奇跡の即位礼正殿の儀!!伝統儀式に世界各国も注目!!祝意が続々と!!【海外の反応】

2019年10月

2019/10/24

今日は「奇跡の即位礼正殿の儀!!世界各国からも注目の的!!」についてお伝えしたいと思います。

奇跡の即位礼正殿の儀

10月22日、都内は時折激しい雨が降りましたが、「即位礼正殿の儀」が行われる直前に雨は上がり、一時は晴れ間も出て北の方角には虹がかかり、霊峰富士山には昨年より22日遅く初冠雪が確認されました。

私のチャンネルコミュニティでもご紹介したように三種の神器のひとつ天叢雲剣は、雨雲を呼び出す力を持つとも言われ、イザナギとイザナミが「虹」を渡って下界に来たとされます。また皇室の祖先神とされる天照大神は太陽神ともいわれるため、神秘的で奇跡の即位礼正殿の儀となりました。

今回の即位礼正殿の儀には、国内の参列者が1576人、外国からの参列者は191の国や機関などの代表など、423人と発表されました。また日本政府は「一つの中国」の原則に立つ中国への配慮から、台湾、香港、マカオへの正式な招待はしていませんでしたが、台湾からは駐日代表処の謝長廷代表、香港の林鄭月娥行政長官、マカオの崔世安行政長官も参列しました。

各国からの祝意

米国のトランプ大統領は「米国民を代表して最も深い祝意を送りたい」「令和時代に両国間の友好の強い絆を新たにし、美しい調和を意味する令和に、私たちの同盟が引き続き繁栄し、深まることを心から願っている」との声明を発表しました。

台湾の蔡英文総統は「令和の代も幾久しく佳き時代になりますようお祈りいたします」「東京の空にかかった虹のように、台湾と日本の絆がますます美しく強まることを心より祈念いたします」とツイッターに投稿しました。

中国の習近平国家主席は、祝電を送り「中日関係は一衣帯水の関係にあり、友好と交流の歴史は長い。双方が手を携えて努力し、共に平和発展を促し、両国関係の美しい未来をつくるべきだ」と伝えました。

ロシアのプーチン大統領も「ロシアと日本のさらなる協力拡大が国際社会の安定、安全に寄与することを確信している。日本国民のため、末永い在位を祈念する」との祝電を送りました。

海外の反応

中国の国営新華社通信は「古式ゆかしく高度に儀式化されている」と伝え、中国の外務省は「今後の中日関係がよりよくなっていくことを期待している」と述べました。中国のネットユーザーからは「伝統を感じる」「5千年の歴史を持つ中国は伝統文化をとうに失ってしまった」とうらやむ声もみられました。

英BBCはトップニュースで取上げ、「日本の天皇が古式ゆかしく即位を宣言」との見出し、台風の影響でパレードが延期されたことや天皇陛下の装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」や皇后さまの十二単(ひとえ)なども詳細に紹介しました。

英紙ガーディアンは男性後続の数は限られているとし、「皇位継承の危機」への懸念が高まっていると報じました。

フランス紙のルモンドは「複数の言語を使う天皇、皇后両陛下は初めてだ」とし、「現代的で国民と打ち解けたスタイル」をお持ちのようだと述べました。陛下の「国家の象徴としてのつとめを果たす」との宣言をとりあげるメディアもああったほか、安倍首相の万歳三唱をとりあげ、「1万年を意味し、天皇が末永く生きるよう願うものだ」と紹介したメディアもありました。

両陛下は大忙し

両陛下は、同日午後9時すぎから祝宴にあたる「饗宴の儀」に参加し、国内の参列者は7人、外国の参列者は164の国や機関などの代表ら248人の255人が参列しました。

両陛下がおよそ1時間にわたって出席者から順番にあいさつを受けられ、出席者には即位礼正殿の儀で使われた「高御座(たかみくら)」と「御帳台(みちょうだい)」を見学する機会が設けられました。その後、食事会が行なわれて午後11時20分に祝宴は終了、陛下は午後11時44分ごろ、皇居を後にされました。

翌23日の午後3時から参列した王族などを招いて茶会を催し、感謝の気持ちを伝えられました。王族らは儀式への招待や滞在中のもてなしに感謝のことばを述べ、両陛下も改めて来日に感謝する気持ちをあらわされたということです。途中からは上皇ご夫妻も加わって、親交のある王族などとの再会を楽しまれたとのことです。

並行して安倍首相は、50ヶ国の要人とのマラソン会談を行なっていて、官邸関係者によると「さすがに、かなりしんどそうだ」ということです。日本国内だけでなく、世界各国にも感動を与えた一連の儀式、日本人で良かったとの誇りを得られる貴重な機会でした。天皇皇后両陛下、上皇ご夫妻の益々のご健勝と、令和の御代の弥栄をお祈り申し上げます。また安倍首相はじめ、関係者の皆さまには、体調を崩されないようお気をつけください。

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