日本を助けよう!?GSOMIAは日本に必要だ!!李洛淵首相によせられる期待!?

2019年10月

2019/10/15

今日は「いきなり方針転換!?李洛淵(イ・ナギョン)首相に寄せられる期待!」についてお伝えしたいと思います。

日本を助けた!

韓国政府当局者は14日中央日報に対し、北朝鮮がSLBMと疑われる「北極星3型」を発射した2日、日本が弾道ミサイル情報を正確に把握できなかったため、韓国が日本に知らせるため、日韓軍事情報包括保護協定GSOMIAを通じた情報交換を要請したと明かにしました。この当局者は「2日午前当時、日本が『北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射した』と誤って発表した後、政府内部で『友好国として助けるべき』という意見が出て、日本側に情報交換を要請した」と述べ、「韓国が日本からの追加情報を望んだのではなく、独自で分析した軌跡などの情報を日本に提供した」と説明しました。

日本の一報は2日7時50分頃で、同日11時35分ごろ「1発の弾道ミサイルが2つに分離して落下した可能性もある」と修正していました。安倍首相は「日韓の連携不足が初期分析の失敗につながった」という指摘に対し「(GSOMIA)終了で日本の防衛に直接的な支障が発生するわけではない」と強調。当時のことを日本の防衛相幹部も「お願いされれば断る理由はない」と語っています。

哀悼の意が寄せられる

韓国の大統領府が明らかにしたところ、文在寅大統領は14日、台風19号によって日本で多数の犠牲者や被害が出たことについて、「深い哀悼と慰労の意」を示すメッセージを安倍首相に外交ルートを通じて伝えたということです。文大統領は「日本政府と国民が心を合わせて被害状況を早期に収拾し、被害に遭った多くの日本国民が一日も早く平穏な日常を取り戻せることを心より願う」と述べました。

また、台湾の蔡英文総統も13日、お見舞いのメッセージを日本語でツイッター上に投稿し「被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます」と表明、「日本は我々にとってもっとも大事な友人です。いつでも支援に駆けつけます」とも書き加えました。

中国外務省も14日、日本に対する哀悼の意を表明しています。さらに韓国は李洛淵(イ・ナギョン)首相も、15日にお見舞いのメッセージを表明、朝鮮日報では「文大統領と李首相が相次いで日本にお見舞いのメッセージを伝えたのは22~24日の李首相の訪日を控え、関係改善のシグナルを発したもの」としています。

日本特使の派遣

韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が、今月22日に行われる天皇陛下の「即位礼正殿の儀」の出席に先駆け、秘密裏に日本特使4人を派遣していたことが分かりました。

報じた中央日報によると7日、李洛淵(イ・ナギョン)首相と親しい議員14人が参加したソウル首相公邸での夕食会で、議員のひとりが耳打ちし、「日本に特使が行ってきただろう」と問うたところ、「なんと、それをどのように知ったのですか、秘密なのに」と驚いて答えたとのこと。その議員が掴んだ情報によると、「皆知っているほどの有名人を含めた韓国政府高位要人4人が密かに日本を訪問」し、「GSOMIA問題もすべて解決して整頓しようという次元で派遣した」ということです。李首相は特使名などには口を閉ざしながらも「文大統領の訪日が一番良いが、水面下の話がうまく行かない」と匂わせているようです。

急ハンドルは効かない

今回の李洛淵(イ・ナギョン)首相の訪日は、韓国メディアも期待していて、中央日報では「天皇即位式で拍手だけして手ぶらで帰ってきてはいけない」、朝鮮日報では「文在寅大統領の対日メッセージを伝える「特使」の役割を果たす」など、一様に日韓関係改善のきっかけとしたいとしています。

本日の検察改革案の成立で国内重要課題は落ち着いたとの思いと、チョグク氏の法相任命が招いた文政権への不信任感が急速に高まったこと、韓国経済のもともとのファンダメンタルズの弱さに加え、反日、不買運動などで具体的な悪影響が大きく出てきているなどのことから、このままでは政権を維持できないと感じ、急速に日韓関係の改善に動き出した可能性があります。

2020年4月15日に行われる第21代国会議員選挙で負ければ、文政権のレームダック化は免れません。先日まで嫌がらせしてきた人が、いきなり友達だよね、なんて言われたら、ちょっと薄気味悪いですね?

コメント