ソウルの街に電力危機が!?龍仁半導体クラスターもお先真っ暗!国家計画が風前の灯火

2024年8月

2024/08/24

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ソウル電力危機

韓国電力が、首都圏への電力融通のために進めていた重要案件が、自治体の不許可で暗礁に乗り上げ、韓国の国家プロジェクトとして進められている龍仁半導体メガクラスターへの電力供給にも赤信号が灯っているようです。

韓国電力公社は8月23日、ソウル韓電アートセンターで記者会見を開き、「(京畿道)河南(ハナム)市が21日に東ソウル変電所の屋内化・増設事業を許可しなかったことにより、

首都圏の電力供給に大きな支障が生じる可能性があることに懸念を表明する」と発言。

「異議の提起と行政訴訟など可能なすべての手続きを検討する」と述べました。

東ソウル変電所は、東海岸地域で生産された電力を首都圏に送るための東海岸から首都圏超高圧直流送電線(HVDC)の終着点となります。

韓国政府と韓国電力は、首都圏の電力需要の増加に対応するため、2023年から4兆ウォン以上をかけて、総延長280kmの送電線建設を推進してきました。

変電所の増設ができなければ、東海岸からの電力供給が増えたとしても、電力を上手く活用できず、送電線の建設自体が無駄になるという事態になってしまいます。

韓国政府と韓国電力は、2023年から2026年まで、総事業費6996億ウォンをかけて事業を完了させる予定。

河南市以外の地域との協議はほとんど終えていて、昨年11月には出発点である慶尚北道蔚珍(ウルジン)1号送電鉄塔が完成、現在も工事が進んでいます。

河南市は韓国電力と、変電所の屋内化および増設事業について協議し、昨年10月24日に業務協約(MOU)を締結していました。

ところが、地域住民の反対が激化したため、今月21日に突然、韓電とのMOUを解除すると発表したわけです。

東ソウル変電所の近隣には、約4万人規模の住宅団地があるほか、多くの教育施設がある様子。

近隣住民らは、「変電所を屋内化すると説明し、設備容量を3.5倍に増やす増設案を無理やり押し込んだ」と反発、「設備容量が増えれば、それに伴って電磁波がより多く発生し、住民の健康が懸念される」と主張。

その他、「街の美観が損なわれる」などと、増設の撤回や移転を求めて、説明会を妨害するなどのデモ活動を行なってきました。

河南市は、こういった活動を重視し、住民の意見が醸成されていないと判断したようです。

韓国電力は記者会見で、「変電所から最も近いアパートの正門での電磁波測定値は0.02マイクロテスラ(μT)で、一般のコンビニエンスストアの冷蔵庫から発生する電磁波(0.12μT)より低い」と反論。

「義務ではないが、地域住民の理解を得るために多くの事業説明会を通じて、事業の必要性を伝えてきた」と主張。

さらに、「この事業は、最近の猛暑で最大電力需要が過去最高を更新し、人工知能やデータセンター、先端産業の拡大などにより電力需要が急増している状況で、政府と韓電が特別に管理している国家プロジェクトである」とし、「事業が遅れると毎年3000億ウォンの電力購入費が増加し、首都圏の電気料金が上昇する可能性がある」と説明しています。

「聞く力」を大事にした結果のようですね。

経世済民の趣

この関連記事をみた韓国人の反応は

簡単な解決方法は河南市への電力供給を停止することだ。

不許可地域にはそれだけ電気料金を高く課せばいい。自分たちが拒否すれば自分たちも失うものがなければならない。

半導体などの製造業で今の富を享受しているのに、悲惨な事態だ!台湾のように、半導体などの国家事業については、全国民と政府、政治家が一丸となるべきではないか?

発電所を汝矣島に建てろ。水が豊富でいいぞ、住宅価格も抑えられるだろう。ついでにゴミ処理場も江南に建てろ。このすべての問題はソウルに何も建てないことから発生したんだ。

韓電は20年経っても変わらずフェイクニュースを広め、住民を分断し、賄賂をばらまき、事実を歪曲している。これが河南のせいか?これで政府が電気料金を上げるのか?

半導体クラスターの造成地域に建てればいいじゃないか。

変電所のような国家の重要施設は、地方自治体で管理するのではなく、中央政府で管理するべきだ。

住民は変電所に反対しているのではなく、3.5倍も増設することに反対しているのだ。他で新設が拒否されたから、東ソウルの増設に回したのだ。しかも屋内化だけだと宣伝して。

河南には地下鉄の延長もやめろ。どうせ電気がなければ地下鉄も動かない。

国家の基幹施設のような重要な事業の許可を地方自治体から取り上げ、中央政府が行使するように法を改正しろ!これで国が正常に動くのか?

釜山では電気が余っているし、工業用水も洛東江の水や機張(キジャン)の海水淡水化水を使えばこういう葛藤もなくなり、税金の無駄遣いも減らせる。ソウル一極主義の弊害だ。

左派団体が河南市民を扇動すればよく食いつくだろう。電磁波で河南市民が揚げ物になると言って。(笑)

あの電気を食べる怪物、半導体工場は電力生産が多い全羅道や慶尚道に送れ。アパートを建てる土地も不足しているのに、なぜ首都圏にだけ半導体工場を建てるんだ。

ソウルに電気が必要なら、変電所も発電所もソウルに設置すればいいじゃないか?どこの自治体が許可するのか?

半導体クラスターを地方に建てろ。近くに変電所を誘致したい市も多いだろう。すべて首都圏に建てようとするから国が滅びるんだ。

自分の住んでいる場所に来るなら座り込みをするだろうに・・・、自分だけよければいいと考えて簡単に言うのはやめてくれ。

最初のアプローチが間違っていたんだ・・・、大規模住宅団地の隣に増設だなんて…簡単に解決しようとして混乱させた韓電がすべての責任を負うべきだ。

これは文在寅のせいだ。馬鹿みたいに脱原発を試みて電気料金を上げたんだ。国民の可処分所得が増えることを望まない共に民主党。

電力を増設して龍仁半導体クラスターに送ろうというわけだ。既にあるゴミにさらにゴミを捨てるようなものだ。黙っていられるか?半導体のある龍仁に設置すればいい。

他の地域の電力を利用して恩恵を受けながら、自分たちの地域を通るものは反対する。こんな人たちは韓国から消えるべきだ。

良い仕事とインフラはソウルに集中しているのに、ゴミ処理場や焼却場、火葬場、発電所などはなぜ地方にあるんだ?

とのことです。

韓国の場合、2023年時点で、首都圏は総電力の40.2%を消費していますが、生産は27.4%。

逆に湖南地域と江原地域の消費量は、それぞれ7.8%と5.8%ですが、生産量は13.7%と12.7%になっています。

そのため韓国政府は、2036年までに56兆5000億ウォンをかけて、東海岸と西海岸の原子力発電所、火力発電所、再生可能エネルギーで生産された電力を首都圏に送るため、送電設備の増強を進めています。

2024年現在、東海岸地域の総発電能力は17.9GWですが、送電能力は10.5GWにとどまり、最大7.4GW分の電力を送ることができていません。

このため江原地域の石炭火力発電所5ヶ所の稼働を絞っている状況で、この東ソウル変電所は、東海岸(主に蔚珍原発)で生産された電力を首都圏に送るための重要な事業と位置づけられています。

また、河南市が許可をしなかったことで、追従してくる自治体が増える可能性も指摘されています。

現に、西海岸側の送電網拡充工事も自治体と住民の反対によって、最長で12年近く工事が遅れている状況。

韓国電力が訴訟を提起したとしても、最終判決が出るまでは数年かかると思われ、2014年当時、当津(ダンジン)市が不許可とした北当津(ブクダンジン)変換所の建設に関する訴訟で、最高裁で韓国電力が勝訴するまで3年もの月日がかかっています。

そうなると、韓国政府が、2047年までに総額622兆ウォンを投じて造成する龍仁半導体メガクラスターの電力供給が追いつかないのは目に見えています。

龍仁半導体メガクラスターで必要とされる10GWのうち3GWを、新たに建設する(天然ガス)火力発電所6基でまかない、7GWは他の地域から引き込む予定としていましたが、大きな計画変更を強いられそうな状況です。

龍仁半導体メガクラスターは、電力供給の問題だけでなく、工業用水についても、近隣住民からの反対運動、土地の補償などに振り回され、用水供給の許認可が遅れていると言われています。

また、壮大な計画倒れにならなきゃ良いですけどね。

のぞみのワンポイントニュース

在日韓国人が1947年に設立した「京都朝鮮中学校」が前身の「京都国際高校」が、京都勢としては68年ぶりとなる夏の甲子園優勝校となりました。

第106回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)の決勝を京都国際高校と戦ったのは、東京の関東第一高校で、両校とも甲子園大会での決勝進出は初めてのこと。

新基準の低反発金属バットが初めて使用されたこともあって、守備を得意としている両校は一歩も譲らず9回まで0-0の大接戦。

10回からの延長タイブレーク方式でやっと点が動き、京都国際高校が2-1で優勝を決めました。

記事によると、京都国際高校の野球部ができたのは「京都韓国学園」だった1999年のことで、硬式野球では、外国人学校として初めて日本高校野球連盟に加盟した学校とのこと。

1990年代、財政難により生徒数が激減したため、2003年に日本の学校教育法が定める「学校」として認可され、日本の教育課程も学ぶ私立校となり、2004年から日本人生徒も入学するようになったようです。

今では、在校生159人のうち70%ほどが日本人で、残りは韓国あるいは日本国籍の在日韓国人、韓国人留学生。

男子生徒のうち約9割に当たる61人が野球部に所属しているという熱の入りよう。

創部した当初は、「打ったら3塁に走り出す生徒もいた」という野球部でしたが、銀行員出身の小牧監督のもと、今やプロ野球選手も輩出する名門校の1つになったとも言えそうです。

京都国際高校は、韓国系の国際学校として「豊かな国際性」を教育方針としていて、修学旅行はもちろん韓国、韓国語能力試験の受験が義務づけられるなど、「韓国語、韓国史、韓国文化などを教え、韓国系学校のアイデンティティを維持」していると紹介されています。

そのため、甲子園で歌われた校歌は、「韓国語」。

このことにX(旧ツイッター)などで、「京都国際高校を高校野球連盟から除名すべきだ」「やはり韓国語の校歌は気持ち悪い」「京都の恥だ」「なぜ他国の学校が出ているのか」などといった批判の声が寄せられたようです。

高校球児の夢の舞台で、正々堂々とスポーツで競い合った選手たちに、投げつけて良い言葉ではありませんね。

しっかりと讃えてあげましょう。おめでとう、京都国際高校!

まあ、そろそろ校歌を変えるのも国際性の1つかもしれませんけどね。

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