2025/03/22
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二次電池企業の落日
米国のバイデン政権時代、韓国で我が世の春を謳歌していた二次電池企業の「クムヤン」が上場廃止の瀬戸際に立たされているようです。
クムヤンはもともと化学発泡剤を製造する中小企業ですが、2022年にEVバッテリー事業に参入して注目を集めました。
また、同社の広報担当取締役が「バッテリーおじさん」との愛称で親しまれていたことも、クムヤン株の人気を後押ししたとも言えるでしょう。
2022年から1年間で20倍以上に急騰したクムヤンは、一時、時価総額が9兆2360億ウォンを記録。
ところが、それから2年も経たないうちに、時価総額は約6300億ウォンにまで縮小、約14分の1になってしまいました。
2025年3月21日のクムヤン株の終値は、前営業日より4.62％下落した9900ウォン、さらに取引停止になるまでの時間外取引で9770ウォンまで下落しました。
これは2023年7月31日の過去最高値15万9100ウォンから93.9％も下落したことになります。
問題が発覚したのは、同日の証券取引終了後、韓国取引所が「監査意見非適正説」に関する問い合わせ公示を要求したことでした。
その後、クムヤンは監査報告書を提出するとともに「意見拒否」を受けたと公示したため、上場廃止基準に該当、売買取引が停止されました。
監査を担当したハヌル会計法人は、クムヤンには「継続企業としてその存続能力に重要な疑義を提起するに足る重大な不確実性が存在する」と評価。
クムヤンは、工場完成後、それを担保とした資金調達を考えていましたが、会計事務所は、「計画に支障が生じれば、継続企業としての存続が困難になる」とし、資金調達の約定締結すら不確実だと断じています。
ちなみに、クムヤンの2024年における売上高は1345億ウォンで、前年よりも約1％減少。
ところが、営業赤字は2023年の169億ウォンから430億ウォンに拡大し、当期純損失も658億ウォンから1329億ウォンに膨らみました。
さらに、会社の流動負債が流動資産より6341億9000万ウォンも多いため、「継続企業としての存続能力に疑問を提起する重大な不確実性がある」と認定されたわけです。
クムヤンの株価が急落しはじめたのは、2024年9月。
釜山産業団地に二次電池工場を増設するため、4500億ウォン規模の株主割当による有償増資を推進すると発表したからです。
ところが、株式価値の希薄化を嫌気した少額株主の反発と金融監督院の訂正要求などにより、今年1月、有償増資計画を全面撤回。
これが公示撤回に該当するとし、3月5日に不誠実公示法人に指定され、罰点7点と公示違反に伴う制裁金7000万ウォンを科されました。
クムヤンは2023年にも業績予測を水増していたとされ、同年10月に罰点10点を受けていて、これで管理銘柄指定を受ける15点を余裕でクリア。
3月10日にはKOSPI200からも除外されたため、投資資金の流出が早まってしまったようです。
なお、4月11日までに異議申し立てがない場合、クムヤンは上場廃止手続きに進むとみられます。
韓国全体が今、センシティブ（敏感）な時期ですからね。
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
最初に出てきた時から詐欺師みたいな顔してたじゃん。たまたまその時期だけバッテリー関連株が一時的に上がったからバッテリーおじさんって言われただけだよ。
バッテリーおじさんなんてとっくに辞めて数年は経ってるでしょ。投資は自分で勉強してやるものであって、他人のせいにするなら投資なんてやめな。
バッテリーおじさん･･･、最近は妙な方向へ行って、極右YouTubeチャンネルで過激に罵倒交じりの動画作ってるよ。詐欺師ってのは、みんな極右に行く気がする。
資料提出もしないし、営業利益もメチャクチャだった会社･･･、残念だ。周りに詐欺師が多すぎる。
バッテリーの売上が一つも無い会社。鉱山開発？ちゃんと開発するのを見たことあるのか？会社が鉱山とか投資誘致の話をし始めたら、その株はもう終わった株なんだ。
金融監督院と韓国取引所は、韓国企業を救おうと考えるべきだ。増資を阻止するなんて･･･。なぜ企業の行く手を阻んでいるのか？本当に理解できない。
こんな銘柄を勧めてる専門家たちも全員追放しろ。良心も実力もない奴らのせいで、個人投資家だけが血の汗を流す羽目になってる。
知り合いが高値の時に、ほぼ人生の貯金を全部突っ込んだらしいけど、めちゃくちゃ心配だ。
結局、上場廃止の流れか･･･、滅びゆく韓国証券市場。かつては勢いのあったバッテリー産業、一体どうなってるんだ？
未来の成長産業である二次電池をこれほど支援できない国は大韓民国しかない。その韓国が世界ナンバーワンの技術を持っているなんて、本当に努力している国民がかわいそうだ。
スパイを捕まえる法律もない韓国に、米国が原発、AI、二次電池、バイオ、軍事情報を共有できると思うか？民主党は中国スパイを捕まえる法案にずっと反対。まともな国ではない。
米軍に通知もせずに戒厳令を発動し、米国防総省からの電話にも出ずに独裁を試みた後なんだから敏感国指定は当然だ。国会議員と大統領をまともに選べない韓国国民のレベル。
イラン、イラク、北朝鮮、中国、ロシア、キューバなど、米国の敵対国が敏感国家なのに、韓国もそこに入るって？血盟国から敵対国に転落か！すべて李在明のせいだ！
我が国は反米・反自由民主主義国家のカテゴリになった。民主党のようなスパイ政党がのさばり、金日成3代を堂々と称賛し、民主労総ではスパイ行為で逮捕されるような国。
全羅道と民主党・親中親北親ロの左派勢力のせいで国家的危機に直面している。尹大統領を復帰させて、李在明を拘束して政権奪取の可能性を潰し、敏感国家から脱するのが答えだ。
文在寅がUSBで北朝鮮に情報を流したんだから当然の措置だ。北朝鮮に原発技術を全部渡したんだ。一度失った信頼はもう二度と取り戻せない。
とのことです。
米国政府は今年1月、韓国を「敏感国家（Sensitive Country）およびその他指定国リスト（SCL）」に追加していたことが分かりました。
敏感国家リストには、中国、ロシア、北朝鮮など米国の敵対国が多数含まれていますが、厳密に言えば、韓国は「敏感国家」ではなく「その他指定国家」に分類されているため、制限はそれほど厳しくないのではないかと楽観視する声もあるようです。
ちなみに、敏感国家出身の研究者がエネルギー省関連施設で働いたり、研究に参加したりするには、より厳格な認証手続きが必要となり、米韓での共同研究などに支障が出る可能性があります。
米国と韓国は現在、バイオ、二次電池、核融合、原子力の4つの分野で共同研究、定期カンファレンス、国際フォーラムの開催などを行なっています。
韓国政府としては、4月15日の発効前になんとか是正したいと考え、飛び回っているようです。
報道によると、米エネルギー省傘下の研究所の契約業者の一人が、輸出統制情報を所持したまま韓国行きの飛行機に搭乗しようとして摘発され、解雇されたことが原因だとされています。
米国の技術をまんまと盗もうとしたってことですね。
もちろん、尹錫悦大統領の非常戒厳事態に始まる政治的混乱が招いたと考える人も多いようです。
共に民主党の李在明代表は、「完全な外交の失敗であり、政府の失敗だ」と批判。
1月に敏感国家に指定されたにもかかわらず政府が知らなかったことに、「これが政府なのか」「唯一の解決策は、大韓民国を正常な国家に戻すことだ」と主張しています。
私も早く、正常な大韓民国を見てみたいですけどね。
のぞみのワンポイントニュース
憲法裁判所による尹錫悦大統領の弾劾審判の宣告が3月28日になるのではないかと噂されているようです。
ある韓国紙は、憲法裁判所が、これまで12件の弾劾審判を木曜日に宣告していること、過去の大統領の弾劾審判もすべて金曜日に宣告されたことを考えると、28日金曜日の可能性が高いと報じています。
盧武鉉元大統領は2004年5月14日、朴槿恵元大統領は2017年3月10日で、いずれもその月の第2週の金曜日でした。
当時、特別期日を指定して、それぞれ3日前、2日前に宣告日を通知しています。
26日水曜日に宣告が行なわれるには、24日に宣告日が公表されるはずですが、24日は韓悳洙（ハン・ドクス）国務総理の弾劾審判宣告が行なわれる予定のため、この線はなし。
また26日木曜日には、李在明氏の公職選挙法違反の控訴審判決が出ることになっているため、同日にすると、余計な混乱を起こしかねないことから、この日もなしというのが濃厚。
そうなると、25～26日に宣告日を公表し、28日金曜日に宣告という選択肢しかないということです。
もちろん、4月にズレ込む可能性はありますが、現職の憲法裁判官8人のうち2人が4月18日に退任するため、遅くともそれまでには宣告されることになります。
自身の控訴審判決を控える李在明氏は22日、補欠選挙の支援演説で、「今は国が興るか滅びるかの分岐点に立っている」「もし大統領の弾劾が棄却されて復職することになれば、大統領が手続きを守ろうが守るまいが、いつでも戒厳令を敷いてもよく、いつでも軍隊を動員して国会議員を引きずり下ろしてもいいという話になる」と強調。
「そうなれば無法地帯となり、大韓民国は滅びの道を進むことになる」とし、「内乱を克服するために、民主党は今日も夜遅くまで全力で戦う」と語りました。
彼には一刻も早く、正常な韓国の姿を具現化していただきたいものですね。
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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