手元に残るのは○○だ!贅沢品の韓牛価格が大暴落!韓牛農家が虫の息

2024年7月

2024/07/06

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韓牛だけの一人負け

韓国の高級食材の一つとされる「韓牛」の卸価格が3年前から36%も暴落し、韓牛農家が軒並み経営危機に陥っているようです。

もちろん、近年の飼料価格の高騰などで生産コストが上がっていることも影響していますが、すでに「供給過剰」が懸念されていた2020年、文在寅政権が配った災害支援金が「韓牛消費」を後押し。

後先を考えず、我先にと「韓牛ブーム」に乗っかろうとした韓牛農家が韓牛飼育量を増やしたことで、供給過剰感が一気に進み、価格が暴落したというのが顛末のようです。

韓国の畜産物品質評価院によると、2024年6月最終週基準で韓牛(1+等級)の卸売価格は1kg当たり1万5387ウォン。

韓牛の卸売価格は、2021年に2万4165ウォンでピークに達し、2022年に2万1525ウォン、2023年に1万7275ウォンと値下がりが続き、今年は1万5387ウォンまで下落しました。

1年前と比べると約10.9%の下落、3年前と比べると約36.3%も急落したことになります。

「贅沢品」とされてきた韓牛の飼育頭数が増え始めたのは2015年頃。

2019年には韓牛の飼育頭数が初めて300万頭を超えて307万8000頭を記録、韓国農村経済研究院(KREI)などは「韓牛の飼育規模を減らすべきだ」と警告し、供給過剰を訴えていました。

ところが、コロナ禍により外食が制限され、さらに全国民への緊急災害支援金(4人世帯基準で100万ウォン)が振る舞われたことで、韓牛の消費が増加。

それに伴い、韓牛の卸売価格(去勢牛1kg当たり)は、2021年第1四半期で2万414ウォン、第2四半期に2万1301ウォン、第3四半期に2万1956ウォン、第4四半期に2万988ウォンを記録するなど、歴代最高価格を更新し続けていました。

こうなると、韓国の韓牛農家の無駄なやる気も急上昇、「供給過剰」という声は耳に入りません。

韓牛飼育頭数は2020年322万7000頭、2021年341万5000頭、2022年355万7000頭、昨年350万1000頭にまで増加しました。

韓牛は出荷まで約3年4ヶ月(40ヶ月)かかることから、ちょうどコロナ禍中に生まれた子牛が、現在の出荷量に相当しているという計算です。

韓国では2012年にも韓牛の卸価格が暴落する「韓牛大乱」が起きたことがありますが、10年に一度起きる韓牛大乱を防ごうとした当時の農林畜産食品部は、2020年から韓牛農家の雌牛屠殺1頭当たり約20万ウォンを支給、韓牛生産量の減少を促していました。

海外旅行・外食制限で鬱積していた韓国人の不満が、12兆2000億ウォンをばら撒いた第1次災害支援金を機に爆発。

普段なら買わない贅沢品の韓牛がバカ売れするとともに、当時の文在寅大統領も「災害支援金で牛肉の煮込みを買ったという話を聞いて感動した」と煽りまくったおかげで、農林畜産食品部の努力も水の泡となりました。

韓国人の「牛肉が食べたい」というコメントをたまに見かけますから、大統領が夢を叶えたってことですね。

ちなみに、韓牛の消費者価格のうち卸売価格が占める割合は約50%。

つまり、1万ウォンの韓牛を買ったら、5000ウォンが卸売価格で、残りは流通過程で積み重なった流通コストというわけです。

もちろん部位によって卸売価格との差は大きく、ヒレ肉などになると300gパックで4万ウォンを超える様子。

消費者にとって、韓牛価格が下落しているとは到底思えない状況です。まあ、誰かが儲かったのだから良いんじゃないですか?

経世済民の趣

この関連記事をみた韓国人の反応は

狂牛病を引き起こした民主党。韓牛が高いからって米国産を食べるからこうなるんだ。扇動した奴らに騙されたことに腹が立たないのか?騙されてまた騙され続けるつもりか?

下がるなら下がるままにしておけ。この機会に韓牛を食べよう。みんなで韓牛を買って食べればまた上がる。国民の税金で支援するのはやめてほしい。

供給過剰なら消費者も過剰に消費できるように価格を下げてくれ。生産者と消費者だけがため息をついて、中間で利益を得る奴らを取り締まってくれ。

卸売価格は韓牛1㎏1万台なのにマートでは6~10万。庶民は一年に一度も韓牛を食べられない人が多い。結局、輸入牛肉だ。我が国の流通マージンが高すぎる。

牛肉を含む肉類の価格が世界で最も高い国が韓国だ。我が国の流通システムを一元化し、流通暴利を根絶しなければならない。

ポピュリズム専門の民主党と無知な農家のコラボの結果だ。文在寅が国をめちゃくちゃにした。

韓牛が高すぎて米国産しか食べていないのに、韓牛を育てると損をするというのが理解できない。政府に納品するのか?儲けようと飼育頭数を増やしたヤツが責任を取るべきだ。

お前のしたたわごと、自分で拭いて片付けろ。国の財政も厳しいのに、手を差し出すな。お前らが牛の値段が高い時に国に寄付したのか?税金は稼いだ分だけちゃんと納めたか?

全く何を言っているのかわからない。これは宇宙人の言葉か?肉屋に行ってみろ。庶民が韓牛を買って食べられるか?高すぎて買えないだろ。

カネにならないなら育てなければいい。誰が強制したのか?高くて私は韓牛を食べられません。だから税金で損失補償を受ける考えはやめてくれ。

前任大統領が撒いたたわごとを現大統領が片付けているのに、左派は現政府を非難する。無茶な扇動に犬娘たちが同調し、愚かな民衆は浮かれて騒ぐ。少しは考えて生きよう。

36%も下がったのに直売場で価格が下がらないのはどう説明するのか?価格を上げる時は嬉々として、暴落しても1ウォンも安く売ることがない。

韓国の消費者はいつも高く買って食べている。輸入すると言ってもデモ、流通構造を改善してもデモ。こいつらは何なんだ!

災害支援金が畜産農家の飼育頭数増加の始発点だった!過剰生産すれば価格が下がるのが当然だ!それでどうするのか?政府が牛肉を買うように言うのか?

自分の儲けのために始めて儲からなければデモをする。この国は本当に資本主義国家か?チキン店が閉店するようにやめればいい。これが資本主義だ。牛肉は輸入すれば良い。

市場価格を政府にどうしろと言うのか?ネギの価格が高いと言って政府を攻撃し、牛肉の価格が安いと言って攻撃。李在明が解決してくれるってよ。25万をくれるってさ。(笑)

とのことです。

7月3日、全国韓牛協会の会員1万2000人あまりが、汝矣島国会議事堂前で「韓牛返納」デモを行ないました。

デモで農家らは、「牛を育てても残るのは牛糞だけ」と書かれた赤い帽子をかぶり、4車線を占拠。

壇上で、全国韓牛協会会長が「韓牛農家の生存権を守り、子孫に安定した韓牛産業を残すためにこの場に立った」「協会は切実な訴えが反映されるまで闘争をやめない」と声を張り上げました。

続いて「農家は半減して皆死にかけているのに、予算削減の実績を掲げて喜んでいる政府に品位はあるのか」と主張、「私たちの子供たちに『韓牛を育てて幸せに暮らせる』とは言えない」と強調。

その後、この会長と韓牛協会の幹部12人は、「飼料価格の引き下げ」「最低生産費の保証」との垂れ幕を掲げたまま、頭を丸めました。

韓国も猛暑のようですからね。

韓国農村経済研究院(KREI)によると、昨年基準の肉牛用配合飼料価格は1kg当たり578ウォンで、2020年と比べると約40.4%の上昇。

韓牛協会は「牛一頭を出荷する度に230万ウォン以上の赤字が出る状況が2年以上続いている」と主張しています。

KREIは昨年に続き、今年も韓牛の需給状況を最高レベルの「深刻」(な供給過剰)と警告、さらにフランス産、アイルランド産など、欧州産牛肉の輸入がまもなく再開されることから、さらなる「牛肉余り」が起きると考えられています。

ところで、このデモがどうして「韓牛返納」デモと呼ばれているかというと、韓牛協会の要求の一つに「韓牛雌牛2万頭の買い取り」というのが入っています。

それとともに、今回のデモで「国会に韓牛を引き渡す『韓牛寄贈式』」を行なう予定でした。

ところが、「寄贈予定」の牛を載せたトラック15台すべてが警察に阻止されて、デモ会場へ進入できませんでした。

これに懲りずに韓牛協会は、牛の模型を載せたトラックで再進入を図りましたが、これも警察に阻止されてしまいました。

結果的に「返納」デモにはならず、「ウンのつき」となってしまったようですね。

のぞみのワンポイントニュース

ソウル西部の麻谷(マゴン)地区にある超大型複合施設「ワングローブ」が、竣工1ヶ月前になっても空室率が100%という、お恥ずかしい状況になっているようです。

この施設には、韓国国民年金が国内の不動産投資額としては、過去最大規模となる2兆3000億ウォンを投じていますが、このままでは大きな損失を被ることになりそうです。

ワングローブは、不動産PF事業の失敗で経営が傾いたテヨン(泰栄)建設が施工した超大型プロジェクトで、テヨン建設のワークアウト(企業改善作業)が進むなか、債権団が3700億ウォンを追加投入して進める再生案件です。

ワングローブは延床約46万3098㎡で、サッカー場64個分に相当、地上3階から11階までがオフィスフロアで、地下2階から地上2階までが商業施設「ワングローブモール」となります。

竣工は今年8月ですが、オフィスフロアに入居を希望している企業はゼロ、ワングローブモールにもイーマートトレーダースが1つだけ決まっているという状況です。

麻谷地区は、ソウルの中で大規模開発ができる最後の土地とされ、言ってみれば挑戦的な開発でした。

ところがビジネスの中心地から外れていること、および汝矣島エリアでも大型オフィスビルが次々と建設されたことから、人材流出を懸念する企業が郊外の麻谷地区を選ぶことはほとんどないという状況。

それにも関わらず、今年だけで麻谷地区に99万㎡ものオフィスが供給されるため、確実に値崩れが進み、長期「無償賃貸」などの特典をつけるオフィスビルも出てくるとみられます。

2021年、そんなところに大枚をはたいて超大型開発案件を購入した国民年金公団。

竣工後6ヶ月から1年以内に入居者が決まらない場合、空室が長期化する可能性が高いとみる業界関係者も多い様子。

儲かると見るや猪突猛進する国民性が、ここでもアダとなってしまったようですね。当たってみたら砕けちゃったかな?

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ではまた 次の動画でお会いしましょう

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