2023/03/14
こんにちは
のぞみの経世済民便りへようこそ
いつも私の動画をごらんいただき ありがとうございます
ぜひ最後までご覧ください
SVBの飛び火
米西海岸シリコンバレーのスタートアップ企業向け融資で知られるシリコンバレーバンク(SVB)が10日、経営破綻し、米連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に入りました。
2022年12月末時点の総資産は約2090億ドル(約28兆円)、総預金が1754億ドルのSVBは、資産規模で全米16位の銀行。
米銀の破綻では2008年のリーマン危機で破綻したワシントン・ミューチュアルに次いで、2番目に大きな銀行の破綻となりました。
SBVが破綻の引き金を引くきっかけとなったのは、SVBの持ち株会社のSVBフィナンシャルグループが8日に、住宅ローン担保証券(MBS)など210億ドル相当の有価証券を売却し、18億ドルの損失を出す一方で、22億5000万ドルの増資計画を発表したことです。
これは、格付け会社のムーディーズが同社の格付けを数段階引下げる方針を示したことから、格付け悪化を懸念した同社が、同社の健全性をアピールするために行なった発表でした。
ところがこの発表が完全に裏目となり、SVBの経営危機説がSNSで拡散。
翌9日に「取付け騒ぎ」が発生、預金全体の24%にあたる420億ドルが一気に引き出されたことから現金不足に陥るとともに、10日にはムーディーズが13段階の格下げを発表。
SVBの株価は3月9日の取引開始から10日までに86%も暴落し、異例にも同日の営業終了を待つことも無く、FDICの管理下に入りました。
SVBの預金者はシリコンバレーの新興企業やその起業家らの大口顧客が多かったことから、預金保護(25万ドル)の対象外預金が9割にのぼっていました。
もし預金が保護されないと、一気にベンチャー企業らの資金不足などに繋がることから、米金融当局は、SVBと12日に事業停止したシグネチャー銀行の預金を全額保護することにしたわけです。
12日に経営破綻したシグネチャー銀行は、仮想通貨(暗号資産)関連企業との取引で知られ、資産規模は2022年末時点で約1103億6000万ドル、預金は約885億9000万ドル、資産規模で全米29位の銀行。
SVBに次ぎ、歴代で3番目に大きな米銀の破綻が、わずか2日後に起きたことになります。
実は3月8日には、仮想通貨分野の最大手銀行と言われていたシルバーゲート銀行が経営に行き詰まり自主清算を発表、シグネチャー銀行からの預金流出も加速していたとみられます。
米国のイエレン財務長官は10日、この事態が2008年のリーマンショックのような金融危機に繋がる可能性は低いと語るなど、危機説の否定を強調する一方で、米FRBの利上げが続けば、他の中堅銀行の経営破綻に繋がりかねないと、金融関係者は懸念しています。
もちろん、自らリーマンショックの引き金をひき、国家的な金融危機に陥った韓国も警戒を強めていて、国内企業のSVB預金、損失推定額などの把握に努めています。
12日までに明らかになったところによると、韓国の国民年金は、SVBフィナンシャルグループに3800億ウォンほどを投資していることが分かりました。
国民年金が直接保有しているSVBの株式は10万795株(評価額2319万6961ドル、約307億ウォン)。
直接保有株と委託運用を合わせたSVBの株式評価額は3624億ウォン、加えて債券を240億ウォン保有、合計で約3800億ウォン(約2.9億ドル)を投資しています。
また韓国投資公社(KIC)が直接保有しているSVBの株式は2万87株(評価額462万2000ドル、約60億ウォン)と、国民年金の1/5ほど。
昨年第4四半期の期間だけで、KICはSVB保有株の82.3%(9万3474株)を売却した一方で、国民年金は2万株ほど持分を増やしています。
この期間で、SVB株価は335.78ドルから230.14ドルに31.5%下落していたことから、KICは損切りし、国民年金は押し目買いをしていたようですが、投資判断としてはKICの方に軍配が上がりました。
ただ、国民年金はシグネチャー銀行株を昨年売却して保有していませんでしたが、KICは9万1843株(評価額1053万ドル、約137億9000億ウォン)を保有していたことから、両者とも痛み分けという状況となりそうです。
あれ?「痛み分け」じゃなく、どちらも痛い目を見たってことですね。
経世済民の趣
この関連記事をみた韓国人の反応は
誰が金利を短時間でこんなに殺人的に上げると思ったのか。当然、副作用が起こるに決まっている。パウエルの失敗だ。
パウエルの無能で金融市場が崩壊する。
米国でも韓国でも、民主党は本当に経済音痴だ。なぜ預金保護法を作っているのか?超法規的に保護する。むしろパウエルを更迭すべきではないか?
国内銀行はSVBと違う?IMFの時も、メディアはこんな感じだった。
国内銀行のほうがさらに悪いのではないか?与信が悪い悪性不良不動産への貸出しがはるかに多いハズなのに。
1997IMF直前:国家不渡りはない、安心しなさい。2008リーマン破産直前:大丈夫、産業銀行、何が問題なのか?2019 WHO:パンデミックではない。2023 SVB:どうなるんだ?
もはや信用できません。国民に正確に状況を説明してください。
わずか2日で破産させたのが良いことなのだろう。金融危機がくるときまで隠して企業まで破産すれば、IMFが来るのです。
世界経済の流れが分からないヤツが経済副首相をしているので、IMFがきても問題ないとだけ答えるだろう。世界経済を国内新聞だけで見ているのか。
国民強制年金を廃止し、金利を返してくれ。年金がなくなる前に加入を自律化して、議論から抜け出そう!
国民年金改革などせずに廃止しろ!何をしているのか!枯渇する日があまり残っていないのにさらに早くなるようだ。運用を間違って料率を上げるとは?頭にきて死にそうだ。
国民年金はなぜ外国銀行に投資しているのか?いったい何なんだ!一度も投資を上手くやったというニュースを聞いたことがない。他人のお金だと安易に考えているのか!
組織を解体し、加担していた全従業員、担当者、チーム長、部長、本部長、取締役、代表の財産を没収して国庫に帰属しろ。これでこそ他人のお金を正しく管理するのではないか?
株で飛ばしたのか、分けて食べたのかを調べなければならない。
他人のお金で投資して吹き飛ばすヤツは刑務所に送らなければならない。
国民が血と汗を流して稼いだ老後資金を、国民年金がどんな権利で株式投資をするのか?
韓国の建国以来、最も無能な組織。給料を受ける資格もない!
一般人が投資しているわけではないのに、この事態になるまでバカな担当者は何をしているのか?自分のお金ではないからいい加減にしているのではないか。懲戒処罰すべきだ。
国民年金の投資担当者は天文学的投資損失を出しても責任を負わない。自分の資金ではなく、国民たちのお金で投資をして損失をしても気持ちが楽だ。彼らは果たして投資の専門家なのだろうか?
韓国投資公社は金融の専門家たちが布陣していて、国民年金は検察出身が布陣している。アイゴー!
なぜ私のお金で株式投資をしているのか?私の許可もなしに!?
国民年金307億・・・、韓国投資公社60億+137億ウォン・・・、合計500億だけなのか?押収捜査に入らなければならない。
とのことです。
国民年金は昨年、歴代最低の-8.22%という収益率を出してしまい、58兆ウォンを蒸発させたとの批判を浴びていたことから、韓国人のコメントも辛辣だったようですね。
ただ国民年金は、今後米国で第2・第3の銀行破綻が起きた際に、追加の損失を受けるのではないかと言われています。
シグネチャー銀行は売り抜けていましたが、次の破綻候補として挙げられるファースト・リパブリック銀行の直接保有株は、昨年末基準で3077万ドル(約404億ウォン)、委託運用資金は含まれていません。
13日の米株式市場では、ファースト・リパブリック銀行の株価は、寄り付きで過去最大となる67%安となり、売買が停止されました。
同社もSVBと同じく、700億ドルの流動性を確保したことを前日夜に発表していましたが、これも信用不安を煽ってしまった格好となりました。
他にもファースト・リパブリック・バンク、ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーション、パックウェスト バンコープ、キーコープ、コメリカ・バンク、ザイオンズ・バンコーポレーションなども、株価がそろって下落、SVBの破綻劇は米銀業界全体に飛び火しかねない状況です。
なお、韓国の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官は14日、「現時点でSVB事態の余波を予測しにくい」とし、「今後の市場状況を鋭意注視しなければならないが、現在までは国内金融市場の影響は限定的」と主張。
「(韓国)国内の金融機関は資産・負債構造がSVBとは異なり、流動性が良好で一時的な衝撃に耐えるのに十分な基礎体力を持っていると評価される」と強調しました。
加えて「国内銀行など主な金融機関と4大公的年金、韓国投資公社(KIC)、郵政事業本部などの投資機関によるSVBに対するエクスポージャー(危険露出)規模も相対的に大きくない」とし、「現段階で直接的な影響は限定的だ」と予測。
ただ、「世界経済がインフレをまだ統制できていない状況で金融システム不安が重なり、市場のボラティリティ(変動性)が拡大する可能性は排除できない」と述べました。
物価高騰が続く中で、資金市場の凍結、輸出減少などによる景気悪化が進んでいる韓国。
「韓国のスタートアップ企業、ベンチャーキャピタルの多くがSVBと取引してきた」と語る市場関係者もいるなか、予期せぬところから火の手が上がる可能性があるようです。
飛び火は、燃えやすいところから広がってしまいますからね。
すでに煙がくすぶっていることは内緒ですよ。
そうしているうちに、14日のKOSPIは、6ヶ月ぶりの1日最大下落となったようです・・・。
のぞみのワンポイントニュース
複数の韓国紙は13日、台湾メディアの記事を引用し、「日本の代表的風邪薬である『パブロンゴールドA』に微量の麻薬成分が配合されている」「副作用の危険がある」と報じました。
記事は、「韓国人が日本旅行に行った際、必ず買ってくる薬の一つに『パブロンゴールドA』がある」とし、「日本の観光地のドラッグストアやドンキホーテなどでは、韓国のショッピング客で混み合っているのをよく見かける」と説明。
「コイン状、足の疲れに効くパッチ(サロンパスのようなもの?)」「胃腸に良いというキャベツ汁(青汁かキャベジン?)」などを良く購入するとのこと。
特に「国民の風邪薬」(韓国紙)と呼ばれる「パブロンゴールドA」をよく購入するとしながらも、「微細だが麻薬成分であるジヒドロコデイン成分が入っている」ため、「韓国国内では医師処方がないと購入できない専門医薬品」だと指摘。
ジヒドロコデインは鎮咳作用があるが、小児患者の呼吸に支障が出る場合があるとし、「日本では一般医薬品として簡単に購入できるが、韓国国内では医師の処方なしに買ったり、プレゼントしたりすること自体がすべて違法だ」と強調しました。
なおパブロンゴールドAは、オンライン購入や日本旅行時に購入したと考えられるものが、韓国内で相当数流通しているとのこと。
記事は「あたかも効果の良い風邪薬のように誤認して、あまり深く考えずに購入する人が多いが注意が必要」とし、「必要な場合は必ず国内医師に処方を受け、国内で正式に製造または輸入された医薬品を使用することを勧告する」との食品医薬品安全処関係者のコメントを紹介しています。
この記事を見た韓国人からは、「韓国の製薬会社が記事を書くように言ったのか?」「いい情報だ、日本に行って買いましょう」「日本は我が国より几帳面で厳格だ」「正直に言って韓国産よりも信頼性がある」「日本はノーベル医学賞を多数受賞している」「韓国の医薬業界のやっかみか?」「次は薬で反日扇動か、巧妙になったものだ」「本当に日本の薬は良く効く」「日本の製薬会社が名誉毀損で訴えたら面白い」とのコメントが寄せられています。
日本のお土産で角瓶が人気という話もありますが、お酒と一緒に飲んではダメですからね。
いかがでしたか?
気に入っていただけたら、ぜひチャンネル登録をお願いします
また良かったなと思ったら、高評価にポチっとするのを忘れないでくださいね。
ではまた 次の動画でお会いしましょう
コメント