2024/12/07
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大統領弾劾採決
韓国で2024年12月3日22時頃に非常戒厳令を発令した尹錫悦大統領の弾劾訴追案の採決は、12月7日17時頃に行なわれる予定です。
この動画が公開される時には、結論が出ていると思いますが、私の予想では、弾劾訴追案は否決したのではないでしょうか。
さて、戒厳令発令以降、公の場に出てこなかった尹大統領は、7日午前、龍山の大統領室で、国民に向けて謝罪しました。
尹大統領は、「今回の非常戒厳令の発令は、国家運営の最終責任者である大統領としての切迫した思いから出たもの」とし、
「その過程で国民の皆様に不安とご不便をおかけしましたこと、誠に申し訳なく思います」と謝罪しました。
また、「今回の戒厳令発令に関連する法的・政治的責任を回避するつもりはありません」と述べるとともに、「第2の戒厳のような事態は決して起こりません」と強調しました。
そして、辞任や任期短縮など、与党内でも強まる退陣要求については、具体的な回答を避け、「私の任期問題を含む今後の政局安定策については、与党に一任いたします」
「今後の国政運営は、与党と政府が共に責任を持って進めてまいります」と述べました。
野党6党による尹大統領の弾劾訴追案が可決するには、国会議員2/3以上の賛成が必要となりますが、与党である国民の力から8人以上の造反者（賛成）が出ることが必要です。
12月4日午前1時頃、非常戒厳解除要求決議案に賛成した国民の力の議員18人を含め、相当数の造反者が出ると予想されていましたが、
尹大統領が、「与党に一任する」と表明したことで、「速やかな職務執行停止」を要求していたハン・ドンフン国民の力代表を始めとした与党指導部は、
弾劾票決前に、尹大統領の退陣スケジュールを固める動きに転じています。
韓国ギャロップが3～5日にかけて行なった世論調査で、尹大統領の否定的評価は75％。
尹大統領の弾劾訴追案が可決しても否決しても、与党である国民の力にとっては大打撃、もっともダメージが少ない「秩序ある早期退陣」に舵を切った格好です。
弾劾訴追案を主導した共に民主党の李在明代表は、尹大統領の謝罪を受け、「非常に失望した」と記者団に語りました。
彼は、尹大統領の談話について、「国民の目線には全く合わず、国民の裏切られた思いと怒りをさらに増幅させる発言ではないか」と指摘。
「現在の韓国における最大のリスクは、大統領という存在自体である」とし、「これを解決する方法は、大統領の即時辞任、あるいは弾劾による早期退陣以外には道がない」と強調。
「国民と共に大韓民国のリスクであり、内乱事態の主犯である大統領職を解除することを積極的に、迅速に、そして強力に推進する」と述べています。
尹大統領が非常戒厳令という禁じ手に出たのは、共に民主党の妨害で、正常な国会運営が行えなくなったからとされています。
ところが、共に民主党が、より強硬姿勢を取り始めたのは、11月15日に、李在明氏が一審で公職選挙法による有罪判決を受けたからです。
最終審の大法院で判決が確定すれば、李在明氏は国会議員を失職し、2027年に行なわれる予定の次期大統領選に立候補できなくなります。
焦った李在明陣営が取った強硬策に、まんまと嵌められた尹大統領。
弾劾訴追案が可決すれば、180日以内に憲法裁判所で審理され、裁判員9人中6人以上の賛成で弾劾が決定、大統領失職後、60日以内に大統領選挙が行なわれる手はず。
そこまでいけば、李在明大統領が爆誕する可能性は非常に高いというわけです。
ネタが一気に増えるはずなので、私としてはウェルカムですけどね。
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
世界初の前科5犯国家になりそうだ。民主党に政権を渡せば三権分立が崩壊する。
2024年にこんな内乱犯を擁護すれば、一生烙印を押される。国民の力ではなく「内乱の力」になるぞ･･･、目を覚ませ。
弾劾が当然のように思えるが、大多数が犯罪容疑で裁判を受けている李在明が大統領になるのを防がなければならないという考えで弾劾に反対しているようだ･･･。
本当に国のために弾劾を望むなら、李在明は裁判の最終判決が出るまで次の大統領選挙への不出馬を宣言せよ！
李在明、文在寅、チョグクはもっと嫌いだ。
6人をあの世に送り、テジャンドン、ペクヒョンドンで1兆ウォン以上を不正に稼ぎ、その金を民主党にばら撒いた李在明が大統領になることがあってはならない。
弾劾が失敗すれば、国民の力は解散だろう･･･、保守というのが内乱共犯であることを証明するだけだ。
気持ち悪い。文在寅の5年に続いて李在明の5年も経験しようというのか？韓国の最大リスクはお前だ、李在明！
李在明も問題だが、非常戒厳は民主主義に対する挑戦だ。国民がこれを許せば、次はもっと危険な手段が使われる。私たちは民主主義を守るために立ち上がらなければならない。
どちらを選んでも地獄だ。これが韓国政治の現実だ。弾劾されてもされなくても問題。国民が犠牲になるだけだ。誰か新しいリーダーが現れるべきだが、今の状況では期待できない。
尹大統領を弾劾して何が変わるのか？次に待っているのは李在明の大統領選挙だが、これも問題だ。韓国の政治は完全に機能を失っている。この状況を打破するリーダーが必要だ。
弾劾されれば、国民の力は消滅し、親北左派の民主党が政権を握り、ネベズエラ（韓国風ベネズエラ）地獄を作る。弾劾されれば、企業と国民は大韓民国を脱出することになる。
弾劾否決？これが国か？無条件に弾劾しか有り得ない。どれほど大韓民国が危険にさらされ、被害が大きいと思っているのか？国政内乱が何か分からないのか？
弾劾が否決されると、韓国は世界中から嘲笑をうけ、完全に後進国として扱われる。
大統領が戒厳宣言を子供の遊びのように試みるのか？市民も何か別の意図があると思わないのか？大統領がそんなに愚かだと思うのか？数日待てば真実が明らかになるだろう。
戒厳令は民主党の横暴で国家機能が麻痺したからだ。今になって経済と証券市場の急落を戒厳のせいにするのか？一夜にして急落したのか？お前たちの扇動にはもう騙されない。
これをきっかけに李在明やチョグクのような犯罪者も追放すべきだ。尹錫悦の弾劾とは別に、大韓民国の国会浄化運動も展開しなければならない。
とのことです。
尹錫悦大統領が、まんまと民主党の策略に嵌められたという見方の一方で、
韓国国会を封鎖した戒厳軍は囮で、各地の選挙管理委員会に派兵された軍部隊が本命だったとの説も出ています。
前回の第22代総裁選挙における不正疑惑の証拠を押さえるためだという説です。
というのは、尹大統領が戒厳令を発令したのが22時29分ですが、そのわずか2分後には、
中央選挙管理委員会果川（クァチョン）庁舎2階の情報管理局傘下の統合監視センターに戒厳軍10人が到達。
すぐさま、夜間当直者など5人の携帯電話を押収し、庁舎への出入り統制と警戒作戦を実施、果川庁舎を約3時間20分にわたり占拠。
最初に突入した戒厳軍10人のうち6人が、迷いもなく2階にあるサーバールームに進入。
統合名簿システムサーバー、セキュリティ機器が設置されたコンテナC列サーバー、統合ストレージサーバーなどを撮影したとのことです。
また、果川庁舎には第2陣を入れて約110人が進入、他にも京畿水原の選管選挙研修院（約130人）、
ソウル冠岳（クァナク）の世論調査審議委員会（47人）などに進入した戒厳軍は合計297人。
国会封鎖に投入された戒厳軍約280人よりも多かったというわけです。
なお、国会封鎖に投入された軍部隊の混乱は報道のとおり。
戒厳令を主導したとされる金龍顕（キム・ヨンヒョン）前国防部長官も5日、戒厳令は「不正選挙疑惑に関する捜査の必要性を判断するため」と語っています。
尹大統領の一発逆転劇があるのでしょうか？
それとも、済州島から日本に渡る計画だった金龍顕氏と一緒に脱出するのかな？
仲の良い、岸田元総理がかくまってあげれば、良いんじゃないですか？
のぞみのワンポイントニュース
尹錫悦大統領の弾劾訴追案の採決を控えた6日、韓国の各地で大統領退陣を求めるろうそく集会やデモ行進が行われました。
6日19時、釜山の中心地では、市民団体らで構成する「尹錫悦退陣釜山行動」がデモ集会を3日連続で開催、参加者は約3000人（主催者発表）、「政権退陣」と声をあげました。
同時刻に大田でも、30の市民団体が「尹錫悦弾劾大田市民大会」を開催。
約2000人（主催者発表）が集まり、「内乱の共犯・国民の力の解体」「内乱の首謀者・尹錫悦弾劾」と書かれたプラカードを掲げて声高に叫びました。
1980年の光州事件で戒厳軍が投入された歴史をもつ光州では、約1200人が参加した「尹錫悦政権退陣光州非常行動」による第3次市民総決起大会が開催され、
「（光州事件の）戒厳軍の蛮行のように、国民を踏みにじり愚弄し、歴史を逆行させるものだ」と訴えました。
もちろん、全国民主労働組合総連盟（民主労総）も黙ってはいません。
金属労組傘下の、現代起亜自動車、韓国GM、現代モービスなどの労組員約4万人がストライキに参加。
全国鉄道労組も、約3割（4800人）がストライキに参加したことで、約3割が運休するという事態となりました。
大学の教授や教職員らからも批判の声が殺到。
「非常戒厳を宣言した尹大統領の暴挙を非難する」「国民を深刻な不安と混乱に陥れ、国家の品格を著しく失墜させた重大な犯罪事件だ」
「非常戒厳は韓国の民主主義と憲法的価値を毀損し、過去の軍事独裁時代の亡霊を思い起こさせる弾圧だった」「歴史の車輪を後退させることは許されない」
「尹錫悦大統領は世界が羨む民主主義を一夜にして奈落に突き落とした」「反憲法的な非常戒厳宣言の責任を取り、一刻も早く辞任せよ」
「尹錫悦政権が進める各種改革は破綻し、国全体を混乱に陥れた」「百年の計である教育を経済論理で裁断し、教育現場をますます荒廃させている」
「呪術と政治ブローカーによる国政の壟断が国を掻き乱し、国民の生活は困窮に追い込まれている」
などの声明を発表しています。
とはいっても、前回に比べて盛り上がりに欠けていると感じますが、ろうそくが売り切れてたのかな？
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ではまた 次の動画でお会いしましょう
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