飛ぶのは閑古鳥だろ!韓国史上最高の難工事に入札者ゼロ!国を滅ぼす新国際空港

2024年6月

2024/06/16

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飛ぶのはただの閑古鳥

韓国政府は、2029年の開港を目標に加徳島新空港とTK新空港、セマングム国際空港などの地方新空港の造成を推進していますが、工事の入札失敗や財政不足、市民の反対運動などで、窮地に立たされているようです。

特に、滑走路や防波堤を含む「空港敷地建設工事」を、今月5日までに入札を行なった加徳島新空港は、全体事業費13兆4913億ウォンの78%を占める10兆5300億ウォン規模の大事業にも関わらず、1社たりとも入札者が現れませんでした。

政治に翻弄された新空港計画、工事開始前から頓挫しそうな勢いです。

加徳島新空港建設計画は、2006年に盧武鉉元大統領の東南圏新空港構想から始まった事業ですが、2016年の「東南圏新空港事業妥当性研究」で、金海空港の拡張案が最適だとの結論が出たため、いったんは破棄された事業。

ところが2021年の釜山市長補欠選挙の際、与野党候補がともに選挙公約として掲げたおかげで再浮上、予備妥当性調査を無視(免除)できる特別法が発議され、同年2月に国会を通過。

それを受けた国土交通部は金海空港拡張案を破棄し、昨年12月に加徳島新空港建設基本計画を告示しました。

実は2022年の事前妥当性検討調査の際、加徳島新空港建設の費用対比利益率は0.41~0.58を記録。

1以上ないと経済的妥当性が認められないという話ですが、はっきり言ってかすりもしない数字だったわけです。

また加徳島新空港は当初、2035年6月の開港を目指していましたが、「2030釜山エキスポ」誘致のため「2029年12月開港」と5年以上前倒しされていました。

そのため、基本設計と実施設計を10ヶ月以内で終わらせ、工事を5年以内に完了させる必要があります。

当初計画は、空港の全敷地を埋め立て地に設定していましたが、工期を短縮するために、埋め立て面積を減らしたことで、陸上の固い地盤と海上の軟弱地盤にまたがる計画となりました。

地盤が不均等に沈下する現象「不同沈下」が発生する可能性も高くなり、より工事の難易度が上がるという状況。

地盤の歪みや地震もない状況で、勝手に崩落するような建築物しか造れない韓国の建設会社がおいそれと入札できる訳はありません。

さらに今回の入札条件において、上位10大建設会社のうち、2社までしかコンソーシアムを組むことが許されていないため、事業規模が大きすぎてリスク負担に耐えられないという点も、入札を躊躇う理由となっています。

ある10大建設会社の関係者が、「内部で検討したが、『これは手を出してはいけない事業』という結論が出た」「少なくとも3社のコンソーシアムを認めてほしい」と語るなど、同条件で24日まで延長された入札期限に、応じる事業者はないものとみられます。

「韓国がこれまで行なってきた工事の中で最も難しい工事になるかもしれない」と専門家が指摘する加徳島新空港の建設工事。

たとえ10社を寄せ集めても、変わらないと思いますけどね。

経世済民の趣

この関連記事をみた韓国人の反応は

金海空港を改修すれば済むのに、なぜ数十兆もの血税を無駄にするのか?釜山の住人だが、これは話にならない空港だ。

フランスの航空専門機関は加徳島に落第点をつけたが、なぜこだわるのか?加徳島は地盤強化工事が必要で、自然環境破壊と漁場破壊、霧が頻繁に発生するなど、本当に無理がある。

文在寅、ここで言いたいことはないのか?東南圏新空港を潰した張本人。国力をどれだけ浪費したのか?責任を問うべきではないか?

朴槿恵大統領時代に金海空港拡張で決定したときは素晴らしいと思った。それを押し通して覆した結果がこれだ。

実現可能性と経済性を無視したまま、与野党の政治家が地域住民の票を競い合って無理やり押し通した大失敗作。無責任な政治家を支持する無知蒙昧な国民たち、覚醒すべきだ。

あんな外れた地域の小さな島に国際空港を作るという発想自体が間違っている。これは文在寅と民主党のコラボだ。加徳島の土地所有者に政治家が関わっているのではないか?

既存の決定通りに金海空港を拡張して使え。鉄道もすべて繋がっている既存空港があるのに、何をしようとしているのか。外海を埋め立てて空港や鉄道を新たに敷設するなんて。

文在寅に責任を問わなければなりません。彼の尻拭いはもうやめてください。

釜山の親中カルテルが深刻だ。加徳島空港の近くの土地の所有者は、皆オ・ゴドンのような者たちだ。徹底的に調査しなければならない。

明らかに間違った事業、選挙の票を得るための妥協だ。200万坪の海を埋める土もない。その上、経済性もなく波が高く難工事になる。赤字になるのは火を見るより明らかだ。

国民の税金を数十兆も投入して、収益性もなく毎年数千億の維持費がかかるというこの愚かで馬鹿げたことをしようとする理由は何なのか?一刻も早くやめてくれ!

これは国家的大災害だ。推進しようという者たちは異常な判断力を持っている。国を導く政治家としての資格は絶対にない。与野党がこんな事を進めている国が、今後どうなるのか?

業界関係の専門家がこれはやってはいけない工事だと言っているのに・・・。机上の空論の専門家たちは可能だと言う。ならば君たちが直接やれ。

日本が世界最高の空港を作ろうと海を埋め立てて作った空港が、継続的な沈下で補修工事をしているが、最初の建設費の2倍に達する補修工事費。今も沈下が続いている。

朴槿恵元大統領が一部の反対を押し切って金海拡張を決定したのが神の一手だったのに、政治的な利害得失で加徳島新空港を決定した文在寅。本当に大変な事をしてくれた。

政治的な理由で建設された空港、絶対に反対だ。国を滅ぼす。

数十兆の血税が投入される加徳島新空港を中止し、その税金で若者の雇用を数百万個創出し、賃貸アパートを数十万戸建設しろ。予備妥当性も通さずに何をしようとしているのか?

とのことです。

現在、韓国で運営されている空港は15ヶ所、そのうち仁川・金浦・金海・済州空港を除く11ヶ所は慢性的な赤字状態に陥っています。

なかでも、全羅南道の務安(ムアン)空港の滑走路利用率は平均0.1%とされ、この10年間の純損失は1300億ウォンを優に超えるとされています。

一方で、韓国で進められている新空港計画は、加徳島新空港とTK新空港、セマングム国際空港のほか、鬱陵(ウルルン)空港、瑞山(ソサン)空港、黒山(フクサン)空港、白翎(ペクリョン)空港の8ヶ所。

他にも、「京畿道に国際空港を作るべき」などの主張が出てきています。

国民の97%がすでに空港半径100㎞圏内に居住し、「(滑走路で)また唐辛子でも干すのか」と揶揄される飽和状況のなか、1本しか滑走路がない加徳島新空港計画に2本目の滑走路を追加すべきだとの議論が出てきているようです。

釜山市は、加徳島新空港を「韓国の第2の玄関口であり、アジアの複合物流ハブ空港となるよう努める」とし、「加徳島新空港第2段階拡張総合計画構想および実行案のマスタープラン」作りを進めています。

これは、現在計画されている3500mの滑走路の向かい側に3200mの滑走路を追加で建設し、空港敷地面積を667万㎡から1102万㎡に拡大するというもの。

さらに積極推進派は、「最低でも3800mの滑走路が必要」と主張しているようです。

韓国第2の都市とされる釜山市の合計特殊出生率は0.68(今年第1四半期)、高齢者率も高く、人口減少も急速に進む地域での国際空港。

大量の唐辛子が干せそうですね。

のぞみのワンポイントニュース

韓国で、タクシー運転手を殴るなどの暴力行為を犯した70代の男性に対し、被害者が「父親のような年齢の加害者を寛大に処置してほしい」と申し出たことで、刑が軽減されたようです。

ソウル高等裁判所は、運転者暴行と公務執行妨害の罪で起訴されたA(77)に対し、懲役1年6ヶ月の判決を破棄し、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年を宣告したと15日に明らかにしました。

Aは昨年8月、泥酔して乗っていたタクシーの運転手Bさん(43)の顔を理由もなく殴り、Bさんがタクシーを停止させた後も、運転席の窓から顔や頭を殴ったという容疑で起訴されました。

現行犯逮捕されたAは、連行された警察署の事務室内で、ズボンを下ろして床に排尿、そのまま○○を露出させた状況で、ズボンを履くよう要求した警察官に、尿だらけのズボンを振り回して暴行した容疑もかけられていました。

Aは約4ヶ月前にも飲酒運転で捕まり、懲役6ヶ月執行猶予1年の判決を受けていたため、今回1審では実刑判決を受けていました。

「刑が重すぎる」と控訴したA側の主張と、被害者が「加害者に対する処罰を望まず、父親のような年齢の加害者の寛大な処置を望む」という内容の合意書を作成し、再度Aの寛大な処置を求める嘆願書を提出したことを勘案。

「1審の刑はやや重い」とされ、減刑に繋がったというわけです。

また数ヶ月後には、同じような粗相をしでかしちゃいそうですけどね。

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