2019/04/23
今日は「泡沫候補を卒業!マック赤坂氏初当選」について話していきたいと思います。
統一地方選の結果
2019年統一地方選挙の開票結果が22日に出そろい、統一選全体の当選者が決定しました。今回の地方選は「政治分野の男女共同参画推進法」が成立してから初の全国的選挙でしたが、政令市を除く市議選では1239人の女性が当選、市長選でも最多の6人の女性が当選しました。自民党は議席を増やし、公明党は立候補者9人全員が当選しました。
マック赤坂氏とは
愛知県名古屋市生まれの70歳。幼少は極貧状態、東大を受験するも不合格で一浪して京都大学農学部に入り卒業、財閥系ではなく伊藤忠商事に入社、レアメタル商社の事業を興し成功、資産は数十億にのぼると見られています。恵まれない環境、幾度となく訪れる苦難や挫折を乗り越えた成功体験を伝える講演活動も行っています。一般財団法人スマイルセラピー協会会長、自身の政治団体スマイル党の代表でもあります。
14度目で初当選
マック赤坂氏が初めて出馬したのが、2007年の東京港区議選でした。その後衆参候補、東京都知事、大阪府知事、新潟県知事、大阪市長など、節操のない出馬を繰り返しました。最後の挑戦として覚悟を決めて立候補した14度目で悲願の初当選を果たしました。
おバカなパフォーマンス
マック赤坂氏に注目が集まったのは、政見放送でのパフォーマンスでした。政策などはそっちのけで、スーパーマンや宇宙人、マハトマ・ガンジー風、エアロビクス衣装などのコスチュームで登場し、独特のスマイルポーズやダンスを披露しました。一部まじめな話もしていますが、振り返ってみてもくだらないおバカなパフォーマンスとしか思えません。
普通の政治家は不要
マック赤坂氏は脱税で執行猶予付の有罪判決を受けています。こんな人が政治家なんて世も末だと思う人もいるでしょう。でも私はぬくぬくと温室で培養された政治家よりも期待してしまいます。最近、少しの失言や過去のトラブルなどを理由に辞任をする政治家、官僚が多く、結果、普通の人が後任になるケースが増えています。
政治家なんて普通の人では役に立ちません。小事が気にならないほどの経験を携えた豪腕な政治家が必要です。その自信が無い老害政治家は、とっとと後進に道を譲りましょう。
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