2022/06/21
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はしご電車
韓国の出勤時間にあたる6月20日午前7時30分ごろ、障害者の権利予算獲得を主張する障害者団体がソウル地下鉄4号線でデモを強行し、電車の運行が40分以上遅延しました。
デモを行なったのは「全国障害者差別撤廃連帯(全障連)」という団体で、13日に地下鉄搭乗デモを行なってから一週間ぶりの開催となりました。
ソウル交通公社によると、全障連はこの日午前7時30分ごろに地下鉄4号線恵化(ヘファ)駅のホームで「第30回出勤時、地下鉄に乗ります」とデモの開始を宣言し、午後10時ごろに会賢(フェヒョン)駅で搭乗デモを終らせました。
このデモの影響で、会賢駅基準で上り線が48分、下り線で43分の遅れが生じることになりました。
彼らは昨年12月3日、世界障害者の日を迎えて初めてデモ行なってから今回で30回目の出勤時デモとなります。
デモ参加者は三角地(サムガクチ)駅に移動、午前8時6分ごろから電車の入口4ヶ所で、電車とホームの間に電動車イスを立ち止まらせたり、電車の入口に首にかけたハシゴを挟んだりとやりたい放題。
電車の出発が30分近く遅れると、市民の怒りも爆発。
「これはあまりにひどいではないか」「青瓦台や国会に行ってデモしろよ」と怒号が飛び交いましたが、デモ参加者は「人間の基本的権利を保障されたいからやっている」と訴えています。
他人の迷惑なんて考えていないので、噛み合う訳はありません。
警察が出動しデモ参加者の首にかかったハシゴを抜き取るなどの強硬策に出たところ、全障連は自主的にデモを中断し、電車が運行できるようになりました。
ところが全障連は午前8時50分ごろに舎堂(サダン)駅で上り電車に乗り換え、デモを続け、午後10時ごろにやっと終了しました。
なお、全障連は搭乗デモが終った後、地下鉄3号線景福宮(キョンボックン)駅ホームで(恒例の)断髪式を行なっています。
一週間に一度断髪していたら、参加者みんな丸坊主になっちゃいそうですけどね。
ちょうど伸びてきた頃にローテーションがくるのかな?
全障連は今月9日、尹錫悦政権として初となる追加補正予算について触れ、「総額62兆ウォンに達する歴代最高規模の補正予算にも関わらず、障害者権利予算は特別交通手段研究費2億ウォンの増額に終った」「障害者権利予算は追加経費目的に合わないという理由で拒否された」と主張しています。
障害者権利予算は、活動支援、脱施設、障害者移動権利、労働・教育権利など、障害者人権保障のための予算として全障連が主張しているもの。
全障連は企画財政部に、障害者権利予算確保のための協議を要求していますが、未だに「いかなる回答も、面会の約束も聞きいれられない」とし、「障害者権利保障のためには出勤時に電車に乗るしか方法はない」「企画財政部が要求を受け入れるまで毎週出勤時デモを継続する」と予告しています。
障害者自立生活センター協議会長は「出勤途中にデモすることになり本当に申し訳ない」としながらも「私たちは特別なことを要求しているのではなく、一人の人間として基本的な権利を保証して欲しいだけだ」と強調しています。
どう考えても、市民から支持を得ているようには思えませんけどね。
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
言葉だけで申し訳ないという偽善者集団。
障害者は大韓国民でもなければ市民でもないのか?人間はいずれ年老いてくる。韓国は弱者が生きるには本当に大変な国のようだ。福祉は自分たちで作りましょう。
デモを応援するか反対するかは、それは個人の自由なのに・・・、少なくともデモのために被害をこうむられた方々に理解を強要しないでください。
市民に対して脅迫する極悪集団。
予算を絶対に与えないでください。処罰から始めるべきだ!
1万人の日常のために不法デモをする全障連には厳正な法執行をお願いします。地球の果てまで追っていってでも必ず処罰してください。
龍山市民の足を引っ張る尹錫悦。あいつは毎日交通渋滞を起こしても堂々と暮らしている。
デモをする人たちを見て思った。背後に悪意のある勢力があるようだ。
セウォル号の物乞い商売が終ったから今度は障害者についたのか。
障害者の特権を取り除き、一般の人々と同じように扱いましょう。逆差別に疲れました。
エレベーターの設置がそんなに難しいことなのか?本当に後進国だ。
本当におぞましい。自分が不便だからといって、不特定の数十万、数百万人を困らせて被害を与えても大丈夫、自分は間違っていないと・・・。どうしてそんな発想になるのか?
デモに反対するわけではないが、デモをするなら国会に行ってくれないか。
ほとんど特権階級化された全障連、背後に誰がいるのかが明らかだ。
障害を持つ人の心情は理解するが、市民の交通手段を狙った団体行動は許されない。世界で一番処遇が良いのが大韓民国ではないか?
テロ団体に支給されるすべての国家支援を今すぐやめてください。
利益団体だから利己的で自分たちをもっと楽にして欲しいというのは分かるが、いったい労働系や障害者団体で米軍撤収の主張をするのは何故なのか?
このデモをしている時は弱者ではなく、ただの犯罪者です。
今でも障害者支援金は多い。さらに支援するお金があるのであれば、韓電を支援して電気料を下げる方が良い。
身体の障害よりも思考の障害がより問題だ。集団的利己主義を超えた最悪の犯罪。
国民を人質にしてデモするのは事実上テロと同じだ。国民がなぜお前たちの犠牲にならなければならないのか?大統領府や国会の前にいってやってください。
文政権の時は口を閉じてユン政権になるやいなや、どうしてこのような事が広がるのか? 調査が必要です。
前政権5年間で何をしていたのか?そして障害者がなぜ米国を追い出せと主張するのか?
常識的に公共施設の占拠は違法ではないか?
国民共感さえ勝ち取れず、かえって今後の向上機会に反対があがる可能性だけ高める。外国でやっているからといって、我が国にそのまま適用せずに状況に合わせてやれ。
とのことです。
警察は現在、全障連の関係者11人を立件し、このうち1人に対する調査を終えた状態、ソウル警察庁のキム・グァンホ庁長は全障連に対して司法処理を取ると述べています。
彼は20日の定例記者会見で、「自分の意志貫徹のために不法を犯すのは、(私が)ソウル庁長である限り絶対に認めない」とし、「不法行為は地球の果てまで追いかけていって、必ず処罰を受けさせる」と断言。
「司法的措置が必要な部分は迅速な捜査を通じて市民不便がないようにする」「全障連がハシゴまで動員して、市民の足を引っ張ろうとした行為に直ちに対応したのもその延長だ」と述べました。
また一方で警察庁長の言葉にさっそく反発した全障連は、「私たちのために地球の果てまで行く必要はない」「全障連は常にこの場にいる」と挑発。
「この時代の警察は現場中心に転換すべき」とのキム庁長の言葉を引用したうえで、「(デモ)集会現場は、『鼻に掛ければ鼻輪、耳に掛ければイヤリング』式の恣意的な基準で判断され、基本的な(デモ)集会の自由が崩れているということを肝に銘じてほしい」と指摘しました。
さらに「障害者は法の前で不平等だ」とし、「障害者権利を『地球の果て』に行ってでも必ず勝ち取る」と誓ったとのことです。
地球規模にされても迷惑なので、韓国の枠の中で思う存分、戯れ合っていただきたいものですね。
のぞみのワンポイントニュース
文在寅元大統領を戯画化したWeb漫画「ムンケットモンスター」が、韓国の「ネイバーウェブトゥーン」に掲載されていましたが、わずか3日で閲覧中止処理がなされたようです。
Web漫画(ウェブトゥーン)作家を志す人が、自分の描いたウェブトゥーンを自由にアップロードすることができるネイバーの「挑戦漫画」に17日から連載(?)を始めた「ムンケットモンスター」は、一人の就職準備生がコンピュータに吸い込まれ、「ムーンコリタ」というポケモンに会う内容となっています。
この「ムーンコリタ」は、日本のポケモンキャラクターの「チコリータ」をパロったもので、以前から極右性向コミュニティ(韓国紙談)「イルベ」などで文在寅元大統領を嘲笑する目的で使用されてきたとのこと。
「ムーンコリタ」は文在寅氏が実際に着用していたような丸いメガネを着用し、2012年と2017年の大統領選挙で使用したスローガン「人が先だ」を使って面白おかしくストーリーが展開されるとのこと。
また文在寅氏のニックネームとも言える「ムン災害」という表現もでてくるようです。
ただ残念ながら、20日にブラインド処理されました・・・。
「挑戦漫画」にアップされた掲示物が今回のようにブラインド処理されるのは、3件以上のネットユーザーによる申請があったもので、その後会議を通じて連載の継続か否かを判断するとのことです。
韓国のネットコミュニティでは、「元大統領に対する風刺に聖域があってはならない」という声があがる一方で、「ある個々人を悪意をもって表現するのは表現の自由ではない」との意見もあるようです。
ただ、共に民主党が朴槿恵元大統領の裸の合成写真を国会に展示し、表現の自由を語っていただけに、「左派のいう表現の自由はネロナムブルの極致だ」という韓国人の意見も強いようです。
日本の著作物をパクりまくって表現の自由を語ること自体がナンセンスです。
ただ、「ムンケットモンスター」を日本で公開するとバカ売れ間違いなしですけどね。
アニメ化も夢ではなさそうです。
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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