具と化した今回の北京冬季五輪。
開会式に不参加を表明していた台湾は、国際オリンピック委員会（IOC）の要請を受け参加しました。
入場に際し、会場では英語で「チャイニーズ・タイペイ」、中国語で「中華台北」とコールされる一方で、中国国営テレビでは「中国台北」と呼ばれています。
やっぱり、ちょっと純粋な気持ちでは見ることができない冬季五輪となりそうです。
※中国側の発表によるとサウジアラビア（政府関係者）は開会式に参加しなかったようです。
のぞみのワンポイントニュース
韓国紙が2月3日に報じたところによると「カナダで韓国キムチが健康食品として人気を集めている中」、カナダ食品検査庁（CFIA）から、「韓国キムチ」にリコール措置が命じられたとのことです。
どうやら、その韓国キムチは大腸菌に汚染されているとのことで、CFIAは「消費する際に深刻な被害発生」段階である「Class1」等級に危険度を分類したとのこと。
当該製品は「腸管出血性大腸菌（O157H7）」に汚染された可能性が高く、該当するキムチが接触していたカウンタートップ、容器、食器、冷凍・冷蔵庫など、接触した可能性のあるすべての表面と保管領域を清掃して消毒するように要請しました。
O157H7は重篤な症状を起こす可能性が高く、特に妊婦や乳幼児、高齢者など免疫力が弱い人は深刻な合併症を引き起こすリスクも高く、最悪、死亡に至る可能性もあります。
今回リコール対象となったのは、ブリティッシュコロンビアなど4州で流通している1670グラムのビッグサイズ版「韓国キムチ」、2リットルの容器で販売されているようです。
記事では「キムチはプレミアム健康食品として評価を受けている」と述べていますが、一方では「キムチリコール」は初めてではないと指摘。
2014年に2件、2017年に1件、2018年に3件、2019年に3件など「着実に」リコールされている様子。
2019年5月に流通した「ファーストチョイス」ブランドのキムチは、「カビのためリコールされた」としながらも、「健康に悪影響を及ぼす可能性がない」Class3の危険度で、「比較的深刻な水準ではない」と説明しています。
「不健康食品」の間違いではありませんか？
キムチリコールの記事でありながら、「韓国の代表的な発酵食品の一つであるキムチが、カナダ現地の5大人気製品に選定され、市場での人気を立証している」と称賛するというお気楽さ。
これも文化なのかな？
いかがでしたか？
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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